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【翻訳】ポケモンからユンゲラーを追放した男

ついにその時が来た、と言うべきでしょう。およそ20年ぶりにユンゲラーがポケカに戻ってくるようです。 そもそもユンゲラー解禁という情報は、かのユリ・ゲラー自身によるツイートが発端でした。いわゆるユンゲラー裁判については、過去の翻訳や、その他たくさんのネット上の記事で経緯を追うことができますが、そのユリ・ゲラー自身がユンゲラー復活をネタバレしたことは、先日ちょっとした話題になっていました。 今回の翻訳は、ユンゲラー解禁の背景について、ユリ・ゲラー本人に取材した記事の翻訳です。

    • ポケカAdvent Calendar 8日目:海外大会観戦ガイド

      初めまして、うきにんと申します。 今回は、同じ北海道出身のともぽんから本企画、ポケカAdvent Calendarを紹介してもらい参加しています。企画は12月1日からスタートしています。 他の方々のステキな記事もぜひお読みください。 これまで私はDiaryNoteやここnoteで断続的にポケカ記事を書いてきましたが、久々に書く今回は、「海外大会観戦ガイド」と題して、ポケカの海外大会の仕組みと、観戦のポイントをご紹介します。 本題に入る前に、簡単な自己紹介を以下に付します。

      • 【翻訳】海外ポケカ・新型コロナ対応ポリシー

        新型コロナウイルスの影響で延期になっていた各国のポケカイベントも、ワクチンの普及もあり、徐々に再開されつつあります。 それに伴って、イベント会場への要求事項も同時にアナウンスされました。これはもちろん、新型コロナ対策に関するものです。 アジア圏を除く海外は、The Pokemon Company International社(以下TPCi)による、Play!Pokemonというプログラムに則って各大会が運営されています。 今回のアナウンスは、その大会(店舗大会含む)の運営者

        • 【翻訳】ユリ・ゲラー対ユンゲラー:消えたポケモンカードの謎

          昨年11月末、ユリ・ゲラーの突然のツイートにより、ポケモンカード界隈にどよめきが起こりました。ユンゲラー、カード化解禁。 そのツイート前後については前回記事で翻訳し、まとめましたが、いわゆるユンゲラー裁判そのものついては、多くの方が、まとめサイトやまとめ動画などで、断片的ながらも経緯や結末に触れたのではと思います。 今回の翻訳は、このユンゲラー裁判に関する記事の決定版といわれる海外記事の全文訳です。 Motherboard/VICEというメディアのドイツ語版に2018年に掲

        【翻訳】ポケモンからユンゲラーを追放した男

        • ポケカAdvent Calendar 8日目:海外大会観戦ガイド

        • 【翻訳】海外ポケカ・新型コロナ対応ポリシー

        • 【翻訳】ユリ・ゲラー対ユンゲラー:消えたポケモンカードの謎

          【翻訳2記事】ユンゲラーがポケモンカードに帰ってくる?

          2020年はポケモンカードにとって、大きなニュースが非常に多かった年でした。 が、そんな年の暮に、またとんでもなく大きなニュースが飛び込んできました。ユンゲラー、ポケモンカードに復活。 ご存じの方も多いと思いますが、ユンゲラーは、名前の元となった超能力者、ユリ・ゲラー氏の訴えにより、長らくポケモンカードに登場できずにいました。 それが20年の時を超え、再び登場できるようになりそうだというのです。 「20年前に私がしたことについて、大変に申し訳なく感じている。子供たち、そし

          【翻訳2記事】ユンゲラーがポケモンカードに帰ってくる?

          【翻訳】クリーチャーズ・長島氏インタビュー:ムゲンゾーンの秘密

          久しぶりの翻訳は、今回も海外公式から。 海外公式ではお馴染み(?)の、クリーチャーズ長島さんへのインタビューです。 対象となっているのは、8月の海外新弾"Darkess Ablaze"、日本でいう「ムゲンゾーン」「伝説の鼓動」に相当するパックです。 日本国内ではちょうど新弾が出たばかりですが、 インタビュー内容はまったく古びておらず、むしろ新しい発見が多くあります。 前回の長島さんインタビューを読まれた方も、そうでない方も、ぜひお読みください。 以下記事全文の翻訳になりま

          【翻訳】クリーチャーズ・長島氏インタビュー:ムゲンゾーンの秘密

          【ポケカ文化放送】あめ玉からダイスへ:ポケカダイス史

          ▼まえがきご存じのかたもいらっしゃると思いますが、僕うきにんとなにものかさん(+折々の老人ゲストたち)は、「ポケカ老人会」と称して、ポケカの歴史とか文化とかに関するいろいろ変な活動を行っています。 たとえば国会図書館に行って調べものしたり、 ツイキャスで「ポケモンカード文化放送」と題して、ポケカの歴史や文化に関する研究(?)報告をしたりしています。 今回のnoteは、直近の「ポケモンカード文化放送」報告と当日資料です。 ▼5月28日放送:あめ玉からダイスへさる5月28日(木

