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二段給電式ミグ溶接プロセスの検討を読んで
久しぶりに論文検索して目についたのがタイトルの論文であった。
大学の研究では珍しく施工に寄り添った研究に思えた。
超簡単に言うと二段給電式というもの使うと溶接ビードが滑らかになるということ。通常溶接はその溶接部の性能を満たすために溶接材料やシールドガスは決められており、このミグ溶接というのは溶接ビードが凸型になりやすい。ただし、性能満足が大原則なので、形状が悪い場合は後で削ってねって感じであ
日本の溶接技術の発展と将来
タイトルの論文は1986年の某学会誌に記載されたもので2000年頃を予想した文章があった。
それでは、答え合わせしてみましょう。文中に2000年の中国の粗鋼生産量予想があり、8000万㌧とあった。粗鋼生産量とは、鋼の生産量でありその国の経済力を示す指標の一つである。実際には、1.5倍程度であり、現在は10億㌧を超える。
つまり、当時の予想に対して大幅に中国の経済が上昇したということが分かる。
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