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【中医学🔰】起床時の膝のこわばりと痛みはなぜ?

【質問】
朝起きた時に、片方の膝裏にこわばりと痛みがあります。
なぜでしょうか?

【結論】
冷えや食べ過ぎから、膝裏にむくみがたまり、こわばりや痛みとなっています。

いつものように、体の中で起こっていること、薬の作用、原因、目的、手段の順にお話ししていきます。
全部理解する必要はなく、治す手段はいくらでもあるということだけ知っていただけたら良いです。

✅1)体の中で起こっていること

実際には、舌診断や脈診断などを使って治療を行います。

冷えからおこる場合
足のむくみが冷えによって固まり、こわばりとなるのは何となくイメージがつくと思います。
痛みが起こるのは、血の流れが悪いためです。
体は、約60%が水分なので、冷えにより体のあちこちに停滞が起こります。

自然界で例えると
止まること無く流れている川も、石や木の枝などで流れが停滞する場所があるように、体の中でもあちこち停滞が起こっています。

食べ過ぎから起こる場合
胃が機能低下を起こし、腸へ食べ物が送れなくなると、腎臓へ循環する水分が停滞するため、むくみが起こります。

西洋医学では、臓器別に体を見るので、胃と腎臓の関係性が理解できませんが、中医学では、体は、一つの生体として認識します。

ここが西洋医学と中医学の大きな違いですね。
西洋医学は、臓器を単体で扱うため、病気が複雑になると治すのが難しくなり、診療科ごとに薬が増えていきます。

✅2)薬の作用

整形外科などを受診すると湿布やヒアルロン酸を注射する場合がありますが、効果はありません。

ステロイドや痛み止め、ビタミン剤なども処方されますが、効果はありません。
高齢者の場合は、長年の薬により腎機能や肝機能が低下しているので、効果のない薬に頼るのは、お勧めしません。

湿布は、一時的に痛みを和らげてくれますが、患部を冷やすので長時間貼り続けると悪化します。

✅3)原因

・冷えとむくみ
・食べ過ぎによる胃の機能低下

✅4)目的を明確に

・足を温めて血行を良くする
・胃を休ませる

✅5)手段は何でも良い

歩くのも良いですね。
足が温まり、血行もよくなり、足にある胃の経絡を流れを良くしてくれます。

高齢者で歩けない人や入院患者さんには、ツボ療法や整体などを使って治療するのも良いです。

以上、参考になれば嬉しいです。
原因がわかれば、治し方もわかりますね。

【プロフィール】
外食、薬大好きだった高齢出産4児の母が、中医学と西洋医学の二刀流で、時短・高コスパの見ため年齢−20歳の美容健康法を伝えます。

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中医学とは、2400年前に皇帝内経に書かれた医学。
①人は自然界の一部であり、体の中で起こっていることは、自然界で起こっていることと同じであること
②病気は結果、必ず原因があること
③結果から原因までの道を理論立てて、治療・教育していくこと
④大切な人に贈ることができる知的財産であること


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