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極寒冷地のコンクリート施工

 合成床版工における極寒冷地による耐寒剤を使用した寒中コンクリートの施工という資料があり、専門外であるが読んでみると面白いので紹介する。
 ちなみにタイトルの写真は関係のない橋です。

 内容をとても簡単に述べると、材料の納期遅れにより、極寒期に現場施工が必要になった。北見市の2月の平均気温は-15℃(もはや日本の気候ではない)ということで、とても外で作業できる環境ではない。そこで、特別な防寒対策が必要とのこと。スペシャルな防寒対策にはそれなりのコストが必要であるがそこに施工者の知恵と検討の努力により、リーズナブルかつ工期短縮を図る防寒対策を見つけ出すという非常に努力したのが見てわかる資料だ。
 試験装置に冷凍庫が使われたことも面白い。冬の北見市は冷凍庫である。

 このような特殊な施工の経験は必ずエンジニアとしての糧になるでしょう。


 Twitterに資料を載せました。

https://twitter.com/twes98346703/status/1304323191964229632?s=21

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