見出し画像

【海外生活】 ワイン、その瞬間へ深く沈む【カナダ】

第11回目は、BC Wine Ambassador(ブリティッシュコロンビア・ワイン・アンバサダー)の中沢絵里さんにお話を伺いました。

絵里さんはバンクーバー留学中にブリティッシュコロンビア産のワイン(以下、BCワイン)と出会い、今ではその魅力をEri's Wine Clubを中心に発信なさっています。ご自身もBCワインとの出会いによって人生が大きく変わったそうで、BCワインを通じてその人の人生が豊かになることを目標に、持ち前の明るさと行動力でたくさんの方を幸せにしています。そんな絵里さんの生き方や想いを少しおすそ分けしてもらった記事がこちらです。

さまざまなバックグラウンドやキャリアを持つ人々が集まる町、カナダ・バンクーバー。そこで活躍する日本人の方々とこれまでのステップや将来への展望を語り合う「カナダ・バンクーバーの今を生きる日本人」。それではどうぞ!

プロフィール
2019年ワーキングホリデーで訪れたカナダ・バンクーバーにてBC産のワインに出会い、2020年に日本でカナダワインセミナーを開催。2021年からバンクーバーの日本食レストランで仕事をしながらワインの勉強を重ね、2022年にワイン会を開催。同年に地元のワインセラーのアシスタントマネージャーとして勤務しさらに知識と経験を重ね、2023年春からフリーランスのワインアンバサダー・エデュケーターとして、バンクーバーのレストランでのコラボレーションイベントにも積極的に参加している。


写真提供@絵里さん

ワインとの出会い


──ワインとの出会いはどのようなものだったのでしょうか?

日本にいるときからワインを飲むのは好きだったけれど、ワインには赤と白があるという程度の知識しかなかったんですね。こんなにもワインにハマったのはカナダに来てからなんですよ。そこでカナダのオカナガン産のワインを飲んだ時に、美味しくて雷に打たれたような衝撃があったんです。こんなにも美味しいワインが世の中にあるのかと。

まず香りがすごく強くて。グラスを持った瞬間に、お花のブーケを手に持ったようなフワァとした香りが目の前に広がり、その瞬間に私の人生が変わった気がします。味も日本で飲んだことがないくらい美味しくて感動したんですよね。そこからオカナガン産ワイン、BCワイン、カナダワインと少しずつ勉強していきました。

──自分の人生を変えるくらい美味しいワインに出会えた絵里さんですが、それを他の人にもシェアしたいと思ったのはどんなきっかけでしたか?

その時はまだそんなにワインの知識があったわけではなく、自分が美味しいと思うワインを紹介している段階だったんです。そこでたまたま家の近くに酒屋さんがあり、カナダワインの資料を自作して持っていったんですよね。資料といっても手書きのA4用紙一枚に、カナダのワインが美味しくて大好きなんです!っていう気持ちを書いたものです。そうしたら先方も興味を持ってくださって、セミナーをやる流れになりました。

──酒屋さんに資料を持ち込んでカナダワインをプレゼンされた時ってどんな感じだったか覚えていらっしゃいますか?

その時は知識もなく、小難しいことは一切言わずにひたすらカナダワインの美味しさっていうのを伝えましたね。でも今思えば、そういう純粋な思いが原動力だったことが良かったんでしょうね。何かを始める時って、それが将来的にうまくいくか、成功するか、仕事になるかを考えちゃうじゃないですか。これをやっていて意味があるのかなとか。酒屋さんにプレゼンした瞬間にはそういう思いはなくて、良い意味で欲がなかったんですよね。

2020年には、カナダワインを輸入していらっしゃる滝沢修さんが開催した日本でのカナダワインセミナーへ参加し、それが絵里さんの現在の活動にも繋がっている。

──その後は、絵里さん主催のワインセミナーも開催されたそうですね。

滝沢さんのセミナーにはお客さんの1人として参加したんですが、会場の様子を見ながらこんな風にお客様を喜ばせることができる活動があるんだなっていうのを知ったんですね。「カナダワインって美味しいね」と新しい発見に喜んでいらっしゃる参加者を見て、BCワインやカナダワインって実はすごいポテンシャルがあるのかもしれないと思いました。2021年にはセカンドワーホリでカナダに来て、そこから実際にワイナリーに行ってみたり、勉強を本格的に始めました。

そして、2021年9月には初めてワイン会を開くことができました。そこでもお客さんが来てくださって、カナダのワインは美味しいとお客様が仰っていましたね。それを見ながら、ここには確実に私が役に立てる世界があると確信に変わっていきました。

ワインで人の縁を繋ぐ

──カナダでの人のご縁ってどのように広がっていったんですか?

