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2022年の夏のロードトリップ イタリア編🇮🇹⑧Rome 2/3日目

引き続きローマ散策。

大まかなスケジュール

Belgium→Innsbruck (Austria) →Venezia (Italy) →Pisa→Bologna→Firenze→Rome→Ostia antica→Avignon(France)→HOME

Day 13

本日旅の後半になり
日々13-15km歩く疲れも出始めたこと、
コロッセオ、フォロ・ロマーノの予約が
明日まで出来なかったことも重なり、
本日の予定はフレキシブル
街歩きDay!とすることに。

が、やはり見たい行きたいところの多いローマ。
昨日もバチカン美術館に
時間をかなり割いてしまい
結局まだBasilica di san pietroへ行けてなかったので
まずはバチカン市国へまたまた入国。


サン・ピエトロ大聖堂 Basilica di san pietro

本日も無事、いい天気。

しかし普通よりヨーロッパのバケーションは長いと言えど
ここまで名所を回ると20日間もあっという間ですね。
毎朝早くから行動しても全然時間ない!って思ってしまいます。


4世紀、キリスト教を公認したコンスタンティヌス帝によって、
キリストの一番弟子である聖ペテロの墓所に
バジリカとして建てられたことが始まり。

25年に一度の聖年にしか開かれない「聖なる扉」、
ミケランジェロの彫刻「ピエタ」、
ベルニーニとボッロミーニが手掛けた「バルダッキーノ」など
見どころがたくさん。

そしてカトリックの総本山にして世界最大の教会。
それがここ、サン・ピエトロ大聖堂です
6万人を収容できる聖堂内には、
11の礼拝堂と45の祭壇があります。
主祭壇を覆う大天蓋は高さ29m、
1624年から約10年を費やして完成した
バロックの巨匠ベルニーニの手による大天蓋。

また、クーポラはルネサンスの第一人者ミケランジェロ設計。
何とも相応しい巨匠たちが名を連ねる。
ブロンズに金箔が施された中央玉座の上部。
ローマ教皇の権威を象徴する鍵と冠を持った2体の
天使像で飾られています。

神が宿っているように感じるほど神々しく
それでいて守られている気さえします。
入場してすぐ右手に、
クリスタルケースに囲まれた大理石の像、
これがミケランジェロの代表作の一つ
「ピエタ像」です。

バチカン美術館にも同像の複製がありますが、
こちらが正真正銘のオリジナルになります。
大きさは割と小ぶりな縦174cm×横195cm
なんとミケランジェロは若干24歳の時に、
フランス人枢機卿の依頼をうけて、
フランス国王の聖所のためにこのピエタを制作しました。

素材には大理石の塊が使用され、
1498年から2年を費やして制作しました。
このピエタ像では、聖母が十字架から降ろされた
イエスの亡骸を胸に抱く姿が表現されています。
胸に斜めにかかる帯には、作者であるミケランジェロの名前と、
彼がフィレンツェ人である事が示されています。

ミケランジェロは、
このピエタ像を完成させその名を世に知らしめました
イノケンティウス12世の墓碑
ナポリの名家出身のイノケンティウス12世。
彼は17世紀最後の第242代目ローマ教皇。
フランスとの外交に注力し、
人徳に溢れ贅沢を嫌った教皇として知られています。

彫刻はピエタ像だけではなく、
緊張感まで与えるような
彫刻作品がたくさん装飾されています。

そしてその彫刻は中だけではなく、
外にまで続いています。

ドームを近くで見るために
我々も551段の階段を登りました。
551段。簡単ではありません。

しかし、絶対に登ることをおすすめします

上から見下ろしたバシリカ。
やはり最大級。聖堂内で
ここまで人が小さく見えること中々ありません
ドォーモのモザイクタイルも
ここまで近づいて見ることが出来ます。

贅沢ですね。そしてめちゃめちゃ細かい。


勿論側面は、
このように中の回廊もカーブしています。

狭い、暑い、きつい。もう汗だくでした。

立ち止まって水飲む暇ありません
後ろめちゃ人います。w
でも、安心してください。

こんなに美しい光景に出会えます。

みんな地面に座ってハガキを書いていました。

ちなみにバチカンで書いたハガキは
絶対に相手に届くんですって。
何故なら天使が運んでいるから。と言われています。

可愛い言い伝えですよね、
ちなみにバチカン市国は黄色いポストです。
絶句の絶景でした。
広場の幅は240メートル、
奥行き340メートル、広場を囲む柱廊には、
高さ15メートルの円柱が4列で284本も並んでいます。

