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木守  裏庭にて...浮世雲の呟き

「木守」とは晩秋の柿の木に翌年の豊作を願って、たった1つだけ残された実のこと

霜がおりると やっと庭の富有柿を
取る。


“寒が入って 甘くなる”

不思議なもので 別物のように
本当に甘くなり...
果物も 生きているなと

柿も当たり年と 不作がある。
去年の景色は観ていないが
その前の年は 二本の木に
二つしかならなかった。

毎年 毎年 
たわわに 実っては あちこちに
贈っていた。
それでも 消費しきれないと
ある年から 柿酢にする事を 覚えた

今年はサンテナー 一箱....

ひとつ 摘んで食べてみた

”甘すぎるくらい 甘い“


鳥達は 良く知っている
甘くなると 食べにくる

木守を一つ

鳥達に数個残して

今年の 柿ちぎりは 終わった。


寒空に 日に日に 育つ干柿達

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