最初の頃は特別なこともなく語学学校に通う普通のワーホリ留学生だったんですよ。その後はワインを通した出会いがあって、しかもこれからもずっと続いていくだろうなっていうご縁がたくさんありました。ワイン会での出会いが一番大きかったかもしれないですね。

写真提供@絵里さん

──ご自身でワイン会を開催するに至った流れをお伺いしても良いですか?

Twitterでもワインについて発信していたんですが、ある時に「ワイン会を開催しないんですか?」というメッセージをいただいたんです。でも私はソムリエではないし、ワインの資格もなかった。人の前に立つ人ではないなと思っていたんです。ただ、私が発信するワインの情報に興味を持ってくださる人がいるのであれば、一旦やってみようかと思ったのがきっかけです。

その時も今と比べれば知識も少なかったかもしれないけど、ワイン会に参加してくださった方達は知識よりもワインを楽しく飲みたいという気持ちが強かったんだなと感じました。これは開催した後に気がついたんですけど、私が提供できるワインの世界ってロケーションや品種の知識でもあるんだけど、一番の強みはみなさんが集まってワインを飲んで楽しく過ごしている「空間」なんだと思います。新しくカナダに来た留学生とか、もう何十年もカナダに住んでいる人たちが同じフロアでお酒を飲みながら情報交換したり。そういう人と人をつなげる空間作りが出来ていたみたいです。

──それは意図していなかったわけですよね?

意図していなかったです。やってみてから、「あ、こういう役割もあるんだな」って気がついたんです。そこで繋がった出会いが未だに私を支えてくれていますね。

ワイン会を通してご自身の考え方の変化を経験されたと話してくださった絵里さん。人がどう思うかを中心に組み立てていたワイン会から、まずは自分がその空間を楽しむことが大切なのだと気がついたそうです。

──ワイン会の中でもご自身の成長や変化があったそうですね。

1回目の時は完璧にやろうとし過ぎたり、自分の想いよりも教科書の内容だったり「情報」を優先させていた部分がありました。それは自分に自信がなかったからですよね。自分自身がリラックスするのを忘れていたし、初めてだったこともあって緊張していましたね。一生懸命準備をするんだけどプレッシャーも感じていました。参加者の皆さんは楽しんでくださったのですが、自分らしさはまだ出せていなかったのかなと今では思います。それで、自分ができる限界ってこんなものなのかなって思っちゃったんですよね。本当はもっとお客さんのことを喜ばせたいし、色々おしゃべりしたいのにまだ私にはできないんだなって感じちゃったの。だからしばらく開催もお休みしていたんです。

その間、ご縁があって高級時計屋さんで働く機会をいただいたんですけど、もう覚えることはたくさんあってしかも英語の専門用語もたくさんあってそれを一生懸命勉強していたんです。そんな時にふと「私は興味のないことをこんなに一生懸命勉強できるのに、どうして大好きなワインのことを勉強しないんだろう。この勉強量をワインで活かしたほうがいいんじゃないの?」って思ったんですよね。それに気づいた瞬間にワイン資格の勉強を始めました。その後はWSETっていうワイン資格のLevel1を取りました。初級レベルなので、英語は難しいけど知識レベルではそんなに難しくなかったと思います。勉強し始めるとどんどん楽しくなって、今ではBCアンバサダーのレベル1、2を取得しました。

そうこうしているうちに、2回目はやらないんですか?というお問い合わせをいただいたんです。そこで初めて「ワインの絵里」っていうキャラクターで認知度が広がったような気がしますね。

