記録的に歩いたお話
こんにちは！
久しぶりの投稿になってしまいました。先月蜂窩織炎での療養、そして仕事復帰してからの激務とGWの推し事で多忙(？)だったので、間が空いてしまいました(言い訳)。
ここ2回は糖尿病に罹った話をしてきましたが、一旦その話題から離れて、今回は先日達成した嘘みたいなお話をしたいと思います。
嘘みたい、というのはつい先日GW初日の5月3日に歩いた距離の事。少し話は遡るけど、先日スマホの機種変をした時に、LINEの電話番号登録での友達追加で大学時代にお世話になった喫茶店のママから久しぶりに連絡が来て、話を聞くと福島を離れ、今は群馬県板倉町で娘さんとお店をやっていると。
思えば最後に会ったのは、その娘さんがまだ1歳の頃。凄く懐かしくなって、最初は4月頭に幸手市権現堂堤の桜を見に行くつもりだったので、そのタイミングで行こうとしたけど、3月末に蜂窩織炎に罹った事で断念。その後無事に回復した事で、GWを利用して会いに行く事にしました。
そこで考えたのが、どうやって行くか？
いや、普通は車や電車ってなるはずだけど、そこは自称ウォーキングのプロ(今初めて言いました🤣)。如何にして長い距離を歩こうかと思い、いくつかのパターンを考えました。とは言え昼前くらいには到着していたいという希望もあり、何処かの区間で電車を使う事は最初から計算に入れてました。
そこで、当日の行動です。
前日(2日)まで仕事していたので、その日の仕事が終わったら、ウォーキングせずに真っ直ぐ帰宅(新調したジーンズだけ引取りに行ったけど)。晩御飯を食べずにシャワーと洗濯だけして、すぐに就寝。23時前に起床し、食事とかの準備をして、12時少し過ぎに自宅を出ました。
自宅は都内なので、まず環七に出てから東武線に掛かる日光街道(国道4号～県道49号線)に入り、草加、越谷を通過。東武線の始発に乗って東武動物公園までは電車を利用するつもりだったので、その始発が動き出すまでに何処まで行けるかが勝負でした。先に行けば行くほど『帰りは楽になる』ので、理想は春日部だけど、せんげん台より先の武里か一ノ割を最低限の目標にとにかく早歩きで一心不乱に歩きました。そのおかげか、結果的には春日部まで歩けました。春日部発の始発(急行)に乗り、すぐ先の東武動物公園で下車して再び歩き出します。後は目的地まで行くだけ。
ところが、Googleマップの通りに真っ直ぐ行けば良かったのだけど、青毛堀川に入ったところで思わぬ足止め。なんと綺麗な花がたくさん咲いていたのです😍✨
他にも色々あったけど、川沿いの遊歩道が花で埋め尽くされていては、足を止めて撮影モードに入るのは確実です。これまでのペースが嘘みたいにゆっくりと歩いて、花を眺めた結果、タイムロスもそうだけど、それ以上にスマホのバッテリーがやばい事になりました💦
慌てて充電器を差し込み、もう一度ウォーキングモードに切り替えて更に北上すると、完全に住宅地を離れ、田園地帯となりました。
この辺りに来ると、コンビニはおろか自動販売機も無い。だいたいこういう時に限ってトイレに行きたくなったりするものだけど、幸い気温も上がってきて、コートを脱いでも少し汗ばむ陽気になってきたので何とか間に合い、利根川手前までたどり着き、その付近にあったコンビニへ。
用を済まし利根川を渡り、更に長閑な田園地帯を抜けると、いよいよ群馬県との県境付近へ。
ここまで来ると、もう目的地はすぐ近くです。
県道から公園を抜け時間は11時36分、ついに到着しました。0時10分に家を出て、電車に乗っていたのは僅か5分程度。トイレや春日部で電車を待っていた時間などを除いても、11時間近くは歩いていました。
扉を開けると、すぐ気づいてもらえました。大学時代の時点でややメタボな体型だったから、まず言われたのが「痩せたね！」
これはやっぱり嬉しかった(笑)。
そこからは昔話を楽しみながら、久しぶりにママさんの料理に舌鼓を打ち、娘さんも紹介して貰いました。写真の通りオシャレなメニューに、味も最高です。話を聞くと、野菜は自宅の畑で採れた完全オーガニックのものを使用していて、身体にいいものをコンセプトにしているとの事。量は結構あったけど、身体に優しい食事は本当に嬉しいです。
そして娘さんに最後に会ったのは前述の通り彼女がまだ1歳の頃。22年経ち、キッチンに立って齷齪と働いてる姿を見ると、何だか不思議な感覚に陥りました。そこでここまで来た話をすると、当たり前だけど驚かれました(笑)。
というか娘さんの第一声が「頭おかしいんじゃないの!?」いやぁ、ストレートな表現だ事www。しっかりと万歩計という動かぬ証拠を見せると早速写メを撮るあたり、さすが現代っ子って感じでした。
まぁ、病気になった経緯とか、当時の状況とか、そこから生活習慣を改善した話とかすると、納得してくれました。その後、色んなお客さんが入れ代わり立ち代わり入っては、齷齪と対応している二人。15時で一旦店じまいして休憩時間になるとのことで、少し落ち着いてお話出来るかなと思ったら、その頃に娘さんの彼氏さんが到着。何でも翌日館林市の多々良駅で『たたら夢市』というイベントがあるらしく、その準備でお手伝いに来たとの事。
