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大航海〜ヴァスコ・ダ・ガマの道〜

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#世界遺産

大航海 第10巻 インドネシア

多島海の船乗り〜オランダの登場〜収録地:インドネシア = スラバヤ、スラウェシ島(ウジュンパンダン/現マカッサル、タナベル、ビラ、アラ)
オランダ = アムステルダム、ホールン
収録「世界遺産」:ボロブドゥール遺跡、帆船ピニシ

ポルトガルやオランダが来る以前から、アジア多島海にはイスラーム港市が栄え独自の交易圏ができていた。島々は船で結ばれ、優秀な造船術と航海術を持つ海の民ブギス・マカッサル族が

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大航海 第8巻 アラブ

大砲と剣〜アルブケルケの野望〜収録地:イエメン = ソコトラ島、サナア、ジブラ、アデン、ムカラー
オマーン = マスカット、ソハール、スール、カルハット、サラーラ
収録「世界遺産」:ソコトラ島、サナアのオールド・タウン(イエメン)、乳香の谷(オマーン)

序章/王の命令
第一章/疾風の島
第二章/服従か戦いか
第三章/ダウという船
第四章/海を超えた乳香

アラビア半島には古代より、乳香や竜延香、

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大航海 第7巻 インド

海賊か商人か〜インド洋の支配者たち〜収録地:インド = コーチン、アレッピー、カリカット、ゴア、ディウ、ジャムサラヤ
収録「世界遺産」:ボム・ジェズス聖堂、総督門

序章/手強い相手
第一章/満載されたスパイス
第二章/ガマをめぐる論争
第三章/グジャラート商人
第四章/船乗りの夏休み

1498年5月、ヴァスコ・ダ・ガマはインドに到達。インド西海岸を支配するイスラーム教徒の王に交易を申し込み、念

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大航海 第6巻 東アフリカ

スワヒリの海へ〜マングローブの中の繁栄収録地:タンザニア = キルワ、ザンジバル、ペンバ島
ケニア = モンバサ、ゲディ、マリンディ
収録「世界遺産」:キルワ遺跡、ザンジバルのストーン・タウン(タンザニア)

序章/アラブがやって来た
第一章/黄金都市の残影
第二章/ザンジバルの盛衰
第三章/インド洋の船乗り
第四章/インド洋横断へ

インド洋は、大航海時代が始まる以前からアラブやインドの船が盛ん

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大航海 第5巻 南アフリカ

喜望峰を越えて〜出会いの始まり〜収録地:南アフリカ = セント・ヘレナ・ベイ、ケープタウン、喜望峰、モッセル・ベイ、ダーバン
ジンバブエ = グレート・ジンバブエ
モザンビーク = ベイラ、ソファラ
収録「世界遺産」=グレート・ジンバブエ遺跡(ジンバブエ)

序章/白人の土地
第一章/楽園の闖入者
第二章/二人の航海者
第三章/人のモザイク
第四章/石の王国

大西洋とインド洋を結ぶ喜望峰。ポルト

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大航海 第4巻 熱帯西アフリカ

欲望の海岸〜黄金と奴隷の季節〜収録地:ガーナ = エル・ミナ、クマシ
トーゴ
ベニン = ウィダ
収録「世界遺産」: ゴレ島(セネガル)、
アボメイ(ベニン)

序章/海の鎖
第一章/浜辺の日々
第二章/黄金にまみれて
第三章/乱舞する精霊
第四章/闇の奥へ

大航海時代は、史上最大の罪といわれる奴隷貿易の始まりでもあった。15世紀、黄金と奴隷を求めるヨーロッパの船団が熱帯西アフリカに押し寄せた。

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大航海 第3巻 北西アフリカ

砂漠の海へ〜イスラームとの衝突収録地:モロッコ = タンジェ、エル・ジャディーダ、エッサウィーラ、ボジャドール、マラケシュ
モーリタニア = アルギン湾
マリ = トンブクトゥ、ジュンネ、モプチ
収録「世界遺産」: モロッコ=マラケシュ、エッサウィーラ、エル・ジャディーダ
マリ=トンブクトゥ、ジェンネ
モーリタニア=バンダルゲン国立公園

序章/ベルベル人の大地へ
第一章/不帰の岬ボジャドール

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