人生楽ありゃ苦もあるさ

写真提供@絵里さん

──ここまでのお話を聞いて、絵里さんにとってのワインっていうのは仕事というよりもライフワークなのかなって思いました。

そうですね。遊び心も少し入っていますね(笑)
私の性格的に、無理矢理やらなきゃいけないことが仕事だと思っています。本当は興味がないのにやりなさいって言われると、私は「やりたくない」って思っちゃうんですね。でも逆に「仕事」が好きな人もいるし、やりたくないかもしれないけどそこに責任感や使命を見出して取り組める人もいると思う。

実はカナダに来る前はあまりハッピーじゃなくて、何に対しても「やりたくてやっているわけじゃない」という思いがあったんです。そこから抜け出して休憩するためにワーホリに来たというか。そんな中でたまたま出会ったワインで遊んでいたら、「ワインに関する活動してみたら?」と声をかけていただいたりして今の道が見えてきました。でも、きっとみんなそれぞれ好きなものってあるじゃないですか?

──そうですね・・・。やりたいこと、好きなことはきっとあるんですけど、それを「仕事」って分けちゃうと苦しくなる場合もあるのかなと個人的には思いますね。最初は好きなことをやっていたんだけど、経営者でいるうちに「儲けがいくら必要」だったり、「従業員を抱えてるから云々」ってなっていったり。

確かに「仕事」って言葉になった瞬間に義務じゃないんだけど、重たいものが色々乗っかってくるイメージはあります。でもそれ以前に、やりたいことを見つけようとしている時も苦しいですよね。ワーホリだった時に「何がしたいの?」って聞かれて何も答えられなかったことも多々ありました。語学学校で他の生徒さんに聞くと「国に帰ったら〇〇がしたい。」など目的がある人が結構いて、自分が時間潰しに海外に来ているみたいな気がして辛かったですね。やりたいこともないし、目的もないし、英語を上達させたい理由もないから学校も全然楽しくなかったんですよね。

──絵里さんが感じた窮屈さの理由は何でしょうか?

周りの人から見た理想の人を演じていたからかもしれないですね。小さい頃はちょっと変わった子とか変なキャラクターでも「この子は面白い!」で済んでいたのが、中学や高校くらいになるとクラスで浮いて周りに溶け込めなくなっちゃうんです。周りの流行りに乗っておいたほうが生きるのが楽だなと思っていました。みんなに溶け込もうと頑張っていたんだと思います。

──そういう時代を経て、今のありのままの絵里さんでいて良いんだって思った瞬間がどこかにあったと思うんですけど、それはいつだったか覚えていますか?

バンクーバーって突拍子もない人が結構いるんですよね(笑)それを見て「あ、それでもいいんだ。」って思ったんです。誰かに見られたらどうしようって思わなくなったのかな。

──周りの人は案外自分のことなんて見てないし気にしていないよって気がついたんですかね。

そうそう!私はよく道端で泣くんですよ(笑)なぜそうなったかといえば、バンクーバーの道端で泣いたり叫んでる人をたまーに見かけるんですよね。あれも許されるんだなと思って(笑)ある日、ワイン会のことで悩んでた時期があったんですが、段取りを全部組んでいたのに1つが上手くいかなくて、そのほか全てがうまくいかないかもしれないってタイミングがあったんですね。だからバンクーバーの人通りの多い道で「う”わぁぁぁぁぁぁあ」って泣いてみたんですよね(笑)「うっうっ・・・」とかじゃなく本気で大泣きしてみたんです。そしたら暇そうなホームレスたちが「大丈夫?」って声をかけてくれて(笑)あれは自分でもすごい経験だったなと思います。

──絵里さんのお話の中ですごく素敵な言葉がありました。

悲しい出来事があったときも、悲しみを消す方向にがんばるのではなく、悲しみもひたすら感じてあげるんです。「あー悲しかったなぁ。今日はよく泣いたなぁ。」って思えるくらいまで浸ると、悲しみもアトラクションのように思えてすっきりして、がんばらなくても解決策が見えてきたりします。

