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【読書】ゼロストレス転職_99%がやらない内定への近道_佐野 創太

どうも、斉藤 史朗です!

退職学研究家の佐野さんの著書第二弾です。

前回投稿した記事はこちらです。

著書の佐野さんは、転職エージェントとしての経験を持ち、ご自身として早期退職や出戻りを体験しています。あらゆるキャリアに触れてきています。


著者の経歴

さの・そうた/1988年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、2012年パソナグループに入社し、転職エージェントとして従事する。法人向けの研修会社に転職するも1カ月で早期退職し、無職となる。パソナグループに出戻り後、新規事業の責任者として求人サイトを立ち上げる。介護離職を機に17年に独立。新規事業のマーケティング、コンテンツ、成長企業の人材育成の顧問として活動しつつ、退職学の研究家として20代から50代まで1200人以上のキャリアアップを実現させる。著書に『「会社辞めたい」ループから抜け出そう!転職後も武器になる思考法』(サンマーク出版)、『ゼロストレス転職 99%がやらない「内定の近道」』(PHP研究所)がある。

ミスマッチをゼロにする究極の企業分析

結局、転職してその会社で働いてからでないと本質や実態は見えない、いくら面接や面談や社員訪問などを行っても入社後ミスマッチはでてしまう。

そういった声は常にあります。

解決方法は、お試し転職(副業)です。

入社希望会社で、スキルが活かせるポジションでお試し期間を設けると良いでしょう。

数日間でも数週間でも中に入って働くメンバーや目標設定、使用しているツール、部署連携、勤務形態の実態、社員の業務へのコミット具合なども見えてくるはずです。

それ以外ですと、日頃業務を通じて担当している企業が転職先候補になりえます。

きっかけは、転職希望ではないですが、担当企業とやりとりを通じて会社社風や社員の人となりを感じることができ、中に入って業務するイメージにもつながるはずです。

例えば、私の周囲では、人材紹介や求人広告の営業先としてA社を担当してその中で自身が共感するプロダクトだったり、働き方がフィットすると気づき、仮に転職活動する時があれば、転職先としてリストアップしておく。

実際に転職活動する際には、一転職者として同社に相談し、同社側としても仕事に真摯に向き合う姿や目標にコミットする姿を見て、顔が見える安心できる採用だという事で、入社が決定されたそうです。

私が見てきた例;
・求人広告営業→人事
・求人広告制作→コンテンツマーケティング
・イベント制作会社営業→自社マーケティング(イベント・セミナー担当)
・人材業界マーケター→IT系商品開発
・人材紹介営業→SAAS系営業
・人材研修営業→人事研修担当

などになります。

特に現在勤務している業界とは異なる業界にチャレンジを想定される場合に有効的です。

異なる業界や会社規模ですと、働くイメージが湧きずらいので、いきなり転職ではなく、こういうきっかけがあるとミスマッチ防止になえると思います。

仕事を通じて結果として、転職先になったというのは、レアケースかもしれませんが、入社後のミスマッチを解決するを目的にすると、このようなきっかけは良いと思います。

その他ですと、縁故紹介や知人紹介ですね。

いずれも会社に人を紹介する上で紹介者も一定の線引きをしていますし、紹介される側も良い意味で緊張感があり、変な事は出来ないです、という事で、ミスマッチが少ないやり方です。

この場合でも、お互い何か言いづらい事を隠したりするケースは少なく、紹介する前に、B社はこういう側面もありますが、紹介する形で大丈夫ですか、という確認のコミュニケーションも生まれやすいです。

周囲の知人や友人の働いている姿を定期的に飲み会やランチなどで聞いておくと、フラットな状態での情報収集にもなるので、得られる情報からのバイアスも軽減出来るでしょう。

顔パス転職は最強の裏口入社

最近では、採用する側も考えの変化があります。

エンジニアでしたら、職務経歴書を提出させるのではなく、日頃書いているコードを提出して、選考判断をさせているようです。

デザイナーでしたら、職務経歴書を提出させるのではなく、日頃描いているポートフォリオを提出させています。

作品の傾向を見る事で、スマホアプリデザインに強い、エンタメ系デザインが得意、企業向けより、個人向けサービスデザインが得意、こういう系統のバナーも作成できる、などが見えてくるようです。

