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【台湾ぐるり旅】九份どうせ雨雨雨雨雨雨雨雨雨
台湾をぐるり一周する「環島」旅行。いよいよ終盤の7日目は花蓮から九份へ。「千と千尋の神隠し」のモデルになったという超有名・日本人大好き観光スポットである。
私はいまから12年前、大学4年生の12月にもこの街を訪れている。このときは一日中雨が降っていて、満足にカメラ散歩ができなかった。
今回は晴れていればいいな、せめて傘をささずに歩ければいいな、と、かなり淡めの期待を胸に抱きつつ、かつて金鉱をめざす人々でにぎわったこの街に向かった。
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【2022/12/07の旅日記】
7日朝食は宿近くの早午餐店で英式炸魚排拼盤(175元=約780円)。朝にしては高いけどフルーツも生野菜のサラダもついていておいしかった。店員さんもわざわざおすすめのドレッシングを教えてくれた。
— u5505 (@u5505tainan) December 7, 2022
濰克早午餐_花蓮店 Wake up Brunch Restaurant - Hualien
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朝食後に地図を眺めて、もともと行こうと思っていた宜蘭はパス。今日はもう直接九份に向かうことにした。宿を予約。その日の朝、その日どこに行くかを決めるという贅沢旅。
— u5505 (@u5505tainan) December 7, 2022
ただ、乗り換えで降り立った宜蘭の駅はこじんまりしていて良い雰囲気だった。 pic.twitter.com/bzf7a3MPAa
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車窓からみえる景色が明らかに晩秋っぽくなってきた。花蓮は半袖でもOKだったが。 pic.twitter.com/aqX8VQZtZ1
— u5505 (@u5505tainan) December 7, 2022
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お昼過ぎ、九份に到着した。
今回もやっぱり雨である。宿のおばさんによると、九份は年365日のうち少なくとも200日は雨が降るらしい。冬のあいだは特に晴れることがないとのこと。なんで前回と同じ12月に来てしまったんだろう。
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2010年12月以来ぴったり12年ぶりに訪れた九份。12年前と変わらず今日も雨が降っている。今朝予約した宿、サイトの写真とまったく違った。指定してあった900元弱の部屋は窓がなく、200元をその場で支払って窓のある部屋にしてもらうことに。マレーシア出身の老闆娘は英語のほうが話しやすいらしい。 pic.twitter.com/wR4jjTgJxC
— u5505 (@u5505tainan) December 7, 2022
街を歩いていても、前回と変わっていない……。
どうやって楽しもうかと考え、ひとつ自分なりのアクティビティを思いついた。どれくらい「前回と変わっていない」のか、12年前と同じ場所、同じアングルで写真を撮ることにしたのである。
その結果がこちら↓
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海外を旅するときは「もうこの場所を訪れることは一生ないかもしれない」と思いながら街を歩いている。が、ときに同じ場所を再訪する機会に恵まれることもある。これは本当に幸せなことだ。台湾は日本からみれば近場だから来やすいという側面もあるが。
わたしは学生のときにロンドン留学しており、かなりいろんな場所を旅しているほうだと思う。10年ほど前にはインドにも5カ月間滞在したことがあって、このときも相当遊び回った。
モロッコのタンジェとか、ポルトガルのシントラ、またはトルコのサフランボル、インドならブッダガヤやカジュラホ、あるいはネパールのカトマンズ……。こういう、日本からだとかなり遠めの街々に、果たして残りの人生で行くことはあるんだろうか。
どこも観光地価格のなか1軒だけ滷肉飯が40元、肉羹湯が60元で合計100元(450円弱)だったお店で遅めの昼食。肉羹湯が思いのほかおいしくて、あったまる。食べていたら雨がさらに強くなって、出られなくなり、しょうがないのでこんなところでHSKの単語の勉強。誰もいない二階席なので許してください。 pic.twitter.com/L4eBUna5sD
— u5505 (@u5505tainan) December 7, 2022
ところで滷肉飯と魯肉飯って何が違うんでしょうか? ぼく肉燥飯派の台南人なのでよくわかりません。
— u5505 (@u5505tainan) December 7, 2022
九份思想曲古坊
+886 2 2496 6259https://t.co/Nn3SDDipcU pic.twitter.com/6KxHtrtKai
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夕食は九份のランドマーク店で紅燒牛肉麵。小皿がつくとはいえコレで280元(1260円弱)はちょっと…。なおランドマークは外から眺めて初めて映えるのであって、店内は至って普通。店員さんがみーんな日本語で話しかけてくる。そんなに看得出來か?
— u5505 (@u5505tainan) December 7, 2022
阿妹茶樓
+886 2 2496 0833https://t.co/meNuyhXLhO pic.twitter.com/4UfHyagGR2
18時を過ぎるとお土産屋さんもご飯屋さんもどんどん閉店するので、ちょっとしたシャッター街が姿を表す。コロナ前からこうだったのかな?(12年前は日帰りだったのでよく分からず)
— u5505 (@u5505tainan) December 7, 2022
ただ、そのシャッターに提灯の赤が反射してあたり一面、真っ赤になる。エキゾチックな雰囲気に拍車がかかる。 pic.twitter.com/XzezgnvjE5
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今朝、きょう泊まるホテルを予約したとき、20:30から2時間の九份ナイトツアーがあることを知った。参加費400元なので安くはないが、九份を写真映え観光地で終わらせたくなかったので、参加することに。ただ中国語なので全体の5%くらいしか聞き取れず、あと、この強雨。風邪をひかないようにしないと。 pic.twitter.com/b7VhzrKRJM
— u5505 (@u5505tainan) December 7, 2022
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とはいえ、やっぱり自分一人ではなかなか歩かないエリアに案内してもらえたり、当時の金の抽出?方法の実演もあったり、有意義は有意義。
— u5505 (@u5505tainan) December 7, 2022
あじさんが何度も「九份は夏に来る方がいい」「疫情の關係で九份は寂しくなった」って繰り返していたのも印象的だった。 pic.twitter.com/CRNs7rdW6X
机に向かっての勉強時間は46分。
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