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診断後の家族の気持ち
子どもが生まれたばかりのころは 無事に生まれてくれただけでうれしいという気持ちでいっぱい。でも育てていくにつれ、普通の子であってほしいとう気持ちが生まれ、発達の指標を見ては「うちの子は遅れているのではないか、いまだに初語がないなんて」。発達には個人差があるはずなのに。そんなことが気になってしまう。
そして最近早まっている新生児聴覚スクリーニングで突然「お子さんは聞こえに問題があるかもしれません」
新生児聴覚スクリーニングの課題(人災編)
新生児聴覚スクリーニングをパスしたといって、その後も安泰と喜んでいてもいいのだろうか。
新生児スクリーニング検査はあくまでも新生児期だけの状態を表すもの。その後、成長とともに中耳炎になるなどで難聴になることもある。また内耳の機能は問題ないからパスだったけど伝音性難聴(耳小骨の骨化 外耳道閉鎖などなど)が隠れてたなんてこともある。
やはり普段から子どもの言語発達や聞こえに敏感であり、なにかおかし
新生児聴覚スクリーニング検査の落とし穴
聞こえにくさがあると どうしても言葉の発達や社会性に影響をおよぼします。難聴を早期に発見し療育へつなげることで 言語発達の獲得につながり 補聴器や人工内耳 手話 要約筆記などの情報保障など その子どもにあったコミュニケーションの方法をアドバイスしてもらえます。さらには多方面から言葉の発達を促していくことにもつながります。
<新生児聴覚スクリーニング検査(NHS)>
1000人に1~2人は生まれ