前ちゃん

天津で日本語教師(大家好!我叫前酱)|美味しいもの大好き|中国語HSK6級|韓非子面白…

前ちゃん

天津で日本語教師(大家好!我叫前酱)|美味しいもの大好き|中国語HSK6級|韓非子面白い|三国志から中国ハマる|元サラリーマン|中国に来て教師始める|いつかは砂漠に木を植えたい|タイ・ミャンマーなど東南アジアにハマり中|ワイン・タイ語勉強中สวัสดีครับ|読書好き|

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日中友好新聞2020年5月5日号掲載記事

昨年末、第2回「忘れられない中国滞在エピソード」の受賞式に参加した際、ご縁があり日中友好協会の方と交流した。第1回から参加しているこの大会。 1.第一回大会1回目はまさかの落選ということでショックを受けていた。その落選通知で考えたのは、自分が書いた作文の内容を客観的に見てもらえるというチャンスが意外に少ないということだ。せっかくなので、有名な先生に聞いてみると、前振りが少し長すぎたということだった。確かに前振りが長く(今回のように)内容まで入っていかない。ついに文字数が足ら

    • 中国語コーチングとして

      昨年のはじめ、私は新たな職場探しをしていた。どこで働くのか、なんで働くのか、どう働けばよいのか悩んでいた時期があった。 自分の中で大学院に進みたいという気持ちがあったので、それを許可してくれるところが良いだろうということに最終的には落ち着いた。残念ながら、どこの大学で何を勉強するのかといった細かい点まで落とし込むことができなかったので、大学院は1年延期することになった。 そのころ、笠島さんからご連絡をいただいた。中国語コーチングとしてお仕事を一緒にできないかというお誘いメ

      • 中国語でおかえり!ただいまは?

        中国語を学んでいると生活に根差した基本的なやり取りの言葉をどうやって表すのかを考えることがあります。 そこで今回は、そのお悩みを記事にしていただきました。 少しでもお役に立てれば幸いです。

        • 中国から「さっぱり」とした記事

          こちらでは外での食事が当たり前のようになり、外では多くの人が椅子と机を並べてご飯を食べています。もちろん、お酒もつきもの。以前、少し言われていた北京ビキニも何とやら、一旦緩まってしまえばおなかを出して歩くことをいとわない強者おっちゃんから若者まで、出会うことがあります。 日本では3密と言われて、今もいろいろ言われているけども、こちらではすでに解禁状態。7時ごろの串焼き屋ではどこも人・人・人・串焼き・ビール・ザリガニ祭り状態である。これが夏の風物詩といったものであり、これがな

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        日中友好新聞2020年5月5日号掲載記事

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          【中国で日々感じたことの記事】炭水化物に炭水化物

          中国で日本語教師をしていると、学生からよく次のような質問がくる。 「日本ではラーメンに餃子を食べるんですか」「なぜ炭水化物に炭水化物を食べるんですか」 といった炭水化物×炭水化物の組み合わせに疑問を思っているものである。日本でラーメン×餃子以外で考えてみると、 〇うどん×おにぎり(叉はお稲荷さん) 〇パスタ×ピザ 〇ごはん×お好み焼き(地域限定) といったように和洋中いろんなところで、この炭水化物×炭水化物が見られる。なるほど、学生が疑問に思うのも不思議ではないと

          【中国で日々感じたことの記事】炭水化物に炭水化物

          カエル料理

          「カエル」料理と聞いて「えっ!」と思った方はいらっしゃるかもしれない。何を隠そう私も中国に来て、食べるまではその感覚を持っていた一人であることをここで強調しておきたい―残念ながら今はその感覚が失われつつあるのだが。 カエル料理との出会いは、中国に来てからだと信じている(子供の頃の記憶は良く分からない。本当にまずいものを食べたことがあり、その肉が何肉か記憶していないので)。 1.カエル料理との出会いその記憶を手繰りよせていくと南昌で食べたカエル料理が原点だったように思う。そ

          カエル料理

          天津で珍味をいただく 在天津吃了山珍海味(羊脑)

          今回は天津で羊肉スープを飲みにお店に行った。前回も紹介したが、天津では意外に羊肉のお店が多く、美味しくいただくことができる。 这次我去了天津的羊汤店喝羊汤,上次介绍过在天津羊汤店相对来说比较多,而且各个羊汤都很美味。 今回、訪れたのは「四辈羊汤」というお店である。紹介によると天津でも有名なお店ということだ。動画にも撮影した。店構えは、赤色と黄色の組み合わせという中国らしい色使いである。そのため、パンツも赤色!という人がいる。日本でパンツが赤色だったら、違う意味になるのだが

          天津で珍味をいただく 在天津吃了山珍海味(羊脑)

          天津で餃子を食べるときには

          今回は「餃子」について紹介したいと思います。北方(東北・北京・天津・河北あたり。他の地域については未確定)において餃子は間違いなく、外せない食べ物です。今回はその中でも私が体験した餃子(天津でいただいた餃子)についてお伝えしたいと思います。 1.日本での餃子(私が経験した限り)とはどのような存在か。普段、日本に住んでいる時の「餃子」といえば中華料理店やラーメン店を訪れた時に食べる、サブメニュー的な「餃子」がすぐに思いつくのではないだろうか。 餃子の餡は、牛肉と豚肉のミンチ

