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女性が年上+年下旦那の年の差婚の離婚率について

実は、年の差婚ほど離婚率が高いというデータがたくさんあります。

女性が年上でお相手が年下旦那の年の差婚を考えている女性にとって、「将来、私って捨てられるのでは!?」と不安になっている方もいるかもしれません。

本記事では「年の差婚の離婚率」についてまとめておきます。


まず、多くの方が引用している「離婚弁護士ナビ」のアンケート調査結果があります。詳しくみたい方はコチラを参照ください

こちらの結果では、年の差が5歳未満の場合と、5歳以上の場合で離婚率に倍以上の差が出ました。こちらの結果で面白いのは、年の差が10歳以上となると逆に離婚率が下がる点でしょう。

ただし、離婚経験のある20代~60代の男女200名を対象にしたアンケートですので、統計データとしては、もう少しサンプル数が欲しいところです。

・年齢が5歳以上離れると離婚率が上がるが、10歳以上離れると離婚率が下がる
・5歳差以上の離婚率は約33%と、5歳差未満の離婚率の約2倍となる
・5歳差以上・5歳差未満の離婚原因を聞いたところ、「性格の不一致」が一番多い回答となった

引用元:5歳差以上の離婚率は約33%!離婚経験者200名によるアンケート調査 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000032382.html
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000032382.html
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000032382.html


また、こちらの記事でも特殊離婚率をベースにした考察がされています。

「同じくらいの年齢vs年の離れた夫婦」離婚しがちな夫婦の年の差とは?

こちらの結果でも、最も離婚率が低いのは同年齢の結婚であり、年の差が開くほど離婚率が上がることが示されています。

ただし、これを見る限り「女性が年上+年下旦那の年の差婚」と「女性が年下+年上旦那の年の差婚」では離婚率に大差はなさそうです。

どちらが年上か年下かというよりは、年の差が開いていることが問題のように見えます。


「やばいじゃん!年下の彼氏君と結婚しない方がよいの?」

と思ってしまった方もいるかもしれません。

ですが、私はそんな細かいことは気にするなと言いたいです。貴女に必要なのは意識のアップデートです。

①年の差婚の離婚率が高いのは事実だが、言うほど差は無い

②そもそも3組に1組は離婚し潜在離婚率5~6割に及ぶと言われている現代では離婚は当たり前

③離婚を過度に怖がらない

④女性は自立心と美貌を磨く


現代社会では離婚は当たり前!離婚を怖がるのは風邪をひくのを怖がるようなもの

まず、現代社会では離婚は当たり前ですので、過度に離婚を怖がるのはやめましょう

「もしかしたら将来には離婚するかも」というリスクを考慮した上で結婚することが大切です。

現代の日本では3組に1組は離婚します。さらに、離婚をしていない層でも、別居をしていたり夫婦仲が悪いカップルはめちゃくちゃたくさんいます。

日本人は真面目な人が多く、簡単に離婚をせずに我慢をしたり、子どもがいるからと離婚を先延ばしにしたりすることも多いので、本当は別れたいのに我慢して夫婦生活を続けている不幸な既婚者が多いのです。

このような潜在的な破局も含めると既婚者の5~6割は実質的な離婚状態にあるのではと言われているのです。

離婚は珍しいものではなく、夫婦仲が風邪をひくようなものであり、誰にでも起こりうるし、避けることなど出来ようがないのです。過度に離婚を怖がり神経質になっても意味がありません。別れるときは別れると腹をくくることが大切です。

むしろ、実質的に破綻しているのに我慢して夫婦ごっこ遊びを続けている日本人の方が不健全です。ダメになったらスパッと別れる気前の良さを持ちましょう


以下記事で述べましたが、そもそも結婚自体がオワコン化しており、世界では既に事実婚がマジョリティーになりつつあります。

婚外子もどんどん増えており「結婚する前に子供を作る」も当たり前になってきています。未だに法律婚をしているのは日本・韓国・トルコなどの時代遅れ後進国だけで、結婚したがる日本人の方がおかしいことがわかります。

貴女がこだわっている結婚や離婚という状態自体が、既にあまり意識されなくなってきているのです。


結婚には、安定した家庭環境を築く、子供を育てるといった社会的な役割や、相手との愛を深め合うという個人的な意味があります。しかし、この意義は時代と共に変化しており、自由な時代における結婚観も多様化しています。

