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同じ穴の狢…

2024年 7月11日(木)

昨日の景色…

昨日は…
大掃除デーでした…


〈気になる記事・後半…〉

斎藤知事のパワハラを告発した兵庫県元幹部が死亡 百条委員会出席で紛糾していたプライバシー問題

(記事本文抜粋…)

兵庫県の斎藤元彦知事(46)のパワハラなどを告発し、同県議会としては51年ぶりとなる百条委員会(地方自治法100条に基づく調査特別委員会)の設置につなげた元西播磨県民局長(60)が、7月7日に亡くなっていたことがわかった。自死とみられている。19日には証人として百条委員会に出席する予定だった。

***
とある県議会関係者が悔やむ。
「あと1日、待ってくれていたら……」  

7月8日午前9時半、百条委員会の緊急理事会が開かれ、そこで告発文とは無関係の資料について開示の要求をしないことが決議されたという。  

そもそも今回の百条委員会は、元県民局長の告発文に記載されている7項目の内容の真偽を確認するために設置されたものだ。それ以外の資料など、ハナから関係ないはずだ。 「ところが、関係のない資料の開示を求める動きがありました」

押収されたパソコン

「3月25日、県民局長が勤務する西播磨県民局に副知事と人事課長が乗り込みました。神戸にある県庁舎と西播磨県民局は100キロ以上も離れているのですが、そこへアポなしで訪れ、県民局長のパソコンを押収していったのです」  

パソコンには配布された告発文のデータが残っていた。県民局長はその内容について特に問われることがないまま、2日後の27日に局長を解任され、4日後の退職予定を取り消されたのだ。この処分について斎藤知事は「業務時間中に嘘八百含めて文書を作って流す行為は公務員として失格」と言い放った。ところが“嘘八百”とは言いきれない証拠が出てきたため、遂に百条委員会設置へと繋がったのだ。

「6月14日に第1回会合、27日に第2回会合が開かれ、いよいよ7月19日に証人として元県民局長に出席を求めることが決まりました。ただ、そこで彼のパソコンに残っている他の文書まで開示しようとする動きがあったのです」  

どんな内容のものだろうか。

「詳しくはわかりませんが、知事の不正とは全く関係のないもので、元県民局長にとっては他人に知られたくない、ごく私的な内容だったそうです」  

前述の通り、百条委員会の目的にそぐわない内容なら開示する必要はない。

維新会派の反対

そうした動きがあることが元県民局長にも伝わったようです。そのため彼の代理人が県人事課に、プライバシーに関わる資料については十分に配慮するよう申し入れた。ところが、人事課は開示に支障があるなら百条委員会に申し入れるように言ってきたそうです。あらためて代理人は百条委員長宛に、調査目的以外の資料は開示しないよう申し入れたのです。それでも一部の知事に近い県議は、黒塗りもせずに文書を出させようとしていた。元県民局長はかなりナーバスになっていたと人づてに聞いていましたが、だからといってこちらも大丈夫とは軽々しくは言えませんでした。その資料がどんな内容なのか、それがどう使われるのかもわからなかったからです」

そのため緊急理事会が開かれ、告発文とは無関係の資料について開示の要求をしないことが決議された。だが、元県民局長はその前に死を選んでしまったのだ。

一体何のために百条委員会とは無関係の資料を求めたのか、そして、それを求めたのは誰なのか――。

「元県民局長の個人攻撃をすることで、告発文が信用できないものとしたかったのかもしれません。それが誰によるものかは言いませんが、緊急理事会で無関係の資料を非開示とすることに反対したのは日本維新の会の議員だけでした」  

斎藤知事は大阪以外で初めて誕生した維新系知事として知られる。百条委員会設置に反対していたのも維新の議員たちだった

「緊急理事会で維新のある議員は、『元県民局長は告発文の中で、知事の自宅や好き嫌い、知事以外のプライベートなことを取り上げておいて、自分のプライベートな部分は出せないというのはあまりに身勝手だ』といった発言をしていました。目には目をということなのでしょうか。そもそも兵庫県の情報公開条例には個人として他人に知られたくない情報については非公開と言うことが定められていますから、条例違反に当たります。言っていることは滅茶苦茶ですし、資料の内容を知っているような言い方もおかしい」  当然ながら、他の会派から反対意見が出て、調査委関係のない資料は一切提出を認めないことが賛成多数で可決された。だが、当の元県民局長が亡くなってしまったのだ。7月19日の百条委員会はどうなるのだろう。

