uonomesinpasii

2001 宇宙規模で擬えた息を吐きたかったけれど 地に足つけてブツブツとつぶやく方が性…

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2001 宇宙規模で擬えた息を吐きたかったけれど 地に足つけてブツブツとつぶやく方が性に合ってました。

最近の記事

私の好きなところ

と、まあこんな題名本当に自意識過剰に聞こえると思うし引かれるかもしれないんですけど、一旦今の自分には必要なのでしばしお付き合いを!こんなときくらい! 最近、自分を大切にするための決断をしました。我ながら前よりいい女になったなと思う。成長したな。 頑張っていい決断をしたので、ちょいとお高めの喫茶店に入り、900円のドリンクを注文しました。 そんな日の夜に見た夢の中では、彼のことを呼び出したつもりが代わりに完全な過去となった元カレが現れました。そして慰めてくれました。過去が私

    • 再び宿った魂は洗練されている!

      だいぶ復活しました。 長い休息(停滞?)を終え、人生を自分の足で歩き始めました。 苦しい思いしかないあんな過去も記憶から消し去ったことにしたこんな過去も、今ではさっぱりと振り返ることができます。つい最近のことなんですがね。 好きな人が現れたことが大きいですね。 私が一つ一つの選択肢に真剣に向き合ったから、彼が彼らしくあったから、出逢えたのだと思います。 これぞまさしく、運命なのかなと思えるほどの出逢いでした。 彼は、駆け引きとか何もなく、ただ私の反応や様子に合わせて愛情

      • 人生お休み期

        絶賛抜け殻中です。 いろいろこねくり回していると訳が分からなくなりますね。 出るものも出ません。 言葉や感情、というか、熱量。これ。 純度が無いのです。 人生が長いとして、それにseasonがあったとして、 0歳から21年間でワンシーズン終わりました。 そして今、何に対しても何も思わない。 気乗りの仕方が分からない。 全て受け身。 対価が与えられるものにだけ責任感を持つ。(金の亡者なので) 自分の心が空っぽな分、人様が作った物語で経験値を容易く得ようとしている。 こ

        • 映画「怪物」

          とにかく、キャストと監督、脚本家、音楽担当が良すぎ良すぎで、内容も気になりすぎてて絶対観ると決めていた。 1500円じゃ比にならないくらいの最高峰の映画体験、感動体験でした。 綺麗。綺麗すぎる。 始まりから息を忘れるくらいのめり込み、 ラストシーンでグググッと世界に完全に引き込まれた。 退場してから2時間は放心状態、感情浸りタイムで何も喋れないし聞けもしないということで、友達には迷惑かけた。 人1人、その人が許す中での世界は本当に素敵で綺麗で、それなのに複数人が織り成す

        私の好きなところ

          ゲゲ

          性の多様化が進む社会の中で、その分ずっと、性が色濃く見える瞬間がある。 現代においても男性の女性を求める夜這いは絶えないし、男、女の本能に抗えずに引き起こされる事件が後を絶たない。 夜這いなんて、幼い頃は平安時代の和歌でしか登場しない話だと思ってた! ジェンダーレストイレ設置後のTwitterに出回ってた動画は本当にゾッとした。 現代ですか?ここは21世紀だよな? 本当に、本当に男性性が受け付けられなくて。 だから多分、女性に生まれたことで求められる、色眼鏡で見られる自分

          あるべき場所にあるべきものを。 と言った母は、ミニマリストを目指すも百均で収納グッズを沢山集めて本末転倒状態 今度の連休に要らないものを捨てるらしい。 やると決めたら変に完璧主義なところを私は譲り受けた。 何をやってもしっくりこないし、どこにも居場所がないと感じることはないだろうか。 私は、高校一年から今まで、今もそんな気がしている。 ちゃんとやるべきことはやってて、留年も落第もしてなくて。淡々と乗り越えるべき壁は突破した。 でも、気持ちが宿らない感じ。というか、私じゃない

          晴天

          神様そこにいますか ああ、私は生きていますか 生きられていますか 私って人間は複数形でしょうか あの子の瞳に映るあの人はどの私で その私と私は出逢ったことがあるのでしょうか 窓辺のその雫をそっと掬う事が どこかの誰かの為になっていますか 目の前の花の蜜を守るためなら 自我をどこまで捨てますか 蝉ほどに美しいまま息を吸えない華に その儚い希少価値に心惹かれるものです 真髄を知ることを許さないのでしょう 色濃い世界を、羨ましくも疎ましく 跳ね除けるので

          塩過多

          涙を真っ先に感じるのは感情だろう 心で泣いても体からは出ない 人間は二層で出来ている繊細なスイーツ 溢れ出るクリームとそれを留めるスポンジ 完璧な二層ほど美味しく頂けるのね 中身が漏れ出ないほど美しいのね 塩を振ったら 水をかけたら 一瞬で崩れ落ちる造形を 一瞬で何もかも努力も全て解き放つ事を しない毎夜の空は 視界が歪むほどに 優しく美しい

