ポケカペンクラブ大賞企画書スライド2

ポケカペンクラブ大賞2018(2/2)

[前篇の続きです]

▼カルチャー賞

【はじめてのポケカ】デッキシールド(カードスリーブ)のススメ
https://pokead.jp/archives/sleeve.html
ポケアド/アリア

[うきにん勝手な選評]

最近はサプライを題材にした記事も見かけるようになりましたが、果たしてここまで徹底した記事が過去にあったでしょうか。
スリーブとは何か、から始まって(ちなみにポケカでは「デッキシールド」がオフィシャルな用語です)、スリーブの楽しみ方まで、この記事ひとつ読めば、ポケカのスリーブについて必要な知識がほとんどすべて手に入ります。
カードを輪ゴムでとめた時の傷なんて、多くの人が経験していても、それを写真入りで掲載した記事なんて見たことがありません。でも逆に、だからこそ、そんな当たり前すぎることでも、今まで記事化されていなかったことを記事化したことに意味があると思います。
ひとつのトピックスを徹底すること、突き詰めること。それを体現したこの記事に、文句なくカルチャー賞を贈りたいと思います。

--個人的次点--

new!秋葉原周辺のポケモンカード取扱店
http://eevee.hateblo.jp/entry/2018/07/22/155100
もともと首都圏在住の人にとっても、あるいは遠征で東京に来た人にとっても、秋葉原のポケカ散策情報はこれひとつで事足りてしまう、非常に有用な記事です。
過去記事のアップデート版のため、18年のペンクラブ賞に挙げづらかったので惜しくも次点にしました。が、しかし内容自体は受賞記事に勝るとも劣らない、本当に役に立つものになっています。

▼ユーモア賞

エネルギー何枚入れますか?【前編】
http://kuriohouse.com/2018/10/10/2q34423/
(くりお宅ポケカナビ/カイロスたけくま)

[うきにん勝手な選評]

今年登場したポケカサイトの中でも、このくりお宅ポケカナビは、常にオリジナリティを発揮し続けている非常に意欲的なサイトだと思います。今回は同サイトの記事を代表して、この記事をユーモア賞とさせて頂きました。
ブラウザバックを押す前にもう少しだけ読んでいってください。お願いします。」というネット的に由緒正しい(?)一文や、ほかにもクスっとくる文章がたくさん散りばめられている記事です。「実家が英会話教室」という謎の紹介文や、ものすごく可愛いくてシュールなイラストなど、読み手に楽しく読んでもらおう、という意欲が、様々な面から伝わってきます。
しかし書いてある内容は、初心者から上級者まで幅広い層にオススメできる、クオリティの極めて高いものになっています。
ユーモアもポケカもゼンリョクで、そんな心意気は、まさにこの賞にふさわしいと考えます。

--個人的次点--

【公認自主イベント】『ウルトラビースト迎撃戦』アニメ化決定!!
https://taiatari.net/announce/2264/
圧倒的なイラストのクオリティと、徹底した記事の作り込み。もうちょっとポケカが関係していたら文句なくユーモア賞だったのですが、それを抜きにしても、本当に素晴らしい記事です。ウルトラビースト迎撃戦自体のポスターのクオリティも相当なものです。

【一軒目もしもシリーズ】もしもポケカファッション月刊誌があったら。
https://twitter.com/toriver_poke/status/1046958990326939648
当時ツイート見た瞬間に爆笑しました。いろんな角度から撮ってみた(はあと)。

▼アイデア賞

マルマインの20年~爆発こそわが生涯~
https://taiatari.net/consideration/2879/
(たいあたりジム/トイ)

[うきにん勝手な選評]

なにものかさんとうきにんの両名が一発で意見が一致した記事。
この記事に触れたトイさんのツイートが、かのイマクニ?さんにも言及されるなど、非常に評判になった記事です。
冒頭の意味不明な円グラフから、その後の生真面目な全カード紹介まで、細かいところまで手の込んだ非常な力作になっています。
この手のネタは、もうやったもの勝ちだと思うので、二番煎じはどうやってもこの記事を越えるのは難しいかもしれません。
今後もマルマインのカードが出るたびに更新を宿命づけられた記事です。ぜひともトイさんには、マルマインの新カードが出なくなる日まで更新を続けてほしいですね。

--個人的次点--

LINEスタンプはじめました。
https://twitter.com/1channel_jp/status/992184885539303424
ポケカYouTuber「さんチャンネル」の1chさんによる、記事というよりツイートです。とうとうポケカでも、ポケカネタでLINEスタンプを作ってしまう人が現れたか……という、アイディアというより簡単には真似するのが難しいで賞。

▼おわりに

以上ですべての発表を終わります。これはキャス内でも話したことですが、2018年は、素敵なポケカ記事にたくさん恵まれた1年だったと思います。願わくは2019年も、この勢いが、もっと強くなって続きますように。

でもこの企画の本当の目的は、良かった記事を年末にドンではなく、
日頃から、良いと思った記事は思い切り褒めて、お互いに紹介して、みんなに広めよう!というものです。だってもっともっと、記事を書く人が増えてほしいから。
その意味で、今年のポケカペンクラブ大賞2019は、もう始まっています。
そしてもしかしたら、次の受賞作品を書くのはあなたかもしれません。書く手段はいつだって、今この目の前にも広がっているのです。

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