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6月18日(月)ホーチミン旅行記3日目(最終日)食べて食べて食べまくる。

最終日は、朝からフォーを食べてご機嫌。

非常に記憶が曖昧だけど「CAT TUONG」というお店だったと思う。

日本ではフォーガーしか食べたことがなかったので、フォーボーに挑戦。牛肉が柔らかくておいしい! 鶏肉より牛肉派である。

腹ごしらえをしたら、昨日見逃した観光名所へ。向かっている途中、おじさんに話しかけられる。

1人目は、ココナッツ売りのおじさん。

「雨が降りそうだから、もう引き上げようと思うんだ。ココナッツあげるよ!」という感じで話しかけてきた。当然その言葉を額面通りに受け取るわけもなかったが、問答無用でココナッツに穴を開け始めた

まあ、多分絶対おそらく金を要求されるだろうけどいいや、と思って受け取ると案の定「7万ドンね」みたいなことを言われた。正確な金額は覚えてないけど、いくらか値切って人生で初めてのココナッツジュースを買った。ココナッツ売りのおじさんが立ち去ることには、天気はすっかり晴れていた。

ここでさらに、2人目のおじさんが登場する

2人目のおじさんは、なんと日本語で話しかけてきた。すると、「ラララライ」とか、「ひょっこりはん」とか耳を疑うような単語が出てくるではないか。

すると、「わたしの名前はルックです 検索検索」だとか、自分は有名だということをしきりにアピールしてくる。確かに手帳をみるとたくさんの日本人からの感謝のメッセージや日本のギャグがびっしりと書き込まれている

そこで検索してみると、

ほんとに有名だった。

面白かったという感想もあれば、ぼったくられたという感想も少しある。なるほど怪しい、もともと徒歩で移動できる距離を歩いていたし市内をひととおり観光するほどの時間もなかったから断ったけれど、最後に記念撮影だけして別れた。特にこわい思いもせず楽しく話しただけだった。

その後はホーチミン郵便局とサイゴン大教会へ。

郵便局が観光地ということに理解が少し追いつかなかったんだけれども、工事中だった教会よりも、むしろそっちのほうがかなり見応えがあった。

郵便局で売っているお土産の切手はとにかくめちゃくちゃ可愛い。この旅の中で、1番お金を使ってしまったと思う。使いもしないのに、昔から紙ものの誘惑には勝てないのである。

郵便局を後にし、昼食をとることにした。目的地は友人の友人がオススメしていたというレストランだったのだが、確かにそこらしい場所へ行っても、店の姿が見つからない。同じ道を2往復ほどした末に人に尋ね、教えてもらった場所はエレベーターもない、6~7階建てほどのアパートの屋上だった。

ぜいぜい言いながら登りきると、そこはアジアの不思議なリズムの音楽が流れる、とても雰囲気のいい場所だった。

「マウンテンリトリート」というレストランで、いくつか日本語で会話をしている卓もあった。相当な隠れ家だが知名度は高いらしい。それほど空腹でもなかったので2品+ご飯だけ注文することに。

揚げ春巻きは1本で茶碗1杯ぶんのご飯が食べられると思うほどおいしいし、オムレツのようなものも塩気がちょうどいい......そしてエスニック好きにはたまらない魚醤。本当はサラダとかもっとメイン的なものでもおいしいメニューがたくさんあるようだ。注文したものはどちらも1品400円とか500円くらいで、高級なわけでもないし、階段を登れさえすればオススメである。

少しここでパソコン作業をせねばならずレストランのWi-Fiに繋ごうと思ったら、博◯堂さんの電波が飛んできたのには笑ってしまった。調べてみるとどうやらすぐ近くのサイゴンセンターにオフィスがあるようだ。

そろそろ旅もタイムリミットが迫ってきたので、最後はベンタイン市場へ。ベトナム旅行の最大目的と言っても過言ではない、「チェ」を食べるために。

時間がなくてなりふり構わず頼んだチェ。色がとんでもない。見ているだけで食欲が失せていきそうだったので、ほぼグラスを見ずに食べた。味だけならイケる。やはり人気の店の下調べは重要である。

駆け足(物理的にも)になってしまったが、ホーチミンは2泊3日では楽しみ尽くせない場所だということがわかった。

わたしにとって3か国目の東南アジア・ベトナム。次は北部のハノイや、中部のダナン・ホイアンにも訪れて、もっとこの国を理解したい。



もしいただけるなら......都心までの交通費にさせてください......