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2022年の夏のロードトリップ イタリア編🇮🇹⑨Rome 3/3日目
本日も引き続きローマについてです!
大まかなスケジュール
Belgium→Innsbruck (Austria) →Venezia (Italy) →Pisa→Bologna→Firenze→Rome→Ostia antica→Avignon(France)→HOME
Day13
まず向かったのは
コロッセオ colosseo
![](https://assets.st-note.com/img/1690936583530-8eRrEqp0hJ.jpg?width=1200)
ものすごいギャップだなと思うのは私だけではないはず。
早速中へ向かう。
![](https://assets.st-note.com/img/1690936783437-hGmQws4pDC.jpg?width=1200)
初めて使用されたのが息子のティトゥス帝時代の80年。
なんと野球観戦時の東京ドームとほぼ同じ
45,000人を収容できる規模で、
長径で188m、短径156mの楕円形をしており、
高さは48mにものぼりる。
しかしそんなものか。と納得してはいけない。
現代のように重クレーンもなければ
運搬車輌もなかった時代に
一体どうやってこんな巨大建造物を
2000年も前に10年ほどで建築できたのだろうか。
このコロッセオ建築に携わった労働力は
3万人を超すとも言われるユダヤ人たちです。
つまりは奴隷。
聖地エルサレムを陥落させられたユダヤ人達は
金品を奪われただけでなく
過酷なる重労働にまで駆り出された。
過酷労働により命を落とすものも多かったという。
まさに命が大きく関わる場所なのは
建ち上がる前からのようだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1690937117854-JaJmSkjN8H.jpg?width=1200)
これは石灰岩と水と火山灰を混ぜ合わせ、その上に砂と
小石を混ぜ合わせて作り上げられたレンガを使用し建設。
このレンガ耐用年数1000年を
保ってるってものすごいことですよね。
しかも年間約400万人の観光客が歩いてるというのに。
歴史から学べることは多いですね。
円心部を覗き込むと、奴隷や猛獣を閉じ込めていた
檻などの地下施設がむき出しになって見える。
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私も戦えそうだと失礼極まりないことを言われた。
こんなところに立たされたら3秒で獣に食われるだろう。
獣たちも命がけだ。
そして凶暴にするために
金切り音をずっと聞かせ眠らせず
食わせずしていたという。
そもそもこの文化が始まったのも
民衆のストレスをそこに向けさせる施策だった。
そうだ、この時代。当時のローマ市民にとって一番の娯楽は
コロッセオでの刺激的な見世物、
つまりそこで起こる「流血や死」だった。
人々は死に興奮を抱いたのだ。
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娯楽に没頭させ続けることで、
反乱を抑える効果があると踏んだのだ。
プログラムは午前中が猛獣と剣闘士との闘い、
昼には罪人の処刑が行われ、
午後はメインとなる剣闘士同士の闘いだった。
年間数千人もの剣闘士が、ここで命を落とした。
現在ではさまざまなライブコンサートや
チャリティイベント会場などに使用されるほか、
死刑廃止運動のシンボルともなっています。
今はどこか平穏が宿っているコロッセオ。
美しい鳥がたくさん飛んでいた。
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当時の観客たちもこんな熱気の中、
観戦していたのだろうか。
最上階への階段はわざと狭く造られており、
奴隷たちの退場を遅らせることで身分の高い階級の退場を
スムーズに行わせる工夫がなされていたと考えられている。
そしてここコロッセオで最も人気だったのは
「模擬海戦」だったという。
![](https://assets.st-note.com/img/1690938780156-XJhgJZmNif.png)
実際に船を浮かべて海戦を再現し戦った。
古代ローマは、水を非常にうまく扱ったことで有名な都市。
コロッセオにも水道橋や地下水路などを使って水が引き込まれ、
なんとスタジアムに海を造り上げてしまったというのだから、
その発想と技術力には脱帽だ。
そしてフォロ・ロマーノへ行く前に
休憩のためにカフェへ向かった
マリトッツォとエスプレッソを頂きました。
初めて本物食べたけど、
全然甘くなくて優しいクリーム
めちゃめちゃタイプでした。
エスプレッソも言うまでもなく美味。
おすすめの場所です。
そして向かうは
フォロ・ロマーノ Roman Forum
「フォロ・ロマーノ」はイタリア語で
「ローマの公共広場」という意味。
このあたりが古代ローマ時代の街の中心で
あったことを示してる。実際「フォロ・ロマーノ」には、政治の中枢である「元老院」、
商業の中心である「商取引の市場」、
法の中心である「裁判所」などがあり、
市民集会がよく開かれていた。
すべて見ると2時間程かかります。
特におすすめはパラティーノの丘。
今回は私がキュン。っとした場所のみご紹介します。
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アントニヌス・ピウスは、五賢帝の4番目の皇帝
