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あるもので

ないもので勝負しようとするから大変になる。あるもので立ち向かう。

そして、あるものを増やしていく。増やせないならば磨きをかけるなど、いろんな方法がある。

自分ができることは、意外に多い。

できたて

できたて

できたては、美味しいと思う。作りたてで、楽しみも多い。早速、と思い味わう。やはり、美味しい。

少し時間が経つと、おいしさにも慣れてくる。そして、当たり前になってくる。それ自体の存在に特異なことは感じられなくなる。

新鮮さがなくなり、ちょっとショックを受けるようになる。こんなはずじゃなかったと思い、どうにかして前の時に戻そうとする。いろんな方法はあるが、あの時の新鮮さには、到底到達できない。

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あせる

毎日あせる。なぜか、あせる。あせるなと言われると、もっとあせる。あせる理由はなんなのか、それがわかればあせらない。

もうこうなったら、あきらめよう。あせるのは、当たり前。あせるようになるのを楽しむ。ああ、今日もあせっている。そんな日も楽しい日だ。さあ、あせる日を楽しもう。

同じなのに違う?

同じ方法で行ったのに、結果が違う。実験なら、大変なことだ。必ず、結果が同じようにならなければならない。

しかし、人ならどうだろう?私たちは、同じような生活を過ごしているのに、結果がまるで違う。全く同じではない!と思えるからであろう。

それなのに、毎日つまらないという。毎日が全く同じではないなら、毎日違うところがある。それはつまらないことなのだろうか。それとも、つまらないぐらい小さいことなのだろ

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もし

もし、あの時
もし、あの人が
もし、わたしが
もし、お金持ちなら
もし、天才なら
もし、もし、もし…

歴史にたらればはない、という。
でも、生きてると「もし」の世界ばかりだ。
電話で「もしもし」なんか典型すぎる。

もし、「もし」を減らせば、どうなるのだろう。

そんな「もし」であそぶ。

知らなければ

知らなければ迷わない。知ってしまうと、さらに先を知りたくなる。

まだまだ、まだまだ。そこに終わりがない。1を知ると、10を知りたくなり、10を知ったら、100を知りたくなる。

終わりがないから知ろうとするのだろうか。何も知らなければ、ぼくは周りだけで満足できただろう。でも、今はだめだ。いつも、何かが足りない。足りないから、知る。知るから、分からない。だから、知らない世界、赤ん坊の世界をのぞいて

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きみとのであい

君はぼくをつかんだ。
それをしげしげと見つめながら、不思議な顔をしている。

それを他の人に言われて、温かいところにおいた。そのときは、未来に期待を抱いていただろう。素敵な環境、美味しい食事は、私の成長に役立つと思ったことだろう。

そして、みんなと一緒に並ぶようになった。そこから人と比べられる生活が始まった。毎日聞こえてくる、「誰誰のは、早く成長しているよ」。

君はそこから私を忘れるようになっ

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みえない

みえないときは、みえない。

なにがみえないのかが、わからない。

そして、言われる。「これが、みえないのかい」

私はみえない。でも、「見えるようになりたい」と思わなければ、変わらないとも思う。その考えがうまれないからだ。

今日もみえないものをみようとする。わからないといいながから。だから、わからないことを信じて、わかったようにおもう。ちょっと先を行こうとする。

そして、道にまよう。あわてな

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