泊まりがけで準備するらしく、手際よくテントを張って、その後娘さんと2人でお使いをしたりと、更に忙しそうにしてました。この彼氏さん、アウトドアが趣味らしく、4人くらい入れそうな大きなテントをものの数十分で建ててました。
2人がお使いや家の事をやりに出発すると、ママさんは近隣の人から分けてもらった蕗の下処理を始めたので、じっとしてるのも何だったから、手伝うことに。筋を取り終えた頃にはすっかり日が沈み、ディナーも今日は予約が入ってないとの事で、晩御飯で余ってるカレーを出してもらえました。
こちらのカレー、仕込みでミニトマトを5000個煮込んで作ってるとの事で、野菜の甘み、旨みがしっかりと溶け込んだ絶品カレーでした。
普段食べてるのは面倒くさくてレトルト中心なので、久しぶりに美味しいカレーを食べました。
と、同時に先程下処理した蕗を早速佃煮にして出して貰いました。でもこちらはアク抜きがしづらかったらしく、少し苦味が残るものに。
その後も少し雑談をして、19時近くになり閉店時間が迫ってきたので、ここで帰ることに。お土産にお弁当と梅干しをいただき、また来ますと色々お礼を言って別れを告げました。
4月に行くことが出来なかった権現堂堤、初秋には彼岸花が一面に咲き誇るらしいので、その頃にまた来ようかなと思ってます。
最寄り駅の板倉東洋大前で電車に乗り、南栗橋乗り換えで東武動物公園へ。ここで前述の敢えてカッコと太字で表した一文を思い出してもらいます。
この『帰りは楽になる』の趣旨は、行きで唯一電車を利用した区間(春日部～東武動物公園)を帰りに歩く事で、行きと帰りを合わせて片道分を歩いた事にするという、ある意味強引なこじつけです(笑)。
到着時間を問わなければ、直接向かってたのですが、イベント参戦などで時間に縛りがあったり、自己都合でも、この時間には着いていたいという希望があった時に、行きと帰りでルートを分けて片道分の距離を1日で歩くという事です。0時前に家を出るという選択肢もあるのですが、万歩計のリマインダーが0時で変わるのもあって、何とか1日の中で何km歩けるかというこだわりというか、都合もあり、こういう変則的な形を採りました。
あと、何故春日部ー東武動物公園区間にしたかというと、帰りが遅くなった場合、東武動物公園の先だと街灯も少なくなるので、夜道を歩くのは危険だと判断したからというのもあります。
とにかく行きと帰りを合わせてではありますが、東武動物公園～春日部まで歩いたことで、自宅から目的地までの最遠記録を大きく更新しました(それまでは幸手市)。これがその証明です。
余談ですが、この万歩計のアプリはずっと使っていたものだったのですが、機種変した時にデータが飛んでしまい、悔しくてアンインストールしたのですが、結果的に蜂窩織炎によって連続記録が途絶えてしまったので、5月に入ったタイミングで再度インストールする事にしました。
因みにGWのその後ですが、3日程ではないものの、しっかりとたくさん歩いてました。簡単ではありますが、どれくらい歩いたか記しておきます。
4日：32.89km【自宅～お台場(all at onceイベント)～豊洲】
5日：50.27km【自宅～八千代(京成バラ園)／幕張(all at onceイベント)～船橋】
※八千代～幕張と船橋～自宅は電車
6日：38km【自宅～平井運動公園(ポピー畑)～渋谷(all at onceイベント)～東京駅】
※東京駅から自宅まで電車
7日：18.5km【自宅周辺をウォーキングのみ(千住新橋～梅島～亀有周辺ルート)】
一昨年は100km目標で116km/5日
昨年は150km目標で151km/5日
流石に去年の150kmはキツかったので、これ以上は歩かないだろうなと思ってましたが、蓋を開けてみると、今年は203km/5日
嘘みたいな数字だと思いますが、実話です…。自分でもびっくり通り越して呆れていたり。先月前半が歩けなくて、復帰してからも無理はしないと決めていたので、5月に入ってリミッター解除したのと同時に、爆発した感じです。
ここからはまた仕事も忙しくなりそうなので、元のペースに戻して行こうかなと思っています。ただ、怪我する前に1日最低5kmのウォーキングを740日連続で達成しましたが、ここからは目標を改めて1日最低1万歩で今度は1000日超えたいと思っています。
長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。次は花の投稿をしようかなと思っています。連休中に見た雛芥子の花が綺麗だったので、その別名に対する悲しいお話を。
それではまた(･ω･)ﾉｼ
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