ユウタウエダ yutaueda

ドキュメンタリー映像作家。20代に警察官を志すも数えた不合格は15回。抱いた自分自身へ…

ユウタウエダ yutaueda

ドキュメンタリー映像作家。20代に警察官を志すも数えた不合格は15回。抱いた自分自身への無価値感。しかし、同時期に出会った映像制作で人に喜んでもらう体験がその後の人生を拓くきっかけに。映像の持つ力を信じ、今はドキュメンタリー映画を創ってこの世界を愛で満てしてやると企てています。

最近の記事

人間とAIの決定的な差とは?

以前ふいに思いが巡ってメモした内容があったので、noteに書いてみます。 それは「人間とAIの差ってなんだろう」ってことです。 今AI技術の進歩が凄まじくて、いろんなニュースや会話の中で AIが人間の仕事を奪っていくとか言われています。 そんなニュースや話を聞くたびに「じゃあ人間にあってAIに無いものって何だろう?」と思いを巡らせるのです。 その時に導いた仮説の一つが「熱」なのかなぁと。 そう思うと、人の行動にまつわる熟語の中に「熱」が入った言葉が多いこと。 情熱

    • 誰かの役に立てるということ

      誰かが困っている時、手を差し伸べられる人でありたいです。 誰かが落ち込んでいたら、励ませる人でありたいです。 明日が見えなくなっていたら、道標となって希望を伝えられる人でありたいです。 そのためには、 自分自身が希望を見出している必要があると思います。 自分自身が強くある必要があると思います。 知識をつけないといけないと思います。 今日ある方から相談を受けました。 「講演会を主催するけれど、映像配信をどうすればいいかわからない」と。 これまで西野亮廣さんの講演会など

      • 市長の前で踊り狂う

        少し間が空いてしまいました。 先週は高知県室戸市に行く機会がありました。 そこで室戸市の植田市長とお酒を飲み交わす時間があったんです。 高知県はお酒が強い県として有名でして… お酒を注いでもらったら一気にグラスを空けて相手に渡し、交互にお酒をすすめあう「返杯」という現代の若者からすると〇〇ハラと言われるかもしれない風習がありまして、それをご当地の日本酒で何度も繰り返してたらいつしか室戸市長の面前で踊り狂ってたそうです。 ウエダです。こんにちは。 今、室戸市ではドローン

        • 今、『死んでもいいや』と思える?

          今の自分の正直な気持ちを言語化してみたい。 それをある人の言葉を借りて表現すると… 「燃焼」 です。 そのある人とは元大阪府知事で市長も務めた橋下徹さん。 5年ほど前にたしかyoutubeで視聴したと思いますが、「林先生の初耳学」という番組に橋下さんが出演していました。 橋下さんは番組の企画で超名門大学を卒業しながらも定職についていない“高学歴ニート”たちに熱血授業をしていたんです。 その時に話していた内容が特に印象に残っていて。 高学歴ニートたちの前に立ち、開

        人間とAIの決定的な差とは?

          おっさんと花

          今日車で目的地へ移動する道中信号待ちをしていて、ふと窓の外を見てみると、 そこにおっさんがいました。 年齢は40代後半〜50代前半くらいでしょうか。 おっさんは自転車にまたがったまま、おもむろにカバンから小さなデジカメを出して写真撮影を始めました。 道端に咲く黄色いお花を。 おっさんは撮影するたびに納得がいかないのか、何度も首をかしげています。 思い通りの写真が撮れないのでしょう。 数枚ほど黄色のお花を撮影しては、首をかしげたままカメラをカバンにしまいその場をあとにし

          心動かされ、癒してくれた映像⑤選 〈映像解説付〉

          僕は映像を創って人に喜んでもらうことが生きがいです。 その生きがいである映像創りを活かして人を癒すことをライフワークにしたいと考えています。 というのも僕自身が映像作品に癒され、救われてきた人間だからです。 そんな僕が癒され、心動かされた映像作品を今回5つシェアしてみようと思います。 癒された理由、心動かされた理由も含めて映像解説します! ※今回は映画作品でなく"映像作品"です。 ① 真夏の通り雨 - 宇多田ヒカル実際はデータとかyoutubeで観るので擦り切れること

          心動かされ、癒してくれた映像⑤選 〈映像解説付〉

          一にも二にも「人間観」だと思うんだな。

          これまで「宇宙観」「人間観」について書いてきました。 最後は「人間観」です。 この「人間観」こそ、映像を創る者だけでなく、何かモノを生み出すクリエイターや表現者にとって何より大切だし、作品性などを左右すると僕は考えています。 「人間観」とは、簡潔にいうと自分自身が人間に対してどう捉えているか? ではウエダの人間観はどうなのか? もう単刀直入に書こう。 ウエダユウタの3つの人間観 その① どんな人でも、その人でしか成し得ない使命、役割があり、その使命、役割を果たす人間

          一にも二にも「人間観」だと思うんだな。

          「人生観」について書いたら新興宗教にでも入ったと勘違いされる話

          ※トップ写真は本文と全く関係ありませんのでご注意ください。(じゃぁ使うな) はい、というわけで前々回「僕自身が考える「宇宙観」「人生観」「人間観」について書いてみたいと思います。」なんて書いたものだから、 前回は「宇宙観」を書きました。だんだん壮大になってしまっているのです。w そして今回は「人生観」についてを書いてみます。 今回も「宇宙観」同様にどこに着地するか分からないのでご注意ください。 人生が自分自身に問いかけている? さて、「人生観」とは、簡潔にいうと 自

