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B02

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B02-0-P2-0 実装

B02-0-P2-0 実装

PWB入荷後に部品表の内 P02-0 に従って部品実装を行いました。

Raspberry Pi のUSBコネクタから5Vを供給してタイトル画像に見えるLCDとタクトスイッチの他、I2C, ADCが使える基板で、Raspberry Pi のGPIOコネクタに接続して使います。

裏側はこんな感じです。

B02-0の当初目的であったヒーター制御は動作確認を済ませて既に稼働中です。

以前に紹介した

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Buster OverlayFS 設定見直し

Buster OverlayFS 設定見直し

以前の記事で OverlayFS について書いたのですが、自分の設定を見直しています。見直しに至った経緯は後に回して、まずは見直し後の設定を紹介します。

1.ファイル追加して使う場合(例:リビング用)普通にファイルを保存し、リブート後にも保存したファイルが残っている必要がある場合の設定です。

シャットダウンして終了する必要があります。

タイトル画像のように、以下の設定にして使います。

オー

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BLE再挑戦 AE-TYBLE16

BLE再挑戦 AE-TYBLE16

様々なセンサーをRaspberry Pi や ESP32 に無線で繋げられるように BLEを勉強したいと、自分なりに試してきました。

過去には、ESP32やRN4020 を使ってみました。
Raspberry Pi をセントラルに、何らかのデバイスをペリフェラルにして試そうとしても、セントラル/ペリフェラルともに正解が解らないと言うか、これなら安定していると言う見本が解らず、何を頼りに勉強したら

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B02-0 PWB 入荷

B02-0 PWB 入荷

1/6日に発注したPWBが、先日(1/15日)入荷しました。

タイトル画像は表裏を並べて撮影しました。

シルクの色を黄色にしたのですが、個人的には白の方が良かったと思います。次回以降は白にします。

GPIOの40pinコネクタ(CN4)ですが、概形を示す長方形のラインが表裏両面に印刷されています。このシルク修正だけで版数が上がるのもなんなので、このままにします。

今回は部品手配がまだなので

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B02-0 PWB発注

B02-0 PWB発注

「B02-0 アートワーク修正」を済ませた後、年始の混乱を避けてPWB(生基板)を発注しました。
タイトル画像は本日現在の進捗状況です。

今回もユニクラフトさんに依頼しました。
他に依頼しても同様だと思いますが、依頼時の様子を紹介します。

私の場合は既にユーザー登録を済ませています。
最初の発注時に登録したのだろうと思いますが、詳細は覚えていませんので、先日行った発注手続きを紹介します。

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B02-0 アートワーク修正

B02-0 アートワーク修正

皆様、あけましておめでとうございます。

旧年中はたいへんお世話になりました。

記事「B02 回路修正」に書いたようにビアに抵抗を半田していた修正箇所をアートワークに盛り込んで基板を作成しようと思います。

昨日、修正を終えて基板発注の準備を整えました。
タイトル図の右上C8の下に見えるR22(裏面配置なので逆向き)が追加したプルアップ抵抗です。

発注後に入荷次第、部品実装して動作確認を予定し

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B02 造形品マスク(C0201)入荷

B02 造形品マスク(C0201)入荷

B02 を板金に取り付けて使う際のマスクを造形依頼していましたが、無事入荷しました。

タイトル画像の左が造形品、右がB02に取り付けた状態です。

造形品とB02だけだと下図のように基板がむき出しになるので、紙に荷造り用透明PEテープを貼ったシートで体裁を整えました。

造形品はLED用の丸穴が楕円になっていますが、実用上問題なさそうです。

この造形品(C0201)はオリジナル基板B02と一緒

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B02 部品表

B02 部品表

構想から紹介しているオリジナル基板B02の部品表です。

実装部品を加減して複数の電源供給に対応することは「B02 回路図」で紹介しましたが、タイトル図のようにアンプ回路(減衰器)の有無も選択出来る為、主な部品表だけでも3通りになりました。

減衰器は 0~5V のアナログ信号を 0~3.3V に変えます。

部品表は末尾にあります。
1つのExcel ファイルに3つのワークシートが入っています。

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B02 回路図

B02 回路図

「B02 回路修正」を済ませた回路図を紹介します。

回路図紹介だけではご覧頂いた皆さんに申し訳ないので、「B02 の構想」で紹介した電源の選択について詳しく説明してみます。

記事の最後からダウンロード出来る回路図はFET、トランジスタ、ICの型番も記載されていますが、タイトル画像のように不要な情報を省いた電源周辺のみの図を用います。

3つの電源(+VD, +5VD, +3VD)が見えますが、

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B02 回路修正

B02 回路修正

以前の記事で紹介したオリジナル基板 B02 ですが、タイトル図の破線で囲った部分のように、プルアップ抵抗を追加することにしました。

図の右側にあるコネクタの1,2番ピンからは5Vまたは6〜12Vの電源が供給されます。この電圧で小さなヒーター(2A程度)を駆動するFET出力があります。
Raspberr Pi の 3.3V信号で駆動できないFET(4V駆動)の為、前段にトランジスタを入れてRasp

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RasPi (+ADC) Python で LM61

RasPi (+ADC) Python で LM61

B02 に LM61CIZ を接続して温度測定を試したので紹介します。
B02 に実装済の SPIインタフェースのA/Dコンバーター(MCP3204)経由で接続しています。

LM61は精度が高くないのですが、ラフで良い場合や、高精度の温度センサーと併用して(センサー位置ズレ、脱落等)異常検出用の補助センサーとして使っています。
生産中止品のようですが、入手可能な間は使うつもりです。

以前の記事

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RasPi Python で ADT7420

RasPi Python で ADT7420

先日、構想を紹介した B02 で温度センサー ADT7420 を使ってみました。
I2C インタフェースなので、B01 でも同様に使えます。

B01, B02 共に、I2Cバスリピーター内蔵です。

ADT7420は Strawberry Linux の製品を使ってみた上で、PWB(生基板)を作り、PIC マイコンで度々利用しています。

ADT7420 I2C精密温度センサモジュール
http

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B02 の構想

B02 の構想

以前に書いた「リモート保守の利便性」の通り、ESP32で作った基板をRaspberry Pi Zero ベースに作り替える作業を行っています。

今回作り替えるESP32 ベースの基板は「ケース製作の悩み」と言う記事のタイトル画像の基板です。ケースが主題の記事ですが、この頃から使い始めた基板です。それなりに仕事をしてくれていますが、保守性を考えて Raspberry Pi Zero ベースに作り替

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