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非行

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息子の非行の日々
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#反抗期

はじめての鑑別所

はじめての鑑別所

鑑別所がどんな所なのか知っている人はどのくらいいるのだろう。

鑑別所というのは、罰を与える場所ではなく文字通り子どもの心身を鑑別するところだった。

どんな事件を起こしたかということの調査もされるが、本人の資質や経歴、育った環境などを専門家が詳しく調べていくような施設だ。

親は家庭裁判所へ呼ばれ調査をされる。
小さい時にはどんな子どもだったか、祖父母との関わりなどにも遡り、家族構成、育

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警察が来た

警察が来た

同級生は受験勉強の追い込み時期だがうちには無関係だった。

ある日次男は先生にタバコを注意された。
押し問答で先生の手をつかみ、先生は病院へ行き診断書をもらってきた。

今はそういう時代になったのだ。
体罰も禁止だし生徒から先生への暴力もきちんと対処される。

また別の日にも先生からタバコの臭いを咎められる。

いつもの押し問答の末、次男は先生の服を引っ張っぱったところ先生の首が締

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次男の家出

次男の家出

中学3年生というのは想像以上にストレスを抱えているのだろう。

不安や焦りを言葉で言わないからといって次男が何も感じていないわけではなかったはずなのに。

夫は次男と2人で山登りに行った。

次男にすれば会話も弾まない気まずいだけの山登りだったかもしれない。
2人は山に登り弁当を食べて帰ってきた。

次男との関係を親自身も模索していた。

それでも学校からの電話は続いた。

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反抗期のパワー

反抗期のパワー

相変わらず大小さまざまな問題は続いた。

中学3年、受験生になっても変わらなかった。

典型的な服装の乱れから始まり、遅刻、髪染め、自転車改造、タバコ、ピアス、喧嘩、いじめ、器物破損、先生への暴言、暴力。

問題行動は少しずつエスカレートしながら増えていった。

でもやはり思春期の子どもだったんだと思う。
ここまで反抗しながらも、運動会の係を積極的にしたりと子どもらしい面もまだ残っ

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非行のはじまり 

非行のはじまり 

次男は田舎では強い少年野球チームに所属していた。

大人が見てないところで適当にサボるといったこともよくあったが、いつもすぐにバレてしっかり怒られていた。

揃いの坊主頭がとても子どもらしく可愛かった。

泣いて笑って寒くて暑くて、休みもほとんどなかったが充実した毎日を過ごしていたと思う。

転勤後の中学でも当然のように野球部に入部した。

中学の野球部は活動自体も少なく、練習

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私は非行少年の親

私は非行少年の親

私は九州で生まれ、両親、祖母、兄、妹、猫という平凡だけど愛された記憶しかないような幸せな家庭で育った。

同級生の夫と結婚し24年。

息子が2人いる。

夫の転勤で関西に来るまでずっと九州から出たことがなかった。

子どもが中学生になる頃に関西へ来た。

しばらく経つと、元々わんぱくだった次男が少しずつ問題を起こすようになった。

最初は些細なことだったと思う。

次男は小さな頃から、明るく元気

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