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11月21の手紙 note記事作成のコツ

拝啓

ひたすら、自分の練習としてnoteを描き続けています。
note開始当初の目的は、「まとまった量の文章を書けるようになること」です。
数百文字書いてへばってしまい、結末や結論があるところまで辿り着かない悪癖を治そうというものでした。
上手いかどうか、
面白いかどうかは二の次、
とにかく1日に1,600文字を書くと言うのを繰り返してきました。

当初は1,600文字がようやっと、だったわけですが、最近では、2,000文字くらいまでは勢いで書けるようになってきました。
そして、何より書き出しの500文字が難しいと言うこともわかってきました。この500文字がどう言う形で書けるかによって、その後、書き上がるまでの速度が違います。
書くテーマがしっかり決まっていれば、500文字を超えたところからはかなり書きやすくなるのです。
この500文字がうまくいかないと、少し書いてはやめる、少し書いては別のテーマにするということが起きます。
スタートダッシュの500文字がサッと書けると、続く1,100文字はかなり楽になります。
そのため、現在、書き出しの数行を思いつくたびにスマホにメモしています。
良い書き出しがあれば、1,600文字はあっという間です。
記事のネタが思いつかなかった場合は、その書き出しから始めるのです。
もちろん、話したこと、見たもの、感じたもの、食べたもの、頭に浮かんだフレーズ、ありとあらゆることがネタになります。
ですから書くネタがないと言うことはないのですが、ネタから、記事に変換するには、ひと工夫がいるのです。
ネタがあるとして、
どうしてそのネタ(体験や見たもの)を描写するのか?、
どうしてそのフレーズが浮かんだのか、
にはある程度真っ当な理由、
読む人が(ほとんどいないにしても)追っていける思考の流れが必要だと感じています。
それを最初の500文字では書いていく必要があるのです。
門扉をくぐり、前庭を横切って玄関にたどり着くまでのアプローチのような部分と言えるかもしれません。
しかしこのアプローチを思いつくのが難しいのです。
思考がポンポンと飛んでいくタイプの人間なので、関連性のないようなものに瞬間的に自分なりの関連性を見つけ思考を展開しているのです。
そして、それを文章に落とし込むには、ひらめきを分解して、アプローチを使った上で説明が必要なのだと気づくまでにかなりの時間がかかりました。これまで、なかなか書けなかったのはこの辺りの自覚が足りなかったからでしょう。
ヴァージニア・ウルフの著作が好きですが、それはあの思考の流れに親和性を感じるからだったのです。瞬間的に起こる膨大な量の思考!全てがごっちゃになったイメージ。
そして、こうして、文章を書く練習をし始めてみて、改めてわかるのはヴァージニア・ウルフの偉大さです。脈略がないようで細かにつながっている思考の流れ、1人の思考から他人に意外な影響があるさまをあれだけつぶさに書けるのは、ヴァージニア・ウルフだけではないかと思います。
ああ、脱線しました。
とにかく、書き出しの500字は大事です。
極個人的な日記として、体験をありのまま書く記事があっても良いとは思っていますが、それは出来れば、最後の手段として取っておきたいのです。
体験したことを文章に落とし込む、その練習をしていると言う側面もありますから、今のところは書き出しを書くと言う癖をつけようと考えています。

さて、先にあげたように書き出しが決まらない場合も難しいのですが、どう言う結論に持っていくか決めかねている場合もなかなか書ききれません。
オチをつけるのがどうにも苦手です。最初考えていたものと違う方に展開してしまうことがかなりあり、綺麗に纏まりません。
これは高校生ぐらいの方が上手く書けていたかもしれないなぁと思います。
あの頃は、言い切ること、決めつけることがさほど怖くありませんでした。
人生経験を重ねて、様々な人の立場や思いを知るようになると、言い切ることが難しくなります。「AでもあればBでもある」ことはとても多く、善悪にしても好悪にしても絶対というものはないような気がするからです。加えて、ついついコンプライアンスということも考えてしまいます。
結論づけたことと異なることに思い入れがある人ニを、あまり手ひどく傷つける表現はしないようにと考えていますが、どこまで達成できているかは甚だ心許ないところです。

とはいえ、noteを始める前よりは、書く量、書く速度が増えたので、
ひとりで「よし、いいぞ!」と喜んでいます。
1,600文字から2,000文字の文章を書くのに、かけている時間はこれまでよりやや短く1時間から2時間半くらいではないかと思います。
やっぱり何でも慣れと言うものは大事、繰り返し練習は大事と言う、至極基本的なことがわかったと言うわけです。
魔法のように書けるようになったとは決して言えませんが、じりじりと力がついてきている実感があります。

noteを書くのに、1番良い時間も明確になってきました。
やはり書くのに最も良い時間は、朝の通勤時間です。ここで1,000文字くらい書けていると、精神的にもそして時間配分的にも、ストレスがありません。
1,000文字が無理でも、書き出し500文字は書いておきたいところです。
帰宅の通勤時間は疲れているからなのか、集中して書くモードに入るまでにひどく時間がかかります。注意散漫になっていて、朝なら1時間ほどで書き終えていただろう内容に2倍ほど時間がかかるのです。
以前も書いたように、休みの日が盲点で、遅くまで寝てしまってダラダラ過ごしているとあっという間に書く時間がなくなってしまいます。
休みの日はPCを立ち上げて、書く方が集中できるかもしれません。スマホを見ているとダラダラとネットサーフィンをしている時間と区別がつかなくなってきてしまうのです。
PCを立ち上げるのはそこそこ面倒なので良い切り替えになっています。
人間は少し面倒なことをした方がモードの切り替えになりますね。

これからも、文章の練習をコツコツ続けていくためには
書き出しストックをどんどん作る、
出来るだけ朝に書く、
休みの日で朝にかけない場合はPCを立ち上げて書く
ということですね。
他のnoteをやっている方はどう言う時間にどれくらいの時間で、書き、どう言うスタイルで構成しているのでしょう。
気になります。
皆さん、夜に書かれているのでしょうか?
(夜の方がスキがつくことが多いので)

ちなみにこの2,500文字は1時間ほどで書き、さらに読み直して、30分かけて訂正、
100文字近く足しました。


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