没入感とサマーディ
ヨガ哲学と都市伝説を掛け合わせた内容になるんだけど、世の中はメタバース【仮想現実】に向かっている。
VRなどの科学技術を駆使して、人の意識を仮想現実に誘おうとしてる(私にはそう感じる。)
VRを着けた時の表現、「没入感」とはそれをしてない場合との見分けがつかないことを意味する。
つまり、没入感が強ければ強いほど、抜け出せなくなる可能性があるかと。
一方、ヨガ哲学経典のヨガスートラ(昔の教科書)では、サマーディ(三昧)を目指しましょうと書かれている。
アーサナ、瞑想などで、サマーディに向かうこと。
仏教で言うところの、悟りの境地。
そこにあれば、感情は安定して、幸福感で満たされるらしい。
サマーディの日本語訳を没入とする表記があるのを見て、何とも複雑な気持ちになった。
VRを開発している人達は、ヨガのサマーディを知っているのか、いないのか。
アシュタンガヨガのハードで難しい練習を毎朝、面倒くさい気持ちを乗り越えて続けている。
プロだから、当たり前なのかもしれないけど、続けている理由には、サマーディを目指すという目的も含まれている。
手っ取り早く、サマーディを体感したいなら、メタバースに行くのも一つの方法かもしれない。
メタバースでアシュタンガヨガをやったなら、ケガはしないし、汗もかかなそうだし、難しいポーズもフワフワできそう。
でも、果たしてそれが生きてるってことなのかな?
ティーチャートレーニングの卒業で思わず涙が流れたけど、その気持ちや経験は、メタバースで再現できないだろうなって思う。
失敗や苦しい経験は、できれば避けたいけど、乗り越えた時に「あぁ、生きてるなぁ~」って感じられる。
それが生まれてきた理由なんじゃないかと。
人それぞれだから、感じ方は。
強制できないし、自分がこの先どう生きるかもよく分からない。
最近メタバースと聞くと、こんなことを考えている。
***************
愛だけがある。
全ての存在の根本に愛がある。
***************
#没入感 #サマーディ #メタバース
#精神性 #スピリチュアル
#コミュニケーション #経験 #無知 #感情
#ヨガスートラ #自己啓発 #心理学
#ヨガ哲学 #ヨガ #アシュタンガヨガ
#インスピレーション
インスピレーションを受けた記事・写真・イラストに使います。 サポートは、コメントだけでも、十分励みになるので、お気軽にご覧ください。