私ドラマクイーンなんですよ(笑)日本にいるときの私は、この性格のせいで周りから浮いて倦厭されちゃうなって少なからず思っていたんです。もっと言えば、自分の個性を狭めるような「これをやったら怒られる、嫌われる、モテない」っていうのを日々感じていました。でもバンクーバーに来て、あんなに自由に振る舞う人達がいるんだから、私もやってみたんですよね。流石に誰かを怒鳴りつけたりはしないけど、感情を表現したり思ったことを言う、好きなことをやる、誰かに褒められたら謙遜せずに「すごく順調です!ありがとうございます」って言ってみたり。自分の感情を殺さないようにできるようになりましたね。

──自分や他人に対しても素直になられたということですかね。あと、絵里さんからは「楽しむ覚悟」を感じます。

どうですかね?何も考えていないですよ(笑)

──何も考えていないっていうのは、何が起こっても楽しむ覚悟があるとも言えるのではないでしょうか。

確かに動じなくなったかもしれないですね。日本では「幸せ」だと言われていることに一通りトライしてみたんです。安定していて親が喜ぶような職についたし、結婚も経験しました。他人の価値観で「幸せに見えるもの」「幸せだと言われるもの」にトライしたけど、全然満たされなかったんです。それでもう生きる理由がないなと思っていました。

ただ、生きることを諦める前に海外に行ったことなかったなと思って。それでたまたまその時に好きだった海外ドラマを撮影していたのがバンクーバーだったと言う理由だけでカナダに来ました(笑)そこで俳優さんの握手会イベントがあったんですよね。どうせお金は天国に持っていけないんだからと思って40万するVIPチケットを買い、1人で良いホテルのスイートルームに泊まったりして(笑)

面白いのがその時に少しだけ小賢しい自分がいて、もしかしたらその経験が楽しくなっちゃうかもしれないから旅行ではなくわざわざワーホリビザを取って。そんなこんなしているうちにBCワインに出会って生きるのが楽しくなりましたね。

──今日まで真っ直ぐな一本道だったわけではないんですね。

ネガティブな経験は色々ありました。交通事故や詐欺でお金を取られたこともあったし、失踪して警察に「あなた失踪してますよね」って言われたこともあります(笑)遠い昔のような気もするし、まだあれから4年なのかって言う気もするし。今とそのときの自分が違いすぎて別人の人生を歩いているような気がします。でも、そのときの自分がいたからカナダに来て、ワインとも出会ったんだなって思います。何か目的があってバンクーバーに来ていたら、BCワインが目に入らなかったかもしれないですから。

──自叙伝を出しましょうか(笑)

そうそう!実際にKindleで執筆中なんですが、将来的に3冊は出したいなと思っていて。1つは鬱々とした自分をさらけ出すようなもの、その他にもBCワインのことをちゃんと説明したワインのガイド本も出したいし、これから先もっといろんなプロジェクトが大きくなったらそのことについても書きたいです。

──発信することがお好きなんですね。

好きですね。人前に出ること、人と話すことが好きでこれは元々の性格です。今は本来の自分に戻っているような気がします。子供の時のピュアな自分に戻った感じですね。

あとは、今の感覚でいくと会社で他の人と同じ時間を働くっていうのが自分には合っていないと思います。だからフリーランスでワインエデュケーターやワインリサーチャーという形でいろんなプロジェクトに関わっていけるような働き方になっていくんじゃないかなと思いますね。

以前の私だと会社で働くのがあんまり好きじゃないって思うことすらもネガティブに感じていて、自分は非社会適合者なんだと思っていました。そういう自分を許してあげられるようになったのは大きいです。私の場合は「変わりたい!」と思って変わったわけではなくて元に自分に戻っていった感覚なので。本当はずっとこうだった、こうしたかったっていう心に素直になることにしました。変わったからといって大層な人間になったわけじゃないけど、確実に現実が変わってきていますね。すごく不思議な感覚です。

写真提供@絵里さん

──Eri’s Wine Club(エリズワインクラブ)について聞かせてください。

ホームページとインスタがあるんですが、今はブログにEri's Wine Clubって名前がついているような活動になっています。今後はそれをもう少しワインクラブっぽい活動にシフトしたいんですよ。今やっているワイン会もクラブミーティングのような形にしたくて、今準備しているメルマガの購読者を対象に、月1回のミーティングという形で私がご紹介したワインを楽しく飲みながらワイン知識を深め、横のつながりも作っていけるようなイベントを定期開催したいです。

──Youtubeでワインコラボに出演されたり飲食店とのコラボを実現するなど、次々とご自身の目標を達成されていますね!