          【ポケカ文化放送】あめ玉からダイスへ:ポケカダイス史

          【コラム】海外発⇒日本に入ってきたデッキたち:ギャラドス編

          これは昔話ですので、新環境に関する情報はありません。 よく知られている事実ですが、海外では、日本国内よりも新カードが数か月ほど遅れて発売されます。 言い換えれば、海外の環境は日本の数か月遅れで進んでおり、 日本で流行ったデッキは、遅れて海外でも流行る、という構図になっています。 ところが、そうでないこともあります。 海外で新デッキが開発され、それが日本に逆輸入される、ということも、時々ですが起こります。 今回はギャラドスというデッキを取り上げます。 2009年にフランス

          【コラム】海外発⇒日本に入ってきたデッキたち:ギャラドス編

          【翻訳】2020年度ポケモン世界大会中止アナウンス

          すでにご存じの通り、TPCi(ポケモンカンパニー・インターナショナル)より、 ロンドンで開催予定だった2020年世界大会の中止が発表されました。 同時に、海外における他の全イベントも中止となります。 今シーズンのポイントと権利は、2021年に改めてロンドンで開催される世界大会へと持ち越しとなりました。 以下、そのアナウンス文の全訳です。 TPCi側の無念さ、また関係者への深い感謝も伝わってくる文章となっています。ぜひご一読ください。 -------------------

          【翻訳】2020年度ポケモン世界大会中止アナウンス

          【翻訳】ソード&シールド:新時代の幕開け

          今回は久しぶりの翻訳記事です。 海外のゲーム系ニュースサイト"IGN"が、2月の海外新弾"Sword & Shield"(日本でもそのままソード・シールドに該当)でのルール変更に関する記事を掲載していました。 興味深いのは、記事中に、クリーチャーズのメンバーのコメントが含まれている点です。特にタイプ廃止や弱点についての内容は、国内では表に出てきていない話であり、今後のポケカの動向を推測する上でも参考になるものだと思います。 (しかし、なぜ国内ではこの手の話や記事が出てこな

          【翻訳】ソード&シールド:新時代の幕開け

          【翻訳】タッグチーム制作の裏側

          国内ポケカは先日も新弾が発売され、やれ新カードだ公式大会だで大忙しの様相です。 そんな喧噪を尻目に、海外環境は粛々とペースを維持し、5月の上旬、新弾"Unbroken Bonds"が発売となります。 内容は、国内でいう、ナイトユニゾンからダブルブレイズまで。なかなか豪華でカオスな陣容です。 そして海外公式には、前弾"Team Up"に引き続き今弾でも、クリーチャーズ長島ゲームディレクターと、イラストレーター有田さんのインタビューが掲載されていました。 今回のエントリはその

          【翻訳】タッグチーム制作の裏側

          【翻訳】Play!Pokemon:平等性、公平性、ダイバーシティおよびインクルージョンに関するポリシー

          3月上旬、ポケモン海外公式のルール文書集の中に、 「平等性、公平性、ダイバーシティおよびインクルージョンに関するポリシー」と題された文書がアップされました。 今回のエントリはこの文書の全訳です。 文書がアップされた理由についての声明などは発表されていません。 ただ私たちは、この文書から、いまの海外株ポケ、つまりポケモンカンパニー・インターナショナルが、どのような環境づくりを目指しているかを窺い知ることができます。 文書中、耳慣れない語がいくつか出てくるかもしれませんが、最後

          【翻訳】Play!Pokemon:平等性、公平性、ダイバーシティおよびインクルージョンに関するポリシー

          ポケカ有料記事の適正価格は【 40円 】...その理由は?

          ▼はじめにお久しぶりです、うきにんです。 今回は久しぶりの記事なので、ちょっと派手めなタイトルにしてみました。 ポケカnote有料記事、盛り上がってますよね。 内容もさまざま、お値段もいろいろですが、 下は100円から、上は1,500円近いものまであり、 この値段なら買ってもいいかな?という基準も、おそらく人それぞれです。 気になったので、先日、Twitterでこんなアンケートを行いました。 ちょっとだけ凝った条件設定ですが、 ここでいう、WCS Day2クラスのプレイヤ

          ポケカ有料記事の適正価格は【 40円 】...その理由は?

          ポケカペンクラブ大賞2018(2/2)

          [前篇の続きです] ▼カルチャー賞 【はじめてのポケカ】デッキシールド(カードスリーブ)のススメ https://pokead.jp/archives/sleeve.html ポケアド/アリア [うきにん勝手な選評] 最近はサプライを題材にした記事も見かけるようになりましたが、果たしてここまで徹底した記事が過去にあったでしょうか。 スリーブとは何か、から始まって(ちなみにポケカでは「デッキシールド」がオフィシャルな用語です)、スリーブの楽しみ方まで、この記事ひとつ読め

          ポケカペンクラブ大賞2018(2/2)

          ポケカペンクラブ大賞2018(1/2)

          ▼ポケカペンクラブ大賞概要2018年は、ポケモンカードの世界に大きな変化がもたらされた年でした。 まさに「第二次ポケカブーム」とでも呼ぶべき状況です。 ユーザーコミュニティは急激に拡大し、それに伴い、行き交う情報の量も急激に増大しました。 そのような背景の下、「ポケカペンクラブ大賞」という新たな企画を試みます。 「ポケカペンクラブ大賞」は、ポケモンカードに関わる優れた著作物を勝手に表彰する企画です。 ▼賞の目的と選考について目的は、主に次の2点です。 ①優れた著作物を勝手

          ポケカペンクラブ大賞2018(1/2)