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20代の部下は宇宙人【承認欲求理解】

こんばんは。タブリスです。投稿が遅くなってしまいました。

今日の記事は前回の記事の続きとして【承認欲求の理解】についてお話をさせて頂きたいと思います。

上司の方、又は同僚に対してどうなって欲しいのか?昇進させたいのか?給料を上げて上げたいのか?言われたことをして欲しいのか?もっと頑張って欲しいのか?自発的に行動して欲しいのか?などなど、働く環境の中で色々な感情を持って日々お仕事をされていると思います。しかし、この様に考えていても相手が必ずしも同じ考え方や欲求を持っているとは限りません。なので、まずは理解する事が必要です。

承認欲求の理解とは何か・・・それは他者が何に関心を寄せているかを?を知る事です。

今から1万円の使い方を何個かあげますのでアナタが何個共感出来るか数えてみてください。

1、パチンコに1万円使う

2、競馬に1万円使う

3、昼食に1万円使う

4、携帯ゲームに1万円課金する

5、VTUVERに1万円投げ銭する

6、ハンドクリームに1万円使う

7、オンラインサロンに1万円使う

8、積み立てNISAに1万円積立する

9、香水に1万円使う

10、お茶碗に1万円使う

他にも例を挙げたらキリがないのでとりあえず10個挙げさせて頂きましたが、この中で何個共感出来ますか?

0個の人もいれば10個全て共感出来る方もいるかもしれません。ここで大事な事は、共感出来る出来ないよりも【否定しない】事が重要となります。人は自分が知らない物や分からない物、共感出来ない物を否定してしまう傾向にあります。しかしながら、人の興味がある物や大事にしている物、大金を払ってでも得たい体験や経験という物は人にそれぞれ違います。

身近な物に例えるとパンを焼くトースターの相場は3,000円〜5,000円前後ですが、バルミューダという会社が販売しているトースターは35,000円前後します。それでもこのトースターを買う人がいるという事はそこに【価値を見出している】からです。もちろんトースター以外にも値段がピンキリの商品などいくらでもあります。これと同じ様に人によって1万円の使い道が人によって違う事は、その1万円を払う価値があるとその人自身が感じて使用しているので、自分が共感できないからと否定してしまうと否定された側は、自分の考えや価値を認めてくれない人なんだ感じ、思いアナタへのイメージは最悪になります。普段の会社でのコミニュケーションでも思い当たる節がある方は多いのではないでしょうか?

これも承認欲求の一つです。自分が大事にしている物や価値観を理解してくれる人を人は好みます。職場の上司や同僚又は友人に否定されたとしても世の中には同じ価値観の人は存在している、SNSでも繋がりやすい時代の中ではアナタに理解されなくても困らない、理解してくれない共感してくれないアナタに歩み寄る必要は無いと思うわけです。自分が理解出来ない事や共感出来ない事でも否定せずにまずは知る事を始めてください。

話し方や理解の仕方の例としては、

お茶碗→自分のは安物だけどやっぱり高いお茶碗は味とか変わるの?

ゲーム→課金したくなる様なゲームにまだ出会えてないんだけど、そんなに面白いのがあるの?ちょっと教えてよ

VTUVER→そんなに応援したくなるくらい面白い人なんだね、今度見てみようかな

オンラインサロン→自分も勉強したいと思っているんだけどなかなか踏み出せなくてさ、オンラインサロンってやっぱり勉強になるの?

などなど、1万円を使う価値を何処に見出しているのか?その人が何を思って投資しているのか?どんな体験を得ているのか?喜びを感じているのか?を理解しようとする事が大事です。この人は自分を知ろうと、理解しようとしてくれていると相手がそう思う事で、関係性も大きく変化し否定されないというだけで安心感も芽生えます。

そんな事をする必要があるのか?もっとマシな事に1万円を使う様に伝えた方が良いのではと思うかもしれませんが、そもそもお金の使い方でマシな使い方ってあると思いますか?世の中は無駄な物だけで構成されており、無駄な事が人生を彩っています。本当に無駄を省くなら【高い洋服・アクセサリー・水以外の飲み物・ファーストフード・娯楽・乗用車・広い家】など全てが無駄とも言えます。ただ生きていくだけなら、【水・寝床・必要最低限の服・家から出ない・TVや携帯が無い】こんな生活になります。

人生を彩る為に無駄がありふれていて、どの無駄に価値や満足を感じるかが人それぞれあって、それを得る為に対価として時間やお金を支払う。価値観を否定する事は【人生を否定する】のと同意義です。重く捉えすぎと思われるかもしれませんが、自分の大事にしている事や物、人、考え方を否定されて良い気分になる方はいませんよね?なので、度々お伝えしていますが否定する事をしてはいけないのです。

ビジネスが多種多様且つ変化が早すぎる時代の中で何に人がお金を使っているのか?を紐解いていく事で自社に取り入れられるアイデアが出てくる可能性もあります。不特定多数のアンケートやマーケティングも重要ですが、まずは足元である自社の従業員達が現状どの様な物に価値や意味を見出しているのかを知る事が思わぬ解決策に繋がったり、副業を考えている方には新しいビジネスを発見の糸口にもなります。

【20代の部下は宇宙人】の最初の記事に書かせていただいた、

言っても動いてくれない・やる気を出してもらえない・話をちゃんと聞いてもらえない・話を受け止めてもらえない・成長のさせ方が分からないなど現状感じている方もいると思いますが、まずは相手が何に価値を見出すのか?大事にしているのか?どんな承認欲求を持っているのか?を知る事がまずは土台であり第一歩となりますので、仕事に関係ないと思われるかもしれませんが、人となりを知らずにコミニュケーション、意思疎通は図れません。まずは同僚・部下・上司を知ることから始めてみてください。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

次回の投稿では、承認欲求を理解した後にどうコミニュケーションを取り仕事に活かしていくのか、結びつけていくのか?の記事を書かせて頂きます。

次回の記事もご覧頂けると幸いです。

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