見出し画像
Photo by 1st_note1

肉体の死とは（＃３ あの世の学校・その壱）

海

＊知識の学校
高い柱のあるホールがあり、全てが白く光り輝いています。光が内からも外からも差し込み輝いています。ゆったりしていて平和で穏やかなところです。それはここ地球にありますが、別の次元です。地球の高く良質なエネルギー層です。断層図的には地球と同じように丘や山や川がありますが、全く同じ配置ではないかもしれません。色はとても鮮やかでピュアです。

建物などが存在することもありますが、通常それらのエネルギー構造は特定のイメージを与えるような形で反映されます。
他の人たち（魂）も同じように山や緑が見えるはずです、地球ですから。地面や丘はちゃんと存在していて、木々や動物もそこにちゃんといます。そこは転生次元のようなところです。
ただ、エネルギーの次元が違います。エネルギーレベルが異なるとエネルギーを支配する法則も異なります。法則が異なるため、人工構造物を使用して他のことができる様になります。

ここはおそらく天国よりも楽園という言葉が合っているでしょう。なぜなら楽園とは完璧な地球を意味し、時に地上的ではありますが破壊や衰退はないからです。そして天国とは全てがエネルギーである高次元のことです。
楽園は天国よりも低い次元で地球よりも高次元に位置している地球と似たようなところです。
人々が天国について話す時、その意味するところは楽園のことを指しています。そこでは全てが順番に受付けられ、順を追って認識、理解されなければなりません。より高いレベルに備える必要があり、そうすればより公平に理解することができます。

天国には建物などはなく、あなたが認識するものには個人差はありますがエネルギーとして見えるでしょう、オーロラの映像のように。
あなたはエネルギー体になり、あなた自身でエネルギーを操作してさまざまなことを達成し、たくさんのことを引き起こすことが可能です。この次元にいると、それよりも下の低い次元のことがよく見えます。物質次元で何が起こっているのかがよく分かるのです。とても簡単に見ることができます。地平線などはないので境界は存在しないでしょう。

ここでは人々（魂）はローブを纏っていますが、いつもそうとは限りません。基本的に魂はエクトプラズムの状態なので形はさまざまです。時に人体を形作り服を纏った姿で表れたりしますが、通常彼らは白く透明な状態を好みます。彼らが何を纏って現れるかは、その時の状況ですによって彼らが決めます。また次に現れる時には別の形を纏っているかもしれません、自由自在なのです。

学校では答えは全てそこにあります、調べたり質問したりもできます。それぞれのクラスには数人のマスター達がいて、各々自分で学べるように導いてくれます。
魂たちはそれぞれ人生で経験したことをまとめ、整理して理解します。何故これらのことが人生に影響したのかそしてどのように対処したのか、などです。そこはとても平和で静かな場所で、自分自身でいられる十分な時間があります。

人々は人生において自分の行動を正当化させるために何らかの理由を作り、自分の判断を自己贔屓寄りにしようとする傾向があります。
しかしそこでは何が起こったのかを正確に把握、分析できるので再度調べ、何故そのような行動や反応をしたのかを理解します。魂たちが学んできた経験、知恵、カルマの宝庫がそこにあり、人間の性、直面する問題などを学ぶのです。そして成長、拡大し続けるのです。そして次に生まれる前の話し合いが行われ、どんな課題に取り組み、それをどう解決しようとするのかを計画します。


地球上で何かを経験する時、それが良いことであれ悪いことであれ、重要なのはそれらをどう受け入れるかなのです。失敗をどう受け取るか、成功をどう受け取るか、なのです。
人は時に素直になれず、物事を直視することができません。何かをする理由について言い訳をし、正当化し、全ての真実がなくなるまで捻じ曲げます。自己欺瞞。これはとても大きな課題です。

あなたの魂は、たとえあなた自身何が起こっているのが分からなかったとしても、あなたが何を学ばなくてはならないのかを知っています。全ては起こるべくして起こっています。地球上にいると何故それが起こっているのか分からずに決断できず、それは偶然起こったのだと考えますが、全ては目的があって計画されたのです。


地球に戻って再び肉体を持つことは義務ではありません。
しかし、それが適切である場合には戻ることになります。転生しなくてはならないというルールはありませんが、永遠に転生しないことを望む魂がいるでしょうか？そこに留まり学んでもいいし、そこの平和にふれ再び挑戦する準備ができてから戻ってもいいのです。

あなたにはあなた自身の個性があります。
これまでに行ない経験したことの全てがあなたをあなたたらしめています。あなたは幼少期を通じて周りの人々からわずかに刷り込まれているかもしれませんが、それはむしろ追加された要素に過ぎずあなたを本当に変えるわけではありません。
あなたはあなたそのものであり、あなたが何をしてきたのか、何を言ったのか、何を考えたのか、どの様に生き、どの様に状況に対処してきたのか。あなたはその集大成なのです。

それぞれの魂には個性があるが故に、その人が特定の状況下でどの様に自由意志で判断、決定するのかは知ることができます。彼らが他の過去世で何をしたかに基づいてその個性は予測可能です。人が劇的に変わることは珍しいのです。
自分で判断しない限り、学ぶことはできません。自分の間違いは自分で処理しなければ学びはないのです。あなたが将来目にするものは完全にあなた自身の意志によるもので、それはどの道を選ぶかはあなた自身が決めるからです。ここで言う”あなた”はあなた自身がアクセスできる範囲よりもより広い範囲を意味しているかもしれません。