柱廊の上部にポツポツ見えるのがなんと
高さ3.2メートルの「140体の聖人像」


この聖人像たちは、
ベルニーニの弟子たちが手掛けたもの。
感動を通り越して鳥肌でした。

トレヴィの泉 fountane di trevi

1762年完成。ポーリ宮殿と一体になった
バロック・ロココ様式の豪華な造りが魅力のローマで最も大きく
夢のある美しい噴水といわれています。

「後ろ向きの肩越しにコインを1枚投げ入れたなら、
またいつの日か必ずローマに戻ることができる」
と言い伝えがあります。

しかし、めちゃめちゃスリが多いスポットです。
人もすごいし、ここに居るだけで
「私は観光客です!」と
宣言していることになるので
かばんには要注意です。
ちょっと王道なお店すぎるけど、
こちらのお店でティラミスとエスプレッソを注文。

大きすぎるのでシェアしましたが

え?シェアするの?という顔と
聞き返しを数回喰らいました。

でも美味しかったですよ!
(もっと老舗、隠れた名店を探したかったのが本音ですが。)

しっかり休憩してから向かったのはこちら

スペイン広場 scallnata di trinita dei monti

スペイン大使館があることから
スペイン広場と呼ばれている。

往年の名作『ローマの休日』で、
オードリー・ヘプバーン演じるアン王女が
ジェラートを食べるシーンでもおなじみで
ローマ屈指の観光名所。


ということでしっかり商い根性、
ジェラートも売ってますが、
この階段での飲食は禁止。

時々警察が巡回に来て座ってた人たちは

みんなド叱られてました。笑
※罰金もあるので注意してくださいね
広場には、バロック時代の
超有名彫刻家・建築家ジャン・ロレンツォ・ベルニーニと
その父の手による「バルカッチャ(舟)の噴水」があります。

会話も盛り上がってしまい、
写真撮ってませんでしたが

この階段は上りきると、
美しいローマの景色を
気持ちのいい風と共に感じれます。

そして最後に向かったのはこちら

パンテオン Pantheon

神々に捧げられたパンテオン神殿は
世界で最も古い貴重な石造建築物とされており。
現在のものは紀元128年にローマ皇帝
ハドリアヌスによって再建された。
天井に空いた直径9mの大きな穴から差し込む光は、
神殿内に幻想的な美しさを演出。

光の帯が刻々と内部を移りゆく光景は、
ここパンテオンならではの見逃せないポイント。

そのほか、ラファエロや
ヴィットリオ・エマヌエレ2世の
お墓が収められている。

1日を通していつも美しい姿を
見せてくれるのがパンテオンですが

いつも長蛇の列がありますが
割と早めに引いていきます。

ちなみに雨の日のパンテオンが最も神秘的だといいます。

まさに狐の嫁入りのような天気だと
この穴からこの美しく厳格なパンテオンに降り注ぐ様は
何とも言え無いのでしょうね。
また行きたくなってしまいました。笑

と、街歩きをゆったりする予定のこの日も
結局10km歩き、更に551段の階段を登り、
更にスペイン広場の階段を登り…
気がついたら結構体力消耗してました。

テントへ戻り

この日も適当にチキングリルといんげん煮を頂きました
ヘトヘトなのでおしゃれなグランピング♪とかは
全くないですw

カバンにりんごやサラミ、
水を背負ってるので
お腹すいたらちょこちょこいただきます。

そして1スライスピザも手に入るので
よく食べてる旅です。

ローマ最終日に続く…



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