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2021年2月の記事一覧

【飼い主向け】猫にカフェインは危険!カフェイン:ココア、チョコレート中毒の症状、治療法とは?!獣医師が解説!

【飼い主向け】猫にカフェインは危険!カフェイン:ココア、チョコレート中毒の症状、治療法とは?!獣医師が解説!

猫がチョコレートを食べてはダメと言うのは有名で、知ってる飼い主も多いんではないでしょうか。

チョコレートの中には中毒で有名なテオブロミンが含まれています。

それと同時にチョコレートには、カフェインも含まれています。

他にカフェインを含むコーラ、緑茶、コーヒー、紅茶などがあります。

猫がチョコレートを食べたり、コーラ、緑茶、コーヒー、紅茶を舐めてしまった。

カフェイン中毒を起こした時の症状

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【飼い主向け】猫にアボカドは危険!アボカド中毒の怖さとは?!獣医師が解説!

【飼い主向け】猫にアボカドは危険!アボカド中毒の怖さとは?!獣医師が解説!

猫にアボカドをあげてもいいの?

猫がアボカドを食べてしまった。

アボカド中毒を起こした時の症状、対処法、治療法、致死量を知りたい飼い主へ。

当記事では、猫がアボカドを食べてしまった時に起こる症状、病態、対処法に至るまでをまとめました。

限りなく網羅的にまとめましたので、アボカドが猫に与える影響をご存知でない飼い主は是非ご覧ください。

病気について直接聞きたい!自分の家の子について相談した

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【飼い主向け】愛犬、愛猫がカエル(蛙)を食べる!?舐める!?カエル中毒とは!?【分かりやすく獣医師が解説!】

【飼い主向け】愛犬、愛猫がカエル(蛙)を食べる!?舐める!?カエル中毒とは!?【分かりやすく獣医師が解説!】

夏に散歩した時、愛犬、愛猫が草むらに入ることは多いのではないでしょうか?

草むらの中にはどんな生き物が潜んでいるか分かりません。

その後に、足を痛がったり、何処かを痒がったり、赤くなっていたり、腫れたり、いろんな症状が出ることがあります。

そんな時は、カエルを舐めたり、食べちゃってることがあります。

犬の散歩中の行動が気になる、犬、猫が散歩後に痛そうにしたり、痒がった経験がある飼い主様は実

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【飼い主向け】愛犬、愛猫がハチ、アリに噛まれた!刺された!【分かりやすく獣医師が解説!】

【飼い主向け】愛犬、愛猫がハチ、アリに噛まれた!刺された!【分かりやすく獣医師が解説!】

夏に散歩した時、愛犬、愛猫が草むらに入ることは多いのではないでしょうか?

草むらの中にはどんな生き物が潜んでいるか分かりません。

その後に、足を痛がったり、何処かを痒がったり、赤くなっていたり、腫れたり、いろんな症状が出ることがあります。

そんな時は、ハチやアリに噛まれたり、刺されたりしていることがあります。

犬の散歩中の行動が気になる、犬、猫が散歩後に痛そうにしたり、痒がった経験がある飼

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【飼い主向け】愛犬、愛猫がヘビに噛まれた!?ヘビ中毒とは!?【分かりやすく獣医師が解説!】

【飼い主向け】愛犬、愛猫がヘビに噛まれた!?ヘビ中毒とは!?【分かりやすく獣医師が解説!】

夏に散歩した時、愛犬、愛猫が草むらに入ることは多いのではないでしょうか?

その後に、足を痛がったり、何処かを痒がったり、赤くなっていたり、腫れたり、いろんな症状が出ることがあります。

そんな時は、ヘビに噛まれた可能性があります。

犬、猫の散歩中の行動が気になる、犬、猫が散歩後に痛そうにしたり、痒がった経験がある飼い主様は実は多いのではないのでしょうか?

当記事では、ヘビに噛まれた時の作用機

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【飼い主向け】愛犬、愛猫がクモに噛まれた!?クモ中毒とは!?【分かりやすく獣医師が解説!】

【飼い主向け】愛犬、愛猫がクモに噛まれた!?クモ中毒とは!?【分かりやすく獣医師が解説!】

夏に散歩した時、愛犬、愛猫が草むらに入ることは多いのではないでしょうか?

その後に、足を痛がったり、何処かを痒がったり、赤くなっていたり、いろんな症状が出ることがあります。

そんな時は、クモに噛まれた可能性があります。

犬、猫の散歩中の行動が気になる、犬、猫が散歩後に痛そうにしたり、痒がった経験がある飼い主様は実は多いのではないのでしょうか?

当記事では、クモに噛まれた時の作用機序や症状、

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猫にマカデミアナッツは危険!マカデミアナッツ中毒の怖さとは?!獣医師が解説!

猫にマカデミアナッツは危険!マカデミアナッツ中毒の怖さとは?!獣医師が解説!

マカダミアナッツは、マカダミアナッツ中毒という病名があるほど、中毒を起こしやすい食べものです。

猫がマカダミアナッツを食べてしまった場合、食べて数時間後に中毒症状を起こし、重度の中毒になると死亡してしまうこともあります。

ナッツ類のなかではマカダミアナッツが一番危険といわれていますが、他のナッツもあげていいわけではありません。

基本的にナッツ類は高カロリーで油分が多く、消化不良を起こしやすい

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猫に人の市販薬、鎮痛薬は危険!ロキソニン中毒の怖さとは?!獣医師が解説!

猫に人の市販薬、鎮痛薬は危険!ロキソニン中毒の怖さとは?!獣医師が解説!

ロキソニンは成分をロキソプロフェンナトリウムといい、プロピオン酸系の系抗炎症薬(Non-steroid antinflammatory drug:NSAIDS)の1種です。

ヒトでは消化器に対する副作用が少ないです。

しかし、犬、猫では安全域が狭く、小動物領域では処方されることはなく、誤食による中毒がほとんどです。

○ペットに害を及ぼした危険なお薬トップ10

ASPCAが2007年にペット

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猫に人の鎮痛薬は危険!アスピリン(アセチルサリチル酸):バファリン中毒の怖さとは?!獣医師が解説!

猫に人の鎮痛薬は危険!アスピリン(アセチルサリチル酸):バファリン中毒の怖さとは?!獣医師が解説!

サリチル酸塩を含む多くの鎮痛薬、抗炎症薬、解熱薬、止瀉薬は、非ステロイド系抗炎症薬(Non-steroid antinflammatory drug:NSAIDS)の1種で一般医薬品として販売されていいます。

アスピリン(アセチルサリチル酸)はその他の鎮痛薬(カフェイン、パラセタモール)と混合して使われることもあります。

その他のサリチル酸誘導体、例えばメチルサリチル酸も局所の抗炎症性鎮痛薬と

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猫がダイエット薬飲んじゃった!アンフェタミン中毒の怖さとは?!獣医師が解説!

猫がダイエット薬飲んじゃった!アンフェタミン中毒の怖さとは?!獣医師が解説!

アンフェタニンはダイエット薬、ナルコレプシーや活動亢進の治療に使われる薬剤です。

また、注意欠陥多動性障害(ADHD)やナルコレプシー(睡眠障害のひとつ)の治療に用いられる薬剤です。

○ペットに害を及ぼした危険なお薬トップ10

ASPCAが2007年にペットが間違って処方薬や一般用医薬品を飲んでしまった89000事例を調査した結果です。
数が多い順ですが、

消炎鎮痛剤
抗うつ剤
アセトアミ

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