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まどろみ天使
2024年6月2日 14:08
4月30日投稿「感受性を殺してでも生きるべきか」の続きである。私が10代後半から30代前半まで苦しかったのは、単純にストレスなどによる抑うつ状態だったからではない。私は空や雲や風、音楽などの芸術作品、総じて主に美しいものに触れると、味覚を除く五感がめいいっぱい開き、それを自己の中に留めておきたくて、でもそれができずに、体中から、感覚で受け取ったものがあふれ出して、抱えきれないことによって、
2024年4月30日 16:16
日課で新聞を取りに行く。冷たい風に当たり、私は過去に引き戻された。抑うつなどの症状が出たのは16の時だ。原因は「記憶があふれる」。今のこの空気は1年前の何月何日、何をしている時、3年前の…4年前の…7年前の…といった具合だ。空気に限らない。音、におい、見るものなど感覚に訴えてくるものはみな対象だ。記憶は毎日積み重なってゆくから、当然、年を重ねるごと、苦しくなってくる。学校に行くにも、とにかく道