そうですね。運を引き寄せる、ではないけど、自分の言動とかマインドを気にするようにしています。瞑想やヨガ、マインドフルネスをやるのは、自分が良い状態にあると全ての出来事を良い風にキャッチできるので。自分に自信がなかったり状態が整っていなかったりすると、何か起きるたび必要以上にダメージを受けちゃうと思うんです。

あとは、私は意外と自分のことを知らなかったんですよね。ずっと人の価値観で生きていたから、自分が本当は何に価値を置いていて何が好きなのか、何がやりたいのかを知らなかった。だから今も自分自身を見てあげる練習中ですよね。将来が不安になることもありますが、これをやるんだ、こうなりたいっていうのを常にリマインドするように心がけています。

──Eri's Wine Clubもしくは今後の絵理さんの活動を通して、参加してくれた人たちがどんなことを感じてくれたら嬉しいですか?

イベントを楽しんでいただけると嬉しいですが、例えばそこでお気に入りのワインを見つけたり、「Eriさんに教えてもらってこのワインを買えるようになった」とか言っていただける瞬間が嬉しいです。私がご紹介したワインとの出会いを通じて、その方の人生がより豊かになってくれることが理想ですね。

──最後に、バンクーバーでの起業や新しいキャリアを考えている人、自分自身を変えたいと思っている方々に向けてのメッセージをお願いします。

何か新しいことに挑戦するときって、ドキドキワクワクしますよね?その感覚を大切にして欲しいなぁって思います。新しい場所で何かに挑戦したり、自分を変えたいって思うとき、「これ上手くいくかなぁ」「失敗したらどうしよう」って気持ちが出てきて、怖くなったりする。私もそうでした。そんな感情を繰り返し味わいながら、失敗が更なる学びに繋がっているってことに気づいたんです。そりゃあ成功したほうが気持ちはいいし、失敗すると落ち込むんですけど(笑)長い目でみたら自分の成長に繋がってることが多い。短期的にみたら失敗でも、長期的にみると実は成功に貢献していたりする。
人は常に成長していると思います。失敗したとしても、それも成長。その目標を見つけたときのドキドキ・ワクワクした気持ちをできるだけ新鮮なままキープして、「自分の成長」を観察してあげる。アドバイスになっているかわかりませんが、私はこれを実践中です!

▼絵里さんのWebsiteやSNSはこちら▼
Webサイト:https://eriswineclub.com/
Instagram:https://www.instagram.com/eriswineclub/

編集後記

インタビューより以前に絵里さんとはBCワインのプロジェクトで一緒になる機会があり、弊社の社員からは「BCワインと結婚した人」と呼ばれています。私自身はお酒が飲めないのでワインの知識も経験もないのですが、そんな私でも絵里さんから美味しいワインの説明を聞くと飲んでみたいなぁと思ってしまいます。知識はもちろんなんですが、やっぱり絵里さん自身がBCワインのことを心から大好きで、ワクワクしながらお話ししてくださっているのを感じるとこちらも楽しくなってくるんですよね。飲めないんですけど(笑)

インタビュー中にもあったように、彼女はBCワインと出会って人生が大きく変わったそうです。もちろんワインだけではなく考え方やマインドセットの変化があったからこそだと思いますが、過ぎていく毎日の中で私たちも気がつかないだけで、自分の人生を変えるような小さな何かに出会っているのかもしれません。そうだったらいいな、この先そんな何かと出会えるのが楽しみだなと気づかせていただいたインタビューになりました。

末筆ではありますが、この度インタビューを快諾してくださった中沢絵里さん、本当にありがとうございました。

▼過去のインタビュー記事、ぜひご覧ください▼


最後まで読んでいただきありがとうございます!! 何かを感じてくださった方、他の記事も読みたい!と思ってくださった方、noteにアカウントを持っていない方も 押せますので、ぜひ気軽に押していただければ励みになります😊今後も様々なインタビュー記事をお届けいたします!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?