【2024年】年末年始を過ごす in ベトナム
ベトナムバイク旅21日目を更新しました!✅
今回は、200kmのバイク走行をほぼ割愛し、
ニンビン省の古都ホアルーでの景色がメインです!
Youtube▶︎▶︎https://youtu.be/2QUCLzJc-rI
皆さん、あけましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
ある年明けの日の様子を、
少しだけ書いてみようと思います。
全くベトナム感はありませんが、
あくまで気軽な日記としてお楽しみください!
◽️新暦
ベトナムは現在、政府や教育機関、
企業の日常業務、公式行事の多くは
新暦に基づいて行われます。
ただし、新暦での新年は、
主に都市部や西洋文化の影響が強い地域で
祝われることが多く、伝統的な行事としては
旧暦(旧正月)のほうが根強い影響力を持っています。
つまり、ベトナムでは、新暦の1月1日は、
まったく正月らしい雰囲気がありません。
◽️大晦日(おおみそか)
⭐︎材料
こじんまりと年越しパーティーをします!
今回はスーパーで材料を揃えました。
貝や魚、豚肉、野菜と盛りだくさんです。
⭐︎ホコハゼ
ホコハゼです。
ベトナム語では「カー・ケオ」と呼ばれています。
焼きやすくするために、一匹ずつ串に刺します。
ホコハゼは、尖った小さな歯がたくさんあり、
体が小さい割には、怖い顔つきをしています。
⭐︎豚のおっぱい
本当はヤギのおっぱい(チチカブ)が好きですが、
豚のおっぱい(チチカブ)が売っていました。
サテ(ラー油)を加えます。
今回は、サテトム(海老風味のラー油)にします。
生のレモングラスがなかったので、
代わりにレモングラスのパウダーを使います。
発酵豆腐を入れます。
500gに対して2切れが適量ですが、
美味しそうだったので、4切れ全部入れました。
発酵豆腐には豆腐が入っていますが、
その中のソースは今回使いません。
煎った白胡麻を加えます。
結構たくさん入れましたが、
それを打ち消すのが発酵豆腐です。
牛乳を加えます。
本当は無糖の牛乳が良いですが、
砂糖控えめの牛乳が既にあり、それを使います。
⭐︎タニシ
処理済みのタニシを買いました。
本当は殻付きが欲しかったですが、
市場でないと難しいですね。
⭐︎タレ
粗塩と唐辛子を混ぜます。
粗塩は海水を蒸発させて作られ、
結晶が大きめで粒が粗い塩です。
ネギと油を鍋に入れて、少し揚げます。
このネギ油は、貝を焼くときによく使います。
⭐︎焼く準備
テーブルに材料を並べます。
重ねることができるタイプで、
ここでは、2層と5層のものがあります。
広げると、かなりの量になりますが、
色んな具材があって見ているだけでも楽しいです。
炭の準備をします。
ココナッツチャコールを使うので、
煙があまり出ません。
⭐︎飲む準備
スーパーでお酒を買い足します。
普段は日本産の梅酒を飲んでいますが、
たまたまベトナム産の梅酒を見かけたので、
今回は試しに飲んでみます。
味は普段飲んでいる梅酒に似ていますが、
少しアルコールが強めに感じます。
おそらく梅に漬けたばかりで浅い状態です。
日本産とベトナム産の梅酒、
どちらもアルコール度数は15度でした。
この梅酒は、ハリコと言う会社が作っています。
小さなグラス(おちょこ)に注いで、
少しずつ楽しむのが好きです。
⭐︎実食!
魚を焼きます。骨まで食べることができます。
何もつけなくても美味しいですが、
焼き上がった後に作った塩をかけると、
さらに美味しくなります。
タニシとチチカブを焼いています。
タニシにはネギ油を加えます。
身はコリコリしていて、
先ほど作った塩をつけて食べると、美味しいです。
深い器に水と生姜を入れて、
タニシを茹でるのも美味しかったです。
夜になって、写真が全く見えないですね。
◽️元旦
⭐︎飾りつけ
新暦01月01日の雰囲気はこんな感じです。
壁の飾りはまだクリスマス仕様のままで、
正月の飾りは一つもありません。
⭐︎お粥
年が明けた次の日、つまりお正月です。
昨日は約13時間の飲み会をしていたので、
今日は睡眠不足と二日酔いです。
昼ご飯にはお粥を食べ、
発酵豆腐のタレ部分も入れてみました。
意外と美味しくて、
発酵豆腐があればもっと美味しいです。
⭐︎ホビロン
孵化直前のアヒルのゆで卵を食べます。
中身の写真は載せませんので、ご安心ください。
夜食としてよく食べます。
⭐︎お酒
梅酒を買いました。
1本目は、氷を入れずロックで飲んでいましたが、
2本目は、1:1のソーダ割りで飲んでみます。
瓶がすぐに空いてしまいますね(笑)
◽️正月二日
⭐︎飾りつけ
2日目になり、
お正月らしい飾り付けがされていました。
⭐︎鑑賞魚
魚屋さんに行きます。
食べるためではなく、育てるための魚です。
元旦であれば、正月休みの企業が多いですが、
お店は基本的に営業しています。
今回はたくさんの熱帯魚を買いました。
袋の中も含めて、10匹以上います。
新しくリニューアルした水槽で、
みんな仲良く暮らします!
ベタのメスだからこそできることです!
ベタのオスたちは個室で飼っています。
水槽の数が足りないまま、先に魚を買ってしまい、
梅酒の瓶やガラス容器で代用しています。
我が家の帝王、フラワーホーン!
