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死生観

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今日は、10月26日。

今日は、10月26日。

今日は父の命日だ。

私はというと、内定先の研修があったので県外に行っていた。身震いがすることがあったので、ここに残しておこうと思う。

今日は朝から豊かな朝ごはんを食べて、ホテルのチェックアウトの時間ギリギリまで模擬授業の模擬をして、最終確認をすることから始まった。正直父のことなど考える余裕もなく、自分のことで精一杯だった朝。
散歩がてら、1時間ほど外に出ておもいっきり、ふかーくふかーく深呼吸を

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お盆、重すぎた。おつかれ、じぶん。

お盆、重すぎた。おつかれ、じぶん。

お盆休みは、正直、とても疲れた。
21歳からすると、正直、重すぎた。
年齢のせいにしたいわけではないのだけど。初盆だったこともあるかもしれないけれど。私が考えすぎかもしれないけれど。シンプルにキャパオーバーーー、

今の気分は、題名の通り。
自分の感情の整理や記録として残したいという気持ちもありながら、誰かの心に寄り添えるような言葉を残したいという想いもあるから、多くの方にnoteを読んでもらえる

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2020年のお盆。

2020年のお盆。

秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る

21歳のお盆。例年と比べて妙に現実味を帯びながらも、先祖や亡くなった人たちが地上に戻ってきて一緒に過ごす期間について、なんて日だ、と思う。

父は、帰ってこれるのだろうか。
いや、そもそも成仏できているのだろうか。
縁起でもないことを言うが、事実は誰にも分

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父の日を、こんなにも意識するのは何年ぶりだろう。

父の日を、こんなにも意識するのは何年ぶりだろう。

ヘッダーの写真は、父の火葬を終えて帰路に就こうと駐車場に出たときに撮ったものだ。「こんなの初めて」よく使いがちな言葉を、私は心の底からその言葉を口にした。あんなにも紅く燃える太陽は初めて見た。
あの時の虚無感、願いと共に目にした夕焼け。
これでもかと言わんばかりに紅くめらめらと燃え、またな と言わんばかりに森の麓に沈み、消えていった太陽を今でも私は鮮明に記憶している。まるで父を表しているようだった

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これが最後かもしれないという覚悟

これが最後かもしれないという覚悟

今日はnoteを書く気はなかったのだが、残しておきたい気持ちがある。
日記のような文章になると思う。

GW初日5月3日。毎年ちょっとだけ、胸が苦しくなる日だ。

今から11年前の5月3日の私は、
GW旅行として家族とドライブをしていた。急に、母の携帯が鳴った。
大きなおばあちゃん、そう、ひいおばあちゃんが亡くなったという連絡だった。

あれは小学四年生のことだったし、私にとっては三親等だし、

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生きることは、死ぬことだ

生きることは、死ぬことだ

「生きる」ってなんだろう。

私は、「死」に向かっていくことだと思います。

人は必ず死ぬ。

必ず死ぬからこそ、
親から与えられたいのちに感謝することだと思います。

必ず死ぬからこそ、
自分のいのちを自分らしく燃やすことが、人生を彩ってくれると思います。

===
『速報です。〇〇県の〇代の男性が、
 新型コロナウイルス感染のため、死亡が確認されました。』
===

ここ数週間で、ぐっと感

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「菜緒、がんばるよ」

「菜緒、がんばるよ」

今日は珍しく雨が降り止まず。
今日は2月29日。暦の上では「冬」最後の日。

とりあえず今日で、
ひと段落というところでしょうか。、
今日は、私にとって切ってもきれない
大切な存在の人の納骨の日でした。
そんなに重い話ではないのでご安心を=(^.^)=

お寺さんで拝んでいる間、

「またな、菜緒」

と、また最期に言われた感じがしてひっそりと頬を濡らしました。が、マスクをしていたので
繊維が吸収

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