23年3月の米国金融市場を読み解く
シリコンバレーバンク、シグナチャーバンクが破綻し、にわかに不況入りのリスクが取りざたされてきた。2年国債の金利は急低下し、国債市場は不況入りを強く示唆するが、株式市場は未だ楽観的な水準にある。
以下のWSJの記事では債券市場は不況入りを示唆する一方、株式市場は楽観的である背景を分析している。ここでは3つの見立てを紹介しており、一つは債券市場が正しい可能性を、一方は株式市場が正しい可能性を、最後の一つは米国も日本と同様に、金融緩和によって市場システムが劣化したことを挙げている。