評価されない世界に憧れる
目立つのが好きなくせに注目されると汗が止まらなくなるヤスです、今日もありがとうございます。
「はい、この問題がわかる人!」
むかしの小学校の教室。先生が問いかけると8割くらいの生徒が手をあげる。おれに当ててくれ。わたしを指名してくれと言わんばかりに、腕を伸ばしアピールする8割。
私もその一人。
小学校の勉強なら自信満々だった。行っててよかった公文式。通わせてもらってただけなんだけども。
問題に正解したら「どうだ、見たか」と心は自慢する。顔には出さない。クールだ。不正解なら顔が赤くなる。自信たっぷりにあげた手が妙に痛い。
いつからだろう。はずかしさが勝つようになってしまったのは。
ここ2週間で講演会に2回参加した。2回といっても同じ講演でも続きものでもない。別々の講演会だ。
講演やセミナーに参加経験のある人はご存知かな。終盤に質問タイムがあるんだ。講師に質問ができる貴重な時間だ。
「はい、質問がある人!」
私はこれが苦手で苦手で。
小学校のころはあんなに自信満々に手をあげていたのに、今では目を伏せてしまう。あまり興味のない講演会なら質問は思い浮かばないけれど、今回はちがう。興味津々の講演だったから。
学校で先生に当てられるのは「問題に正解がある」ものだ。正解を答えたらOK。間違えたらアウト。
ところが、講演会の質問には正解などないんだ。なにを質問したっていい。……いーや、ちがうんだ。
趣旨に沿った質問をするのがいい。
そして、
「あー、あいつ、いい質問しやがるな」
と思われたい。講師からも受講生からも。池上彰さんのような返しを欲する。
小学校では「頭がよい」と思われたい。
大人になると「お!やるなぁ」「いい質問だね」と思われたい。欲求の内容は異なるけれど方向は同じで根本は変わらないのかもしれない。
もしかしたら、私たちは誰かに指名されるのを待っているのかも。評価されたいんだ。
ということは、いつまでも「評価される側」にいてしまう。
この欲求を満たすには、これしかないとちょっと思っている。
質問“する”側にまわるんだ。
評価されるのではない。評価する側というか、そういう視点ではない世界。
本当にのぞんでいるのは、いい質問をすることでも、正解を答えることでもない。評価されない立場だ。だから言いたいね。
「はい、質問がある人!」
今日も読みにきてくれてありがとうございます。とかいいつつも、先日の講演会では真っ先に手をあげました。
《告知》
本日3月29日(金)
20時半から40分
アークンのスタエフ
『ズバリ!聞くわよ!』
チャンネルに出演します。
『継続と習慣のプロに
ライティングについて聞いてみた』
(ゲスト)
・習慣応援家shogoさん
・ヤス
(放課後ライティング倶楽部主宰)
《ある人の視線が苦手》
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