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旅について思う事

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自分にとって旅行とは、をつらつらと綴った雑記帳
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旅と私#10 猫のお留守番

旅と私#10 猫のお留守番

我が家には、もうすぐ12歳になる猫が1匹いる。
結婚を機に同居を始めた、連れ子ならぬ連れ猫だ。

私にとっては初めてのペットでもある。
猫との生活が始まり、それこそ黒い服に毛がよく目立つとか、ニット服に爪引っ掛かってほつれるとか、鞄に粗相されるとか、猫飼いあるあるを一つずつ経験させてもらうと同時に、すぐに猫の下僕へと突き落とされた。
一緒に住み始めるまでは、別に猫派でも犬派でもなかったが、今は周囲

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旅と私#09 合宿

旅と私#09 合宿

2月になり、コロナとの付き合いも丸2年になる。
同時にそれは、毎年行っていた合宿との付き合いが無くなった期間でもある。
社会人サークルの合宿なんて遊びに近いものだからどうってことないけど、恒例行事だったのでちょっと寂しい2月。

* * * * *

会社にはいくつかサークルがあって、その中の吹奏楽サークルに所属している。

入部当時、久々の複数名新人加入だったこともあり、ただ音が出るだけに等しい

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旅と私#07 旅行先の決め方〜ご当地マグのあるところ

旅と私#07 旅行先の決め方〜ご当地マグのあるところ

旅先を決める要素は幾つかある。

・地域、方面
・季節、イベント
・日数
・交通手段
・同行者
・目的
・食べ物     etc..

出張ついで旅はこの結構な部分が縛られているので、自ずと選択肢も絞られてくるが、「どこか旅行に行こうか」から始まる自由な旅行は、その「どこ」を決めるまでに悩むこともある。
そんな時に行き先を絞る理由付けとして我が家でたびたび出てくるのが、スタバのご当地マグがあるとこ

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旅と私#06 noteで綴る旅行記

旅と私#06 noteで綴る旅行記

年の瀬でもあるので、改めて今年noteを始めてみた事を振り返ってみることにする。

* * * * *

「そうだ、note始めてみよう」
と思ったのは、立山黒部アルペンルートを通り抜けて帰ってきた後の事。

・複数の乗り物を乗り継ぎながら、要所要所で観光を挟みたいという欲望と時間との戦い
・山の上に行くことへのハードルの高さがよく分からなかった
・最終的にいい感じにまとまった
この3点を、何かア

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旅と私 #05 〇〇の聖地

旅と私 #05 〇〇の聖地

誰にでも、故郷以外に思い入れのある土地はあるだろう。思い出の地、憧れの地。
そう、仮に野球部であれば甲子園、吹奏楽部であれば普門館の様な、目指していた地が私にもある。
学生弓道の聖地、伊勢だ。

なお、吹奏楽部経験者だが、当時普門館を目指してはいなかった(というか弱小過ぎて名前すら知らなかった)ことはここでは捨て置いておく。

* * * * *

FaceBookやTwitterで後輩達の戦績が

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旅と私 #04 東北新幹線

旅と私 #04 東北新幹線

実家に帰ってご飯を食べながら互いに近況を話しているなかで、先日東京駅に行ったという話から、新幹線の思い出話へと話が膨らんだ。

* * * * *

私の母は、八戸の出身で大学生の時に上京し、東京で就職、結婚した。父は東京出身だ。
私が小さい頃に祖母が倒れ、以来二人姉妹の母と叔母が定期的に帰省して看病に明け暮れる祖父の手伝いに行っていた。
その帰省にくっ付いて行く幼い私。そんな環境から、東北新幹線

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旅と私 #03 はじめての一人旅

旅と私 #03 はじめての一人旅

今では当たり前のように一人で旅行に行っているが、初めての一人旅はいつだっただろう。
部活の遠征先で解散して帰宅前に一人で一泊寄り道観光して帰ったのが一人旅に含まれるのであれば、大学1年生の夏だ。

* * * * *

大学時代は弓道部に所属していた。
毎年夏、全国大会がある。東京、名古屋、神戸の3都市持ち回りだ。

全国大会は大体2〜3日だが、その後に大学ごとに定期交歓戦を行なっていた。フル参加

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旅と私 #02 出張ついで旅

旅と私 #02 出張ついで旅

初めての出張ついで旅は、いつの事だったか。

気づけば出張があるたびに、隙あらばと前後で画策するようになった。そしてここ2、3年は、ほぼ毎回行っているような気がする。
(全て、と言おうとしたら、直近はついで旅ではなく旧友とお茶しに行ったんだった)

GooglePhotoで振り返ると、初めてのついで旅は、5年前の札幌出張のようだ。
月曜昼過ぎに現地集合という条件だった。朝の便で出発してちょうど良い

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旅と私 #01 いとこ会

旅と私 #01 いとこ会

7年前の今日、山口にいた。
と、GooglePhotoが教えてくれた。

それは毎年秋の恒例だった母方の親戚旅行、通称「いとこ会」。この会主体となるのは母のいとこたち。9人兄弟の末っ子だった祖父が発案し、以来30年近く続いている。私の母が最年少、最年長いとことは20歳以上も歳が離れている。

総勢20名前後での旅行などと言うと、大抵の人に驚かれるが、私はこの会に参加するのが好きだ。子供世代で参加す

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