「ピウス(慈悲深い」というあだ名が
ついていることでもわかるように大変紳士的な皇帝だったとか。
妻のファウスティナとは非常に仲が良く、
140年にファウスティナが亡くなると
アントニヌス・ピウスは大変悲しみ、
彼女に捧げる神殿を建設します。
高さが17メートルもある円柱が特徴のこの神殿に、
161年に亡くなった夫のアントニヌス・ピウスも共に祀られました。
7世紀から11世紀にかけて、
この神殿はキリスト教の教会となった。
「サン・ロレンツォ・イン・ミランダ・ダル・フォーロ教会」と名づけられているのは、聖人のロレンツォが
ここで殉教したという伝説があるからだそう。
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「元老院議事堂」の前に建つセプティミウス・セウェルスの凱旋門
「フォロ・ロマーノ」の遺跡のなかでもひときわ目立つ建築物でした。
建設されたのは202年。
パルティア戦争の勝利を記念し、
ローマの元老院がセプティミウス・セウェルス帝と
その二人の息子カラカッラとゲタに贈った凱旋門です。
セプティミウス・セウェルスが亡くなったあと、
共同皇帝として即位したカラカッラとゲタですが、
212年にカラカッラは弟のゲタを暗殺。
凱旋門に彫られたゲタに関する場面はすべて削り取られています。
コロッセオを挟んで「フォロ・ロマーノ」の反対側にある
「コンスタンティヌスの凱旋門」は、「セプティミウス・セウェルスの凱旋門」
の影響を濃く受けて315年に建設された。
兄弟の憎しみってやっぱり強いんですね。
仲直りの出来ない兄弟喧嘩。怖い。
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※座っても触っても大丈夫なところです。
![](https://assets.st-note.com/img/1690941495482-BZ4nCiAHEB.jpg?width=1200)
小さな金魚が泳いでる可愛い噴水でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1690942051342-Yt60ieCThG.jpg?width=1200)
こっちを見て見送っているようにずっしり構えていました。
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丘に登った瞬間あんなにいた観光客が一気に居なくなりました。
おかげでゆっくり史跡に向き合えてとても良かったです。
この噴水はクラシック音楽が流れて今もまだ機能する噴水です。
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古代ローマ帝国時代の競技場。
皇帝が座した半円の半円形のドームもまだ原型を留めている。
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やっぱりローマ、すごい。
こんなに歴史が残ってる場所って他にあるのだろうか。
そう思ってしまう。
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そして面白いのがこの間、
パートナーのボスくんとほとんど会話してないこと。
互いに気に入るポイント、興味を持つポイントが違い
勝手に調べて勝手に感動している。
こういうところが
私が彼を愛してる理由かもしれない。
お互いの大切なものを尊重する。
そんなおのろけが出たところで
フォロ・ロマーノを後にする。
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急いで可愛いお店に入って食べたのですが…
こんな美味しいパンナコッタ初めて食べました。
スタッフのお姉さんもめちゃいい人でしたよ!
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街を練り歩く
ローマに後悔が残らないように。
あ、ちなみに真実の口へも行きましたよ。
典型的な写真と”フリ”してきました。
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夜のローマはいろんなところで素敵な演奏が聞こえてきます。
そんなな中でルンルン気分で歩きながら
血眼になって探していたものが…
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ダビデ風のマグネット。
この色のコンビネーションがほしかったのに
中々見つからなくて、今日は最終日だから必死になりましたw
ちょこっと傷があるお尻だったのですが
1個しか無かったので文句言えません。
1年たった今もお気に入りのマグネットです。
![](https://assets.st-note.com/img/1690944694470-LCN5AklUeV.jpg?width=1200)
もちろんこれだけの年数の歴史を持つローマ
何十年掛けてもすべてを知ることは出来ないけれど
初ローマ、かなり満喫できました。
And I'm a million percent sure I'll be back here again.
It's okay, all roads lead to Rome. right?
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