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2024年10月6日 ここは定食屋

コツコツとnoteの記事を、書く毎日です。
特に、傾向と対策のようなものはなく、
その日、その日に思いついたことを書いています。
ストックがあればもう少し、楽になるのに…と思いつつ、
なかなかストックを作れません。
ここは私にとって、
その日の思いつきと残り物で定食を出す定食屋さんのような場所であって、
ファミレスではないのです。
ここは、小さな定食屋。
店主の家庭菜園と知り合いから貰った食材、ほんの少し市場で安く買ったもので成り立っています。
メニューはその日ごとの日替わり定食、ひとつ、です。 
事前に、計画をたてて、記事を作っておき、
タイムリーに出すというようなことは出来ないようなのです。
昨日の残りの大根、
今日拾った栗、
以前もらった缶詰、
前日の残りの肉で作る料理のようなもので、
再現性もなければ、
計画性とも無縁です。

noteにはダッシュボードというものがあって、
閲覧数やスキの数などが
把握できます。
週・月毎などにどれだけ閲覧があったかなどを確認できるのです。
どういう記事を1番読んでもらえたかがわかるので、
収益を得ているライターさんなどは、
これらの情報から、次の記事に何を書くのかを決めているのではないでしょうか。
つまり、閲覧数が多く、スキが多い記事のテーマの記事を多くしていくとか、
そういう記事の書き方を統一していくとか、
そういった戦略を立てることができるのです。
書き手、しかも売れたい書き手であれば、それは当然だろう、と思います。
しかし、素人が自分自身の記事でやってみると、
簡単には戦略など出てきませんし、
ある程度の戦略が見えたとしても実行は難しそうです。

例えば、私の場合、
すべての記事の中で最も閲覧されているのは、
ホラー映画の感想です。

この記事、閲覧数3,000なんです…。
1,000超えてるのはこの記事だけです。
何故?、どうしてだろう…もしかして検索したら比較的上位に来るのでしょうか?
閲覧者のルートはよくわからないのですが、
ホラー映画の感想が閲覧者数が多いからと言って、
ホラー映画ばっかり見て、感想を書きまくる…というのは
私がしたいことではないのです。
ホラー映画は好きですが、ライフワークにしたいわけではないわけです。

その次は、アガサ・クリスティーの「春にして君を離れ」の感想が、閲覧者が多い記事です。

アガサ・クリスティーは好きなので、
今後もaudibleで聞いて、感想を書くことになるとは思いますが、
この記事が閲覧者が多いからと言って、
次のアガサ・クリスティーの感想も閲覧者が多いとは限りません。
それはそれ、なのです。

また、プチプラの香水のレビューも比較的閲覧者数が多いようです。
これはまあ、わかります。
香水って、感想を言語化しにくいものなので、自分が好き、もしくは気になっている香水を他者がどう思っているかは知りたいと思うのです。
しかし、そう頻繁に新しい香水を買って、レビューするというのもなかなか難しいのが現実です。
香りを文章に落とし込むのは、わりと時間がかかります。
目に見えるものは見えるまま書けば、それだけで文字数を稼げます。
香りは見えませんから、自分の感覚を何かに例えたり、イメージを描写したりという一手間がいるのです。


一体なんでこの記事がそれなりに読まれているのか?、全く理由がわからない記事もあります。
例えば、この記事です。

ひたすら、ものすごく眠いと書いているだけの記事ですが、なぜか読まれています。
スキまでもらっているのです。
夏至と結びつけて書いたのが良かったのでしょうか?
全くよくわかりません。
ただ眠いという話なのに…。
その反対に、比較的読んでくれる人が多そうなテーマの話をうまくまとめた、と思う記事が全く読まれないこともよくあります。
「よし、いい感じにかけた」という記事の方がむしろ、閲覧者数が少ないこともよくあります。
あまりに沢山そういう記事があるのでこちらは、具体的にはあげませんが…。

というわけで、「どういう記事を書けばいいかを分析して、戦略を立て、そういう記事ばかりを書いていく」ということは、
どうも私には向いていないようなのでした。
とにかく毎日、思ったこと、体験したこと、気になることを書いていき、
その中に読んでもらえるものがたまにあるというやりかたを続けていくしかないようです。
「自分は何を書きたいのだろう」と混乱した時は、
noteを始めた当初の目的を思い出すようにしています。
このnoteは物語を書くという夢を持った大人が、少しでもそれに近づけるように文章を練習するために始めたものです。
「誰のためでもなく、自分のために書き始めた」ということを思い出せば、
今回少しだけやってみた、
閲覧者数を分析し戦略を立てるということが、
いかに自分自身の志とあっていないかがわかります。

そうそう、私は、私のためにnoteを書き始めたのです。
最近気づいたのですが、
『他人のためではない自分のための、無駄にも見える楽しみ(但し、他人を害さないこととする)』がない
毎日の生活は、味気ないものです。
note始める前の自分は、今ほど、「楽しい人生だ」と思っていなかった気がします。
しかも、わかりやすい結果(お金や人気)は得てないのですが、
続いています。
やっぱり、自分のために書くというのが私にとって、大事なのです。
残り物定食を出す店として、続けられる限り、続けていきます。








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千歳緑/code
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