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生活習慣病からの生還~⑥確信~

こんにちは!
いよいよウォーキングが習慣となり体力的にも、身体への負担の軽減という側面から見ても、自信を深めてきた2021年のゴールデンウィーク、意を決して大きな目標を立て、いざその時を迎えました。
自信を確信に変える旅立ちです。

「江戸川を南下して海まで歩く」
「GWの5日間で100km歩く」
1つ目の目標はざっくりしたもので、帰路に関してはその時の状況次第という感じではありますが、その目的地の候補として挙げたのが『ふなばし三番瀬海浜公園』
そして、2つ目の目標はより具体性を持っていて、5日間で100km歩くというもの。
4月に30km/日を歩いた事で手にした自信を確信に変えるべく、意気揚々とGWを迎えました。1日は原付の保険の更新手続きで草加市まで片道+α(約19km)。2日は区内で買い物がてら軽く済ませ(約14km)早めに就寝。
そして決行日である5月3日。どうせなら江戸川越しに昇る朝日を見ようと画策し、午前3時半には自宅を出ました。真っ暗な街中を東へ抜けて、若干日の出からは遅れてしまったものの、6号線の新葛飾橋を登ったら、飛び込んできたのがこちら。

常磐線の鉄橋越しに昇る朝日🌅

鮮やかな朝焼けと、差し込む温かい陽光、そしてよく見ると橋桁のところで反射する朝日…。
ただただ綺麗でした。着く前は時間ギリギリな事もあって焦りもあったけど、この光景を見たら、今日1日頑張って歩けると思いました。
この日のルートは最初は東京側、柴又を通過するイメージで江戸川を南下し、その後市川橋を渡って更に進むという感じです。
道中、遠くに富士山とスカイツリーが同時に見えたりして(写真紛失しました😭)、何だか得した気分になって、足取り軽くスイスイと進んでいきました。
そしていよいよ海が近くなってきた高谷JCTを過ぎると、そこから先は倉庫になっていて進めず😂
荒川の場合、以前の投稿でも書いた通り海まで0kmのところまで行けたのですが、こちらはその手前までになったので、そのまま二俣新町方面に進み、そこから南下して、ついにたどり着きました。
ふなばし三番瀬海浜公園へ。

初夏の爽やかな蒼空と目の前に広がる海の様子

到着は9時頃だったと思います。この時点で歩行距離は25km。
それ以上歩いたこともあるからまだ平気だけど、片道でこれだけ歩いたのは、ちょっとした達成感を得られました。
海岸まで行くと、まだ閑散としていたけど、早くから来ている家族連れの人たちが潮干狩りを楽しんでました。そこで休憩を兼ね、ただただ静かに海を眺めながら、しばらくはボーッと潮の香りや波のせせらぎに身を委ねていました。5月頭とはいえ、海岸付近は風もあって、少し肌寒かったのを覚えています。どれくらい佇んでいたのか、次第に潮干狩りに興ずる人が増えてきて賑やかになってきたところで立ち上がり、海岸線を散策。

遥か先に見える富士山🗻
陽光に照らされる波が綺麗でした
綺麗な縞模様の貝殻𓇼𓈒𓐍𓈒𓂂𓏸
本日のお土産です(笑)

その後は公園内に入り、展望台へ

どこまでも広がるような広大な景色が最高👍

せっかくなので、設置されてる望遠鏡で四方を眺めたりしながら、景色を楽しんでいるとそろそろ昼時(11時半頃)となり、帰りの事も考え、公園を後にして、元来た道を引き返すことに。
ただ、全く同じルートを通るのも面白くないので、帰りは逆に反対側を通ることにしました。先に東関東自動車道沿いの歩道を歩いて江戸川を渡り、妙典から江戸川水門を抜けて篠崎へ。時刻は14時近く。どこかで食事したいと思っていたけど、ここに着くまでこれといった店も無かったので、漸くここで遅めの昼ごはんを取り、更に意気揚々と歩きだします。そして朝に江戸川を渡った市川橋へ。この時点で歩数計を見ると40kmを超えたところでした。
体力は十分あるのを確認し、ここまで来たらとことん真逆のルートを遠ろうと、再び江戸川を渡り、里見公園の周辺でついに42.195km(歩数計上は42.2km)、フルマラソンを超えました🏃‍♂️<🚶🏻
そのまま矢切を越えて朝日を眺めた新葛飾橋に到着。時刻は15時半を過ぎ、歩数計は46kmを超えていました。
限界まで歩くという程大袈裟に考えてた訳ではありませんが、朝日を眺めた地点に約10時間の時を経て戻ってきた事に感慨深さを覚え、感傷に浸っていました。そこから自宅まではまだ少し先。金町から電車という選択肢もあったのですが、ここまで来たからには家まで歩こうと思い、気持ちを新たに歩きだします。
そして家まであと少しという所で、漸くというか、ここに来て足の裏や脹脛に軽い痛みを覚えてきました。でもこの時点で交通機関を使う事も出来す、そのまま自宅近くのスーパーで買い物を済ませ、結局最後まで歩き切りました。