          本望

          消えることだと思う。最近気づいた。 自覚した瞬間、やはり悲しかった。視界が歪んだ。 でもね、それだけじゃなかった。 私が生きたい世界にはみんながいなくて、いちゃいけないんだ。だから、みんながいるところから離れたいと思った。なんて傲慢な。 みんなの前から消えてなくなりたい。 それぞれの記憶の中で生きて、その人にとっての私を演じるの。私を守るために。 多分、消えた時にキレイに終われるような、輝けるような、接し方があった。優しくしたらどうなるんだろう。手を差し伸べたらどうなるん

          夜な夜な冷凍餃子

          僕はここにいない この体は適当に操られてる 本当の僕はどこで輝いてるんだ 脳内で種が膨らみすぎて もう収まりきらないでいる 気持ちと外的要素がせめぎ合ってる 一つ一つに精一杯力を注ぎたいし 全部に集中して取り組みたい だけど現実の僕をかたどっているモノは 事をこなすだけなんだ 中身がからっぽなんだ あるかも分からないいろいろな事が 脳内には渦巻いていて 収拾がつかない 今の僕を生きたい 出来合いの僕じゃ意味が無い 形ばかりの餃子に マヨネーズをコーティングした

          夜な夜な冷凍餃子

          チーズオンケチャップハンバーグ

          変わり映えのない毎日を 異常気象は置いてゆく 最近は お天道様が一番生き生きしてる じめじめムンムンの梅雨を 待ち構えていたのに 自転車の車輪は 止まることなく回り続けた また一つ 風情が消えた ボーッと生きてる私たちに 喝を入れるように 急に夏を装う 青々とした空が僕を嘲笑う ジリジリと迫り来る そして 案の定ついていけない僕の食欲は ショックのせいか いつもみたいに働かなくなった ダジャレじゃないよ そんな時にも腹に何か入れようと 冷蔵庫を漁る そうだ 母

          チーズオンケチャップハンバーグ

          味噌ラーメンの味がした深夜

          定期的にやってくる荒波 巻き込まれるたびに いちいち這い上がるこの物語 この波瀾万丈な感じは 読み物にもってこい 逆にそうじゃないと味気ない それはあなたが傍観者ダカラ!!! 波に揉まれるたびに 新素材が絶妙に混じり 奇妙な物語を繰り広げるワタシ そうやって人生は 色濃くアイデンティティを持つんだ 現状維持は即後退 誰かが言ってた 自分の放った言葉を愛せない時期があっても 不器用な自分に嫌気がさしても 少なくとも私はワタシを見捨てないし 手を差し伸べてくれる人がきっと

          味噌ラーメンの味がした深夜

          無法地帯依存

          いつからだろう 私たちはコミュニティを難しく捉え その分簡単にした。 いや、 簡単になったから 難しくなったのかもしれない そこに侵入すると どこまでも世界が広がっている 危険地帯だ そこにはなにも答えがないし 誰かを頼っているわけでもない 答えは自分の中にあるのに そこに執着して 何かあるんじゃないかと思って 抜け出せない 物足りない日常を ただ誰かのせいにしたくなり 何かに縋るように しがみついてみるものの 何も変わらない ただ、私の少ない人生が削れてゆくだけ このま

          無法地帯依存

          月が似合う太陽

          霧がかった視界が晴れてきて 行く先が見えてきた これまで取捨選択してきた 数々の物語の末路には 確かな私の王国があった その背景には 選ばれなかった 幾数もの虚像が転がっている でもここで終わりじゃないの どこまでも続くの 思わず顔を埋めたくなるようなフワフワ そして時々 足を取られて身動きができないほどにドロドロ 頑丈にも脆く 得体の知れないモノ それは、 不詳の何かであって 生物というにはあまりにも未知すぎて 気持ち悪く かといって秀美な一面をも見せる その姿は何にも

          月が似合う太陽

          五月雨病

          雨の音が好きだ。 天から使者が舞い降り、私を守ってくれる。  包み込んでくれる。 頑張らなくてもいい日になる。 布団の中に潜って雨音を聴く。 道路や建物、植物にも使者は見回りにくる。 皆とぶつかり合っては共鳴する。 あちらこちらで奏でられたその音に耳を傾ける。 私とは関係ない世界。 でもこの世は、誰かの奏でる音でできている。 同じ人類として見過ごせない物語で溢れている。 そんな外界と壁で仕切り、 他人事のようにその音を受け入れ、 そのまま聴き流す。 私の存在を自覚させるの

          ささやかな惑星

          夕方。河川敷。 お決まりの場所に座り、 山々や人家、車や生物を眺めたりする。 いつも、 環境の変化を風に乗せて伝えてくれるのは この場所。 まだ4月だというのに、 夏のみずみずしさを感じとってしまった。 この場所で孤独に座りながら、 私は孤独でないことを確かめる。 季節はとめどなく進んでゆき、 私を引っ張ってくれる。 次のステージはここだよ。 と囁く。 遠くで聴こえる鳥のさえずりも、 車の走行音も、 たまに通りすがる犬を連れた人やランニングの人、 赤ちゃん、子供、親子。

          ささやかな惑星