          「人生観」について書いたら新興宗教にでも入ったと勘違いされる話

          アラフォー男が「宇宙観」を考察する。

          自分なりの「宇宙観」「人生観」「人間観」を備えておくことは 何かと自分の人生を有意義に生きる上で大切なことだと思います。 今回は私ウエダユウタの「宇宙観」「人生観」「人間観」についてをつらつらと書き連ねてみたいと思います。どこに着地するか分からないのでご注意ください。 まずは「宇宙観」から。 地球星以外に生命体が存在する星は存在する? その前に「宇宙観」を述べるにあたって最初に断っておかないといけないことがあります。 それは、私ウエダは「無宗教」でございます。というこ

          アラフォー男が「宇宙観」を考察する。

          自分が大切にしていることが明確になる話

          前回のnoteで生成AI全盛の時代に突入する上で、これから映像に携わる者には 「人間の「機微」を捉えられて、人間の「琴線」に触れる映像を創る。」能力が問われると考えてみた。 決して自分がそれを創れる能力があると言ってるわけではなく、ただ、映像を創るときにはいつも心掛けていることではあります。 美しい日本語 前回にも書きましたが、「機微」という言葉をより深掘りしてみたいと思います。 機微とは、「表面だけでは知ることのできない、微妙なおもむきや事情」という意味合い。 いか

          自分が大切にしていることが明確になる話

          AI時代に求められる映像クリエイター像を考察してみる

          つい先日、Chat-GPT4oの発表がありました。 少し前に遡ると、Chat-GPTを開発するOpenAI社が新たな動画生成AIとして発表した「Sora」が衝撃ニュースとして全世界に発表されました。 テキスト指示だけで現実世界と遜色ない映像をAIが生成する。 このことに映像業界界隈がざわついたことは容易に想像できます。 この動画生成技術「Sora」はAdobeと連携して動画編集ソフト「Premiere pro」で使用できるようになる。 今後、実写と生成AI動画の境目は極

          AI時代に求められる映像クリエイター像を考察してみる

          事を成し遂げるには〇〇を変えることから?!

          もし変化を望むなら、その変化が起こる前に、 あなたが変化そのものにならなくてはなりません。 (ギタ・ベリン/オーストラリアの経営コンサルタント) 誰やねんギタ・ベリンって….. 毎日がつまらない時も、刺激が足りなく日々の充実感が少ない時も それを変えることができるのは自分自身の行動次第だと思います。 人生に少しでも変化を加える為に変えなければならないのは、 仕事でも住む場所でも家族でもなく、自分自身。 自分自身の考え方、日常生活を変えることが出来なくて、 人生を変える

          事を成し遂げるには〇〇を変えることから?!

          継続は覚悟のバロメータ?

          noteで過去を振り返り7記事を書きました。 いやぁ〜過去を振り返りながら、当時の心境を思い出しては、 「そういえばこの時こんなこと考えてたなぁ」なんて記憶を蘇らせるのは大切だと思いました。 あと、「書く」という行為はとても尊くて偉大ですね。 自分の中の大切にしていることに改めて触れて、思考がクリアになっていると実感します。 人生を俯瞰してみたときに さて、noteで書くことを継続して改めて認識したことがあります。 それは、「生きることは素晴らしい」ことを伝える人にな

          継続は覚悟のバロメータ?

          映像編集に「愛」を感じたから

          日々の埋まらない何かに答えを求め遂に入会した「西野亮廣エンタメ研究所」 参加して3日後くらいに映像コンペがありました。 まぁ偶然か必然か絶妙な巡り合わせ。 考える暇なく2017年〜2018年の期間で創り溜めていた映像作品をすぐさま応募。 そうしまたら、あれよあれよと200以上の中からウエダの作品を選んでいただいたんですね。 全くの無名の人間が選ばれた それはそれは水を得た魚の如く。 これまでの心の渇きが一瞬で潤ったできごとでした。 2017年、会社の脇に置かれた

          映像編集に「愛」を感じたから

          人生の転機 ②

          自分が思い描いた現実からは大きく離れてしまった。 連日遅くまで業務をこなし、家にはただ寝に帰るだけ。 朝が来るとにまた出社する。 そんな社会人は多くいる。 自分は何の為に生きて、何の為に働くのか? そんな自問自答する日々の中で心の拠り所になったことがありました。 それは会社の片隅に置いていたCanon EOS 5D markⅡ 。一眼レフカメラ。 Canon EOS 5D markⅡがもたらしたもの 一眼レフカメラに動画機能がついて、デジタル動画の火付け役として人気

          人生の転機 ①

          25歳で映像制作に出会ったことで、それまで志望していた警察官になることを諦めました。不合格は15回を数えました。 諦めというと、ネガティブに聞こえるかもですが、僕の中では自分がこれからやることが明確になったので未練はなく、スッキリして次に向かえました。 転機の訪れ それからは、介護の仕事をしながら空き時間に独学で映像編集に取り組むという日々を過ごします。新しい知識を身につけることが楽しくて仕方なく、映像の魅力にどんどん惹かれていきました。 少しづつですが、お金をいただ