現代社会においては、結婚をしなくても幸せに生きることが可能という考え方も広まっています。自由な時代だからこそ、個々の選択やライフスタイルが尊重され、結婚という枠にとらわれない生き方が求められています。結婚によって幸せを見出す人もいれば、独身やパートナーシップを選択する人も増えています。

さらに、昔は「結婚は一生の契約」とも言われましたが、実態は離婚率の上昇や結婚しないカップルの増加など、結婚観が変化していることも事実です。結婚はお互いを愛し合うことが前提であり、その愛情が成立しない場合、お互いの幸福を考えて離婚を選択することもあります。

このような状況から、結婚に対する考え方や価値観が多様化し、一概に「結婚=幸せ」とは言い切れない時代になっています。

結婚も離婚も自由ですし、離婚などは大した問題ではありませんので、重く考える必要など無いのです。


女性が年上で旦那が年下の年の差婚で起こる問題

とはいえ、積極的に離婚するために結婚する人もいないと思いますので、年の差婚で将来起こりうる事態を把握しておくことは大切です。

以下記事では男性が年上の場合について書きましたが、女性が年上の場合には別の問題があるのです。


まず、年の差婚において女性が年上であるケースは社会的な偏見やイメージの違いから、夫婦間のコミュ二ケーションにストレスが生じやすい傾向があります。夫婦関係の基盤となる共感や理解が不足し、価値観の相違やコミュニケーションのズレから、お互いに不満や不安を抱えやすくなります。

また、女性が年上であるという構図は、男性の自尊心やアイデンティティに影響を与えることがあります。男性側が自己肯定感や支配欲を満たせず、葛藤やコンプレックスを抱えることで、夫婦間の対等な関係が損なわれる可能性があります。

さらに、経済的な側面からも離婚リスクが高まる場合があります。女性が年上であると、一般的には女性の収入や社会進出のスピードが早くなりがちです。このことから、経済力の格差が生じ、家計管理や生活スタイルの違いが原因となり、夫婦間の溝が広がる可能性が考えられます。

さらには、パートナーの家族や周囲からのプレッシャーも離婚に影響を与える要因となり得ます。女性が年上であることで、両者の家族や友人の態度や期待にさらされることで、夫婦二人だけの問題ではなくなり、精神的な負担が増大することが考えられます。社会的なジェンダーロールやステレオタイプによるプレッシャーも考慮すべき要因です。伝統的な意味での「夫が妻よりも年上であるべき」というイメージが根強く残る中で、逆のパターンである年の差婚が不安や抵抗を生むことがあります。


そして、これは書くべきか悩んだのですが、避けがたい事実ですので書いておきます。年上女性と年下男性の結婚で最も大きな課題は、女性側の美しさの劣化です。

年を取った妻を女性として見ることが難しい背景には、社会の美の観念や年齢に対する偏見が関係しています。若さや美しさが女性の価値として重要視される風潮が根強く、それにより年を取った女性が美しくない、魅力がないという先入観が広まっています。 また、自分の妻が年を取るという事実は、自らの老いや死を思い起こさせることから、精神的に拒否感や恐れを感じる人も少なくありません。加えて、メディアや広告などの影響も大きく、若さを追求する文化が浸透しているため、年を取った女性を魅力的と感じることが難しい状況にあります。

「パートナー選びは内面が大事」「いい年して子供もいるのに、女の魅力がそんなに大事?」と考える人もいるでしょうし、結婚相手を見た目とかで選ぶとかちょっとおかしいと思いますよね。私も同感です。

しかし、事実として、多くの男性は意識的か無意識かわかりませんが、女性の若さと美しさに執着する生き物なのです。

女性が年上で旦那が年下の年の差婚の場合、貴女の劣化が破局を招く可能性が幾分高いことを理解しておくことは大切です。


まとめ。オトナの女は自立心と美貌を磨け!

結論としては、以下の2点になります。

●離婚は当たり前に起こることなので、過度に怖がらないこと

●女性が年上の年の差婚で起こりがちな問題は把握しておくこと


これだけ結婚離れが進み離婚も多い世の中となると、結婚している状態を当然と捉えることの方がリスクになります。

オトナの女はいつ離婚になっても大丈夫なように、生活力や経済力の面で自立していくことが大切になります。また「家庭が円満だから」「子育てが忙しい」などの言い訳をせずに、年齢に逆らって美貌を維持していくことも大切です。

女性が年上のカップルの未来は必ずしも順風満帆とは言えないことが分かります。確かに、愛情や信頼、理解があれば年齢差は乗り越えられるかもしれませんが、様々な課題や問題に直面することも現実として考慮していきましょう。


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