          天津で餃子を食べるときには

          あまりイメージがない天津の羊肉スープ

          天津と言えば何が思いつくだろうか。一番身近なのが「天津甘栗」であろうか。縁日などで店を出していて買って食べた人もいるかもしれない。私としては手が届かない食べ物であった。給食で出てくる栗おこわが身近に感じられた栗であり、帰り道に落ちていた「栗」をどうやって食べるのかも恥ずかしいが分からなかった。 有名な公園に「栗」と関わるものがあり、そこに遊び行ったこともある。実は昔、動物園であったことは忘れ去られようとしている。懐かしい思い出である。そこの近くに通う小学生は「栗っ子」と呼ば

          あまりイメージがない天津の羊肉スープ

          天津での病院で

          日本にずっと住んでいると、日本の病院システムが当然だと思って外国のことが分からない。私もそうであった。中国に来てからも病院に行くことはほとんどなく、その違いを意識したことはなかった。 今回の文章は中国が良いとか、日本が良いとかの比較を言うものではない。ただ、お隣の中国(天津)ではどのようなシステムになっているのかを紹介するものである。 1.日本(私が経験した)の病院まず近くに小さい病院がないかネットで調べる。その後に口コミでどのような評価がなされているのかを調べる。内科の

          天津での病院で

          天津で有名なかき氷屋「鉄真刨冰王」

          今日も30度越えの中国天津から、かき氷屋を今日は紹介します。こう暑いと冷たいものでも食べてスッキリしたいところです。そんな時は、昼・夜関係なくかき氷屋に行きましょう(朝は開店していない)。 铁真刨冰王tiĕ zhēn bào bīng wáng発音声調レベル★★★☆☆です。難しさは3声と「wang」の後鼻音です。最初から3声で発音しなければならないのと、「wang」がよく「wan」になってしまうので注意が必要です。しっかり口を開いて喉から「g」を出せるようにしましょう。

          天津で有名なかき氷屋「鉄真刨冰王」

          天津に来て「煎饼果子」食べなかったら、天津に来たことにはならない。

          天津に住んでいる前ちゃんが今日も、美味しいものを紹介。 前ちゃんの美味しい(おいしそう or たぶんおいしい)食事報告レポート。今日紹介するのは、天津の食べ物といえばコレ!「煎饼果子」。まずは発音からチェックしましょう。 煎饼果子 jiān bǐng guŏ zi 発音から見た難しさは★★☆☆☆(2つ星)レベルです。難しいのは3声発音が並んでいることです。単語が二つ並んでいて、3声+3声の場合は、前の発音が便宜上、2声になり、2声+3声になるのですが、今回の単語は煎饼+

          天津に来て「煎饼果子」食べなかったら、天津に来たことにはならない。

          薄皮クレープに何でも挟む

          天津に来たならば、朝ごはんとして「煎饼果子」を食べるのがまずは重要である。その煎饼果子の特徴は焼いて作った皮で包んで食べるもので、その考え方はクレープだったり、ロッティだったり共通するところが多い。 そして、最近の朝ごはんとしてハマっているのが「卷圈」と言われるもので、私はそのまま食べているが、実はこれも焼き薄皮クレープ状のものに包んで食べるのが一般的だと教えてもらった。 そして、その応用ともいえるのが、今回の朝ごはん。 名前からしてすごい 大饼夹一切(dà bǐng

          薄皮クレープに何でも挟む

          康乐(楽)のアイス

          天津のアイスで有名なのが、この「康楽」のアイスです。 意外に知られていないかもしれません。私も住んで1年ちょっと(以前も住んでいましたが)、ですがこのアイスが有名だと知ったのはこの頃です。 今回はこのアイスを皆さんにお伝えしたいと思います。 店構えはこのようになっています。4枚の広告で紹介されているが、主力商品「小豆」「パラミツ」「チョコレート」「ミルク」です。その中でも、「小豆」がやはり昔ながらの味(このあたりは日本ともよく似ていると勝手に思っている)だそうです。

          康乐(楽)のアイス

          糕干(天津の有名なお菓子)

          今回は天津の有名なお菓子について紹介する。 天津の有名なお菓子といえば、 〇「麻花」má huā  →揚げツイスト菓子(サクサクタイプ) 〇「耳朵眼炸糕」ĕr duŏ yǎn zhá gāo →あんこ餅の揚げ物、これまたサクサクタイプ 〇「天津栗子」tiān jīn lì zi →「天津甘栗」で有名なあれです。「天津の栗」?と疑問に思っている人もたくさんいるのでこれについてはまだ解明されていません。友人の話によると、河北省で取れた栗を輸出していたのが「天津」では

          糕干(天津の有名なお菓子)

          天津の朝ごはん 続き

          天津の朝ごはんといえば「サクサク」が欠かせないことがまず挙げられる。 油条yóutiáo でも 果蓖儿guǒbìaner(天津方言) (写真は上記記事より) でも小麦粉のサクサクが求められる。天津の人にとって「サクサク」は必要な食感であると言える。これは朝ごはんに限らず、麺、お菓子など様々なところで求められている。有名な麺にもサクサクのものがトッピングとして載っているため(どんな麺かはまた、食べた時に紹介します。)、非常に重要であることが分かる。ただ、全員が小麦粉の

          天津の朝ごはん 続き