「証人尋問ができないので、流会になると思います。あらためて今後の百条委員会について各会派の意見を求めることになるかもしれませんが、斎藤知事の不正を有耶無耶にしてはならないと思っています」

デイリー新潮編集部

👉最後の最後まで…
兵庫県県庁の同僚や仲間に後輩たちのために、戦い抜こうとしていた元県民局長…。

しかし…
それを阻止しようとする県知事側の人間による、その“卑劣な圧力”によって、結果的にその存在を抹殺された事に…。

元々は「パワハラ問題疑惑」の真相がどうであったかを問う百条委員会でありました…。

でももう…
その百条委員会で真相を明らかにするまでもなく、その兵庫県知事やそのブレーンによる「パワハラ体質」という真実は明白になりました…。

そしてそれは…
ただ兵庫県知事ひとりの“単独”のパワハラ行為というだけでなく“組織的な”パワハラ体質であったことも…。

これまでも…
全国各地においてその火種は起きていました…。
そしてそのところどころでのその火種の話題記事も、わたしは良く目にしていました…。

「一度ある事は二度ある…。二度ある事は三度ある…」

とは良く言いますが…
そのような結果が、今回の“悲劇”を生んだとも言えます…。

今までこのような小さな火種が日本全国各地で起きていたにも関わらず、その「体質改善」をするどころか、その「パワハラ体質の強化」に加担して来た「日本維新の会」の“罪”は非常に大きく、政界・国会でも大きく採り上げられるべき問題であるようにわたしは思います…。

そしてここでも…
もっともっと地上波大手メディアで大きく採り上げ報道し、その“問題提起”をしなければなりません…。
振り返ってみても…
ネットメディアでは、その今までの日本維新の会による全国各地での様々なパワハラ問題について採り上げられていましたが、その地上波大手メディアではほとんどその報道を見かける事はありませんでした…。

そして…
それが大きく問題視される事も…。

今回のこの日本維新の会の組織的なパワハラ体質による悲惨な結末というのは、深く辿れば、その「忖度体質」を抱える地上波大手メディアにも責任があるのではないかとわたしは思います…。

少し前のブログ・noteでも採り上げていましたが、このような問題は、もちろんこの兵庫県だけでなく、また日本維新の会だけでもありません…。
その東京都然り、同じような被害者を出している事実と、そのネットメディアによる告発記事もあります…。
でも…
それは東京都知事選挙を前に…
それが地上波大手メディアによって公に報道される事はありませんでした…。

それが「忖度」でなくて何と言えば良いのでしょうか…。

「ジャニーズ問題」や「自民党問題」で大きく反省したかに見えたその日本の大手メディアでしたが、全くをもって、それは嘘であったようです…。

いずれにしても…
長いこと地上波大手メディアによって取り沙汰されていた「政治資金問題」においても、その結末は、日本維新の会の表向きの不手際によって自民党の思惑通り事が進むという“茶番劇”にしても、この地上波大手メディアと共に繰り広げられた「日本国民を騙す」為の青写真だったという事なのかもしれません…。

自民党も…
日本維新の会も…
そして地上波大手メディアも…

そして…
東京都知事も…
兵庫県知事も…

結局のところはみんな“同じ穴の狢”…。

もしかしたら…
大阪府知事もそうなのかもしれません…。
そうであって欲しくないという人は多いとは思いますが…

もうこれ以上…
このような…
同じような被害者を出してはなりません…。

これ以上…
このような…
同じような権力による圧力やその忖度により、あらたな被害者を出してしまうような“罪”を野放しにさせていてはイケません…。

もう逃してはイケません…。
もう逃げられません…

先ずは…
この兵庫県において…
そのお手本を示して…
その流れを日本全国に響かせて欲しいと願います…。

ですが…
その追求においても…
やはり適切な配慮等が必要なことは確かです…。

今回のこの兵庫県知事パワハラ問題疑惑における、その知事側・維新の会側のやり方のような、高圧的・個人のプライバシーを無視した強引なやり方はいただけません…。
次なる犠牲者を出しかねません…。
特に…
今回のこの一連に関わっている副知事や、告発文に出て来る県知事以外の方々の心理的な問題も心配です…。

二次被害、三次被害が起きないことを願います…。

そうならない為にも…
斎藤知事は今こそ、最後こそは…
迅速な正しい判断を速やかにしてもらいたいと願います…

〈気になる記事・前半…〉はこちらから…


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