『僕は、そして僕たちはどう生きるか』
2021年の秋ごろのよく晴れた穏やかな小春日和のこと。
遠くにいる友だちから久々にLINEが届いた。
簡単に要件をやりとりしたのち、ふと、思いたって文章を打っていた。
打った文章をしばし眺めて、送信した。ポンとテキストが画面に浮かぶ。
我ながらデリケートな話題だな、と思った。しかも直前のやりとりとはすこしもかみ合っていない。でも私は、その友だちには絶対的な信頼を置いている、だからきっと大丈夫。
とはいえ、いきなりこれだけを送られたら困惑させるかもな、と思っているうちに、