職務経歴書でも一定その部分を判断できますが、その方が作った作品は騙しようがないですし、採用する側も評価、判断への誤りを減らす事ができます。

転職ドラフト
エンジニアのスキルとプロジェクト経験をもとにエンジニアを指名するドラフト型採用です。通常の採用形式とは異なり、履歴書や職務経歴書以外で、プロ野球のドラフト形式のように、スキルや実績で採用していく形式です。

こちらは一例ですが、徐々に採用形式も多様化していっています。

顔写真付きの履歴書を作らずに、優良企業に参画できるチャンスがあります。

10年以上前の転職活動や就職活動では、紙の履歴書、職務経歴書を送付し、写真はカラーが必須でした。

企業側が求める事が変化する中で、採用する側のルールが変わりつつありますね。

履歴書、職務経歴書以外で自分の実績やスキルを外部の人に示す事を考えたら、私の場合は、いつも買いているnoteになります。

ポートフォリオやコードには劣りますが、どういうコンテンツが描けるのか、どういう企業や領域の知識があるのかを認識させられるツールであり、プライベートな一面も見せているので、初見の方にも人柄を伝わるのではないでしょうか。

著書をきっかけに、自分が過去に携わったセミナー、コンテンツ、記事をまとめて、斉藤はどういう事が出来るのか?というイメージが湧く記事をまとめておきます。


即行動が大事。

簡易的ですが、仕事実績ページを作りました。随時更新して自身の強みを可視化していきます。

お仕事のお問い合わせやご依頼などあればお気軽にどうぞ。

皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。

求職者目線と採用目線の違い


ー求職者目線ー
⚫︎転職の目的:前職で溜まった不満を払拭したり、実現出来なかった事を叶える

⚫︎書類選考で求める事:使い回しの履歴書、職務経歴書で通過する柔軟性

⚫︎人事面接で知りたい事:給与や残業時間、福利厚生などの実態

⚫︎現場面接で知りたい事:実際の人間関係や仕事の詳細

⚫︎最終面接(役員面接)で知りたい事:社員に思いやりがあるか

⚫︎求める仕事観:仕事も生活も幸せに生きる

⚫︎選考で伝えたい事:価値観、強み、夢、生活と仕事のバランス

⚫︎本音:複数内定を獲得して並行して検討&意思決定したい

ー採用目線ー
⚫︎
転職の目的:会社に利益をもたらす社員を増やす

⚫︎書類選考で求める事:志望度の高さ、募集ポジションに近い経験

⚫︎人事面接で知りたい事:志望度の高さ、社員との相性、募集ポジションに近い経験

⚫︎現場面接で知りたい事:指示通りに動く柔軟性、社員との相性、ポジションに近い経験

⚫︎最終面接(役員面接)で知りたい事:志望度の高さ

⚫︎求める仕事観:生活よりも仕事優先できる

⚫︎選考で伝えたい事:企業の理念、事業の成長性、仕事の面白さ、社員の魅力

⚫︎本音:応募段階から第一志望でいて欲しい


求職者と採用目線での違いを整理する機会として上記活用ください。

ファンか提供者の違い

憧れの業界で働いている人も昔は、ファンだったはずです。

ファンで居続けるのか、提供者として仕事にしていくか、大きな崖が存在しています。

ファンであり消費者としてあり続ける方が良いのか、提供者として現状のルールを改善したり、新たな企画を提供してその領域で価値を発揮するのか。

面接に参加される方はその商材や会社を好きであったり、ファンであることは嬉しいのですが、そこで留まるのか、企業に利益貢献できる人材なのかは別です。

ある会社では、純粋に価値提供できる人材を求めているので、当社のファンである人は採用しないという宣言をしている会社もあります。

ファンなのか、提供者なのか、両者には大きな崖が存在していますので、応募検討や自身の嗜好を見直す際に、参考にすると良いでしょう。

10分ちょいで知る『ゼロストレス転職』(PHP研究所)・佐野創太 著【公式要約動画】

著書を購入するのが、ハードル高い方にはこちらの動画を見てください。

「隠れた優良企業の見つけ方」は、一般的な転職アドバイスで出来ていない所ですし、他コンテンツも他にはない読み応えあります。

以上になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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