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【消化力】

以前暖炉の火の付け方を教えて
もらったとき、その順番は
1番下は新聞紙、
その次に小さな焚き付け用の木材
その上に小さめの薪を
置いてました。

新聞紙に火をつけるとあっという間に
燃えてなくなりますが
その火が焚き付け用木材に移り
ちらちら燃えるようになると
それが薪に火を移し
ゆっくりと安定した火が継続し
そこから大きめの薪を加えていきます。

大切なのは適切に乾燥してる薪
であること。水分が残ってれば
ぐずぐずで火はまわらないし
多量の薪をいれたら
火がつくには時間がかかる。

そしていくら燃やすものが
あっても火は自分だけでは
大きくならないのです。
そこには風が必要で、
沢山風を送れば火は轟々と
燃え広がり、
風量を抑えれば火は
チロチロとしか燃えません。

暖炉の火を見てると
体内で行われている消化も
まさにこのことだと納得します。

消化力を火として置き換えてみると
適量の風(ヴァータ)がないと
火(ピッタ)は消えてしまうし
水分(カパ)や量の多い薪(食べ物)は
なかなか火がつかず、ましてや
不完全燃焼なら煤(アーマ)だらけに。

それを放置すると煙突内(消化管)に
こびりついた煤やタールに火が燃え移り、
住宅火災(病気)が発生する
恐れがあります。

暖炉にうまく火をつけるには
薪の質や量とタイミング、風量が大切で
これを人の身体に当てはめるならば
食べ物をうまく消化させるには
食べ物の質や量とタイミング、
それを動かすヴァータを整えることが
大切だと言えます。

最初の焚き付け用に火が回るために
長めに火が継続する着火剤など
あるとより良いですが、
これはギーなどがそんな役割を
してくれます。油が火を強めるように
ギーが消化の火をたたせてくれます。

それでも長年の溜まった煤が
ある場合は煙突掃除が必要で、
人間の体ならばパンチャカルマという
大掃除が当てはまります。

年末年始でたらふく美味しい食べ物を
食べました。消化の火がくすぶっている
可能性がだれしもあります。

だからこそ無病息災を祈って
新しい息吹の七草と消化に優しい
お粥を食べる風習があるのは
摂理にあてはまってます。

体の中の暖炉をうまく燃え立たせて、
消化をスムーズに進めて
煤を溜めないように過ごしましょう☺️

これが花粉症にも関わってきますよ。
花粉症のお話はまた今度😊

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文章:ちこ

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