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2024年6月22日 梅雨のジム通い

「梅雨なんてものが本当にあるとは思いませんでした」
と言いたくなるくらい、今日は梅雨らしい雨が降っています。
まあ、少し激しくて、ゲリラ豪雨というか、スコールのようではありましたが、
ここ数年、梅雨らしい梅雨などなかった気がするので、激しさは大目に見ました。
傘をさして、しみじみと「梅雨だなぁ」と言いつつ、空を仰ぐという、古典的振る舞いをしてしまったぐらいです。
近所の紫陽花も咲いており、まさしく、梅雨です。
惜むらくは、カエルやカタツムリを見かけないことです。
この近所には生息していないのでしょうか。

今日は雨で、やる気が出ない1日でした。
いや、そもそもやる気と言うものはないらしいので、ただただ眠い日だったと言った方が良いかもしれません。
こういう日は、ひたすらスマホをスワイプし続けて、
もともとよくない目が遠近感失い、
見えにくくなります。
よくないことなのは十分わかっているのですが、始まってしまうと
やめるのがなかなか難しいのです。
半永久スワイプを止めるのには、運動が1番です。

雨は降り始めていましたが、小雨でしたので、
ジムへ行く準備をして、
歩いてジムに行くことにしました。
何度も書いていますが、こう言う場合は、何も考えずにとにかく外に出ることが大事です。
振り返らず、歩く、
とにかくジムまで辿り着くことができれば、
半永久スワイプモードから抜けられる可能性が高まります。
考えない考えないと唱えながら歩きます。
最近、開店もしくは移転してきたお肉屋さんに人の列ができています。
買ってみようと思いつつ、列におそれをなして、購入したことがないのです。
雨の中、しかもジムに行く前に列に並ぶ気は起きず、横目で見て通り過ぎました。

ジムに辿り着くと、自転車やバイクの数がいつもより、ぐっと減っています。
中は入っても、いつもの常連さんの様子がありません。がらんとしています。
常連さん同士のおしゃべりが苦手なので、ほっとします。
イヤホンをつけるのですが、イヤホンをしていても聞こえるほどの音量のおしゃべりの音量です。
もともと、誰かとつるむのが苦手な人間には
どうしても理解できませんが、
ある程度の年齢以上の人たちは、ジムで運動するだけというわけにはいかないようで、
集まると、井戸端会議が始まるのです。
イヤホンをしているので話の内容はわかりません。
いつか、ああ言うふうに話せるようになるだろうか?と思い続けてきましたが、
どうやら、そういう未来はやってきそうにありません。
今日のAudibleのおともは、高殿円さんのシャーリー・シャーロックホームズの2作目です。
これが、1作目より、さらに面白い!
作家さんの筆がものすごく乗っています。
全く予想できない展開の連続でとても面白いです。
ワクワクしながら
エアロバイクをこいでいると、
何かが破られるような激しい音がします。
イヤホンを外してみると、
バケツをひっくり返したような水音が聞こえました。
雨がひどくなって来たようです。

すでにジムに来てしまっており、
ルーティンをやり終えるまでに
雨足が弱まればよい…と思うと
何故か、少し得した気分です。
「思い切って家を出てきてよかった」と思えました。

こう思った頃には、半永久スワイプモードは完全に消えており、
身体を動かすモードになっていました。
筋肉について色々と考えます。

日頃から歩いているので、足の筋肉を鍛えるマシンは
さほどキツくないのですが、
上半身を鍛えるマシンはまだまだキツく、
楽には動かせません。
上半身の筋肉をもっとつけたいですし、
そのためにはもう少し、おもりを増やしていかないと…と思います。
痩せてはないのですが、この一年で、
二の腕が、かなりすっきりして、筋肉質になりました。
昨年の春頃あった、利き腕の痺れ、力の入らなさも少し改善した気がします。
有酸素運動であるエアロバイクやトレッドミルにも慣れてきました。
以前はへとへとになり、すぐ息が上がってしまいましたが、
そう言うことがなくなってきています。
やり始めた頃は、呼吸をするのが苦しく、ものすごく苦痛でした。
某有名な鬼を滅する漫画やアニメでは、すごい技を出すとか、身体の機能を限界まだ上がるのに、「呼吸が大事」とされています。
有酸素運動が、少しできるようになると、あの漫画やアニメで描かれている「呼吸」があながち間違いではないような気がします。
激しい運動をしても、しっかり呼吸ができると、苦しさが半減しますし、
苦しさが半減すると冷静な判断が可能なのです。
漫画やアニメのように高速で動くとかものすごい技を繰り出せるわけではないですが、
確実に、活動が楽になりました。
急に来た梅雨、そして蒸し暑さに今、
なんとか耐えられているのは、
運動で汗をかくことに慣れ、
深く呼吸ができるようになったからではないか、と感じています。
「梅雨だなぁ」と呑気に、
雨を眺める余裕があるのは、
体力があるからです。
やはり、体力は大事だと雨の音と小説を聴きつつ
走りながら
痛感しました。
健康で、体力があるからこそ、
季節を楽しめるのです。
面倒でも頻繁でなくても、ジム通いを続けていこうと思った
雨の日でした。





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