この日の最終的な歩行距離はこちら

以前「記録的に歩いたお話」という記事を投稿し、その日群馬県板倉町までの片道分となる63km歩いた話をした事がありますが、歩くのが完全に定着し、身体もその仕様に出来上がっている今と違い、まだ歩き始めて半年少しの状態です。

でも自分の限界近くまでチャレンジして、それを最後までやり切った。そんな自分を褒めてあげたい。心からそう思えるくらい、頑張りました。
「この先、もう自分はどこまでも歩いて行ける」
ウォーキングについて芽生えはじめていた『自信』が『確信』へと変わった1日だったと思うのです。
そして翌日…
昨日の疲れはやはり抜け切っていませんでしたし、それ以上に前日とは打って変わって気温が上昇し夏日となり、この日歩くのは流石にキツかったです。でも歩かないと、と思い何を血迷ったか、13時という一番暑くなる時間に家を出て(午前中はほぼ死んでました😂)、流石に今日は軽くにしておこうと思っていたのですが、中川に出て立石の方面に歩いていくと、前から気になっていた東立石緑地公園に到着。
中川自体がかなり蛇行を繰り返している河川なので、この時点で既に歩数計は10km超え。疲れていたはずなのに、公園に咲いていたマーガレットを眺めていたら、何だか力が湧いてきて、疲れは完全に吹き飛んでいました。

西陽に照らされるマーガレット@東立石緑地公園

結局そのまま帰りも元気に歩いてしまい(笑)、この日は約19km。
今となってはどうって事ない距離ですが、50km以上歩いた翌日に20km近く歩ける事に、またしても『自信』ではなく『確信』を深めることになり、そして冒頭でも書いた「GW期間に100km歩く」という目標を1日残して達成となりました。
連休最終日は午後から雨の予報だった事もあり、郵便局(本局)に行く用事があったので、その序に歩く事にして帰りは少し遠回り。最終的には雨が降り始めてきたので、そこから足早に帰宅し、この日は約12km歩行。
最終的にGW5日間で116km歩く事が出来ました。
何度か書いてきた『自信』を『確信』に変える5日間。意志が弱く、何をやっても中途半端だった私ですが、短期目標とはいえ、しっかりとその目標を立て、その通りに実行し、最後までやり切った。今でもずっとウォーキングを続けてこれているのも、この5日間があったからだと思っています。今ではストイック過ぎるとまで言われる程ですが、それもこの5日間が無ければ、どこかで自分に甘えて、昔みたいに頓挫してしまったかもしれません。
今回、記事を書くにあたり当時の事を振り返る為にInstagramやLINEの投稿を振り返ってみましたが、改めて見返してみると、懐かしさと共に当時の心境が蘇ってきて、胸が熱くなってきます。
春に蜂窩織炎により連続歩行記録は途絶えましたが、それでも完治してから再び歩き続けてこれているのも、94.5kgまで膨れ上がった身体が60kg前後まで絞り込めてきているのも、全てここから始まったと言っても過言ではありません。
この先、夏の猛暑で若干のペースダウンはするものの、決して歩みを止めることなく9月の健康診断まで走り抜けて、いや歩き抜けて行くことになりました。
次回は少し時間を早送りして、いよいよ1年の成果を見る健康診断編に進もうと思います。
我武者羅に突き進んだ先に何が待っていたのか。
それではまた(・ω・)ノシ

浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス
コスモスについては改めてまとめて投稿したいと思います

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