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獣害関連の記事まとめ

24
noteに投稿した獣害被害対策の記事をまとめてみました。
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2024年5月の記事一覧

地域おこし協力隊がツキノワグマ被害対策についてあれこれ語ってみました#6

地域おこし協力隊がツキノワグマ被害対策についてあれこれ語ってみました#6

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 基本的に野生のツキノワグマは、人間と関わり合いを持ちたくない動物です。

 ただし、至近距離で人と突発的に遭遇した際、

人間のすぐ近くに自分の子どもがいたり、

あまりにも近い距離で突然人間と遭遇したことにより

パニックを起こした個体の場合、

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地域おこし協力隊がツキノワグマ被害対策についてあれこれ語ってみた#5

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野生のツキノワグマと遭遇してしまった時にとるべき行動とは??

※当たり前ですが、クマと遭遇するかもしれない場所・時間に  単独で向かわないほうが大切です!

1 遠くに野生のツキノワグマがいることに気付いた場合

 「遠くで黒いものが動いてるけど、あれって・・もしかしてクマか?
 

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地域おこし協力隊がツキノワグマ被害対策についてあれこれ語ってみました#4

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〇市街地・集落・農地周辺の環境作り!

ツキノワグマが侵入するのをためらう環境とは・・・?

 「クマの生活圏」と「人の生活圏」が隣接するような地域の下草や低木の刈り払いを行い、周囲の見通しを良くしすることにより、

ツキノワグマをはじめとする大型・中型の野生動物が居づらい環境をつ

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地域おこし協力隊がツキノワグマ被害対策についてあれこれ語ってみました#3

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ツキノワグマ出没防止するために地域の方ができること①〇誘因物となる物の除去・管理
 
ツキノワグマの出没防止対策として

最も効果的なものとは・・・・

「集落からクマの誘因物となっているものを除去し、クマを餌付かせないようにする」

👉 これが一番手っ取り早く、かつ

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地域おこし協力隊がツキノワグマ被害対策についてあれこれ語ってみました#2

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〇年間を通したツキノワグマの行動や食性

春:体力回復期

ブナ、コナラなどの新芽。ササ、ウド、ハナウド、フキなどを食べます。

夏:繁殖期

ハチやハチの子などの昆虫、ヤマザクラ、クワなどの液果類を食べます。

秋:栄養蓄積期

冬眠に向け、栗やコナラ、

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地域おこし協力隊がツキノワグマ被害対策についてあれこれ語ってみました#1

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〇野生のツキノワグマの生態について

・草食寄りの雑食性の動物です。

・餌に対しての学習能力や執着心が高いと言われています。

・夕暮れ時~早朝にかけての人が少ない時間帯は、特に活発的に行動しま  す。

・12月~4月頃まで樹洞や土・岩穴で越冬します。

 妊娠したメス熊は、穴の中で1~2頭の子どもを産みます。

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地域おこし協力隊がイノシシ被害対策についてあれこれ語ってみる。#2

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イノシシ被害対策について〇イノシシに対応した電気柵とは・・・

・柵の支柱はなるべく頑丈なもの+地面に深く刺しましょう。

・ワイヤーは地面から15cmの程の高さに1本、その上に20cm間隔で

 もう2本張りましょう(計3本、柵の高さは60cm程になります)

・イノシシの習性として、、

  イノシシは初めて目にする障害物が

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地域おこし協力隊がイノシシ被害対策についてあれこれ語ってみる#1

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〇イノシシの生態について・もともとは昼行性の動物だが、、

 農作物を目当てにしている個体は、

人が少なくなる夜になると活発的に行動しはじめます。

 また人慣れしてしまった個体は昼だろうが構わず食べ物を求め、

集落に侵入してきます。

・成獣のオスは基本的に単体で行動。

・成獣のメスは子どもを出産したら、子ども

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地域おこし協力隊からみたハクビシンの被害について~驚きの出産力!!~

地域おこし協力隊からみたハクビシンの被害について~驚きの出産力!!~


あいつらめちゃくちゃ子ども産むぞ!日本人もそこらへんは見習おう!

うちの町ではハクビシンは有害鳥獣扱いになっています。

家の天井裏に入ってくる。溜めフン&ションする。

農作物を喰い荒らす。

それでいて、かわいい顔しているのがまたズルい。

ハクビシンとは・・・

1 ハクビシンの姿・食性

・鼻から頭頂部にかけて、真っすぐな白い模様があることから

「白鼻芯(心)」という名が付いたそうで

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地域おこし協力隊(有害鳥獣被害対策)からニホンザル被害に悩んでいる方へ②

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〇ニホンザル被害に応じた電気柵とは?

〇サル用の電気柵を設置する時のポイント

・柵の高さは130cm~140cmほど

・通電ワイヤーは必ず支柱の外側を通るように張りましょう

・通電ワイヤーだけで防ぐ場合は7段~8段張りましょう
(ワイヤーの間隔は下部は15

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地域おこし協力隊(有害鳥獣被害対策)からニホンザル被害に悩んでいる方へ①

地域おこし協力隊(有害鳥獣被害対策)からニホンザル被害に悩んでいる方へ①

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ニホンザル被害対策について〇「サルは賢い」と言いますが・・・

 
ニホンザルの群れがナワバリにしている地域の方が

よくおっしゃる言葉の1つとして、

「サルは賢い」というものがあります。

 確かに人間に近い姿をしていて、ナワバリの中で

社会性をもち、集団生活を営みながら生きている

動物なので野生動物の中では知能が

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