昔はこの水槽の穴を行き来していたのに、
今では頭すら、穴より大きくなってしまいました。
⭐︎カイコのサナギ
蚕(かいこ)の蛹(さなぎ)です。
レモンの葉をくるくる巻いて、切るのがコツです。
1番好きな料理です...は言いすぎかな?(笑)
こちらは、えび風味の焼きライスペーパーです。
胡椒がかなり効いて、スパイシーな味わいでした。
食感はパリパリとしたせんべいのようです。
⭐︎ソフトクリーム
普段通らない道を歩いていたら、
なんとソフトクリームを無料で配っていました!
正月早々に、ラッキーなことがありました!
2日後にカフェがオープンするそうです。
⭐︎AFFカップ(サッカー)
街中でサッカーの中継が聞こえたと思ったら、
AFFカップ決勝第1戦、ベトナム対タイの試合でした。
結果は2-1で、ベトナムが27年ぶりに
自国のホームでタイに勝ち、
スン・ソン選手が2ゴールを決めました。
◽️カウントダウン
ベトナムの主要都市では、
カウントダウンイベントがありました。
人混みが苦手なので、ライブ中継で
プロジェクターの大画面で見ていました。
ホーチミン市のトゥーティエムのステージで、
ミータムの歌で、年越しを迎えようとしたとき、
親から連絡があり、
携帯とプロジェクターがつながっていたため、
ライブ放送を一時中断して親と話しました。
ちょうど23:59のタイミングでしたが、
親との会話が15分ほど続いた後、
ライブ放送を巻き戻して、
改めて、カウントダウンを楽しみました。
カウントダウン1分前の電話には驚きましたが、
日本とベトナムの時差は2時間なので、
親がわざわざ起きてくれたのかなと思いました。
朝に神社に初詣に行くと言っていました。
初詣や屋台、花火、浴衣が羨ましいですね…!
◽️感想
今回の年越しパーティーは、とても良かったです。
今度は、チチカブの味付けを、
生のレモングラスを使いたいですね。
もしくは、臭豆腐をつけダレ用にして、
牛乳だけでチチカブを漬けるのもいいですね。
毎年、年越しやイベントの際には、
牛タンやうなぎの蒲焼、
焼き鳥パーティーなどを楽しんでいました。
記録に残すことで、思い出がより印象深くなります。
楽しい思い出は心に残っていますが、
細かな感情や出来事は、
鮮明に覚えているわけではないと感じます。
特に、寝てしまうと、
嫌なことを忘れてしまう自分には、
思い出さえ、すぐに忘れてしまいます(笑)
ベトナム語で「金魚頭」と周りからよく言われます。
◽️ホコハゼの話
ホコハゼは、主にベトナム南西部の
メコンデルタ地帯に生息しており、
特にソック・チャン、バク・リエウ、カ・マウ、
キエン・ザンなどの地域でよく見られます。
特に、汽水域の池(ラグーン)で生息しています。
ホコハゼは泥の中に生息し、
巣穴を掘って生活します。
また、ホコハゼは塩田でも飼育されており、
繁殖シーズンは4月から9月までです。
人工環境(施設や水槽)での繁殖に関する研究は、
まだ十分な成果を上げていないと言われています。
ホコハゼは、鍋料理や煮込み料理、
塩辛焼き、干物などに使われます。
その独特の風味、白身、高い栄養価が評価され、
ベトナムで非常に人気があります。
◽️タニシの話
ベトナムには主に2種類のタニシが生息しています。
在来種の黒タニシ/和名なし(学名: Pila conica)と、
外来種のスクミリンゴガイ/俗名ジャンボタニシ
(学名: Pomacea canaliculata)です。
※黒タニシには和名が存在しないため、仮称で表記
この外来種は、1985年から1988年にかけて
南米からベトナムに入ってきましたが、
農業に深刻な影響を与えました。
現在、スクミリンゴガイは養殖禁止となっています。
黒タニシの卵は白色で、
スクミリンゴガイの卵はピンク色です。
通常、食用としては黒タニシが使われますが、
外来種のスクミリンゴガイは価格が安く、
また手に入りやすいため、
一部の店舗ではこちらも提供されています。
◽️テトという単語
「テト」と言えば、旧正月を指すことが多いです。
ベトナム最大の祝祭「テト」(Tết Nguyên Đán)は、
旧暦の1月1日に行われる旧正月です。
「テト(Tết)」という単語には、旧正月の意味はなく、
他の祝祭やイベントにも使われます。
例えば、中秋節は「Tết Trung Thu」と呼ばれ、
その他の祭りでも「テト」という言葉が使われます。
つまり、「テト」という単語は、
「お祭り」や「祝日」を意味します。
ベトナム語での会話の中で、
どちらのテトを指すかがよく話題になります。
旧暦の正月を指したいときは、
「テト・タ」や「テト・アムリック」と言います。
一方で、新暦の正月を指すときは、
「テト・タイ」や「テト・ズーンリック」と区別します。
◽️まとめ
ある年末年始の日常を書いてみました。
2024年もあっという間に過ぎ去り、
いよいよ2025年がスタートしました。
今年も多くの方々に支えられ、
充実した一年を過ごすことができました。
本当にありがとうございました。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
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Youtube▶︎▶︎https://youtu.be/2QUCLzJc-rI
改めまして、
最後まで読んでいただき、
みなさん、本当にありがとうございます!