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民主主義についての再考

1 紹介と各情報の共有

1.1 選挙の時期

第十五条 公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。
 すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。
 公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。
 すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない。

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第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

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1.2 民主主義への批判(プラント哲学からの視点)〈日本語訳付き〉

 民主主義は、すべての人々に平等な代表と権利を提供し、すべての人々が社会の発展に貢献するための手段を提供する政府の形態に最も近いものです。
 しかし、古代ギリシャの最も偉大な哲学者の一人であるプラトンが民主主義を好まなかったことは周知の事実です。彼は民主主義は機能しないと信じていました。あるいは、『共和国』で正確に述べられているように、「民主主義は魅力的な形の政府であり、多様性と無秩序に満ちており、平等と不平等にある種の平等を分配している」。
 さらに、『共和国』では、彼は理想的な政府が似ているべきだと彼が想像したものを提案します。プラトンの提案のすべてが民主主義に理想的または適用可能というわけではありませんが、政府の地位を向上させるために学び、適応できるものは確かにいくつかあります。世界中での最近の進展により、私たちが民主主義をうまく管理し、世話をしていないことは自明のはずです。     
 では、プラトンは政府の一形態としての民主主義においてどのような欠点を見つけたのでしょうか。なぜ私たちの惑星がこれまでに知った最も偉大な哲学者の一人が、民主主義のようにではなく、人類の歴史の中で最も古代の民主主義の一つに住んでいたのですか?そしてもっと重要なことは、プラトンと彼の共和国からどのような教訓を学ぶことができるでしょうか?

1.3 日本国憲法(前文)

昭和二十一年憲法 日本国憲法 前文
 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
公布日:昭和二十一年十一月三日

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2 緊急の新拙作

2.1 お知らせ

 皆さんこんばんは。七月に入り、初夏と梅雨が本格的に始まる時期となります。健康を第一にしつつ、残りの半年を過ごしていきましょう!

 そして、後述の拙作の執筆のために、本日の拙サイトの更新を明日にまた再び延期いたします。度々の変更を、どうかご了承下さいませ。明日から、複数の体系的な記事を公開いたします。日本の近現代の労働問題に関する深い記事となっておりますので、宜しくお願い致します。

2.2 新拙作『律民 草の根民主主義と参政』

 前述の通り、もうすぐ選挙の時期であり、そして明日に公開いたしますが、様々なニュースを読んだ結果、こよなく愛する我が第二の祖国日本における、政治に対する国民意識や参政意欲等の低さに、学術的や公共的な見解の少なさ等を改めて痛感いたしました。
 そこで、まだまだ不徳で浅知浅学の者であり、そして、参政権を有しない移民の身である自分ではありますが、一人の準市民・準公民・準国民として、公共心・忠誠心・愛国心等を以て祖国に貢献したいという志を以て、以下の短編の政治哲学書を著述します。

 短編の拙作であり、これから著述して完成させて、すぐさま出版の手続きをも行います。

3 結語

 日本国憲法の三大原理としてしばしば挙げられるのが「国民主権・基本的人権の尊重・平和主義」ですが、思うに、権利は、憲法・政府・制度等から与えられるものであると同時に、自律・自発・自主して獲得しては、維持して、死守していくものでもあり、そして、尊重は、与えられるものだけではなく、自律・自発・自主して獲得しては、維持して、改善していくものでもあり、平和は、自律・自発・自主して獲得しては、維持して、死守していくものではないでしょうか?

ウクライナの軍事侵攻を続けるロシア軍部隊の一部が、首都キーウ近郊から後退した後、現地にBBCの取材陣が入り、ロシア軍に殺害されたとみられる民間人を含む13人の遺体を確認した。 黒く焼かれた遺体の中には、3月初めにこの路上でロシアの戦車に向けて両手を挙げて「子供がいる」と叫んでいたマクシム・イオヴェンコさんと、その妻クセーニャさんのものと思われる姿もあった。 取材したBBCのジェレミー・ボウエン中東編集長は、戦争犯罪の可能性があると指摘する。

ありがとうございます。心より感謝を申し上げます。