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電子の海で会いましょう

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ゲヱム
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#Nintendo_Switch

これがワイのエンドゲームや。『MARVEL ULTIMATE ALLIANCE 3』

これがワイのエンドゲームや。『MARVEL ULTIMATE ALLIANCE 3』

 片割れを使い忘れていたニンテンドーカタログチケットの有効期限が3ヶ月後に迫っていたので、対象タイトルの一覧を眺めていたところ、とあるサムネイルが目に止まった。マリオやカービィ、ドンキーコングが並ぶタイトル群の中ではどうしても浮いてしまう頭身と、任天堂っぽくなさ。しかも開発があの「Team NINJA」ということで、気がついたら引き換えとダウンロードが完了していた。

 正式なタイトルは『MARV

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涙を流す機械がいたとすれば。『クライマキナ/CRYMACHINA』

涙を流す機械がいたとすれば。『クライマキナ/CRYMACHINA』

 常日頃から「開発規模や中身は他社に敵わなくとも、プロデューサーのセンスが冴え渡った結果、ここからしか繰り出せないような尖った一本が世に出回ってしまう、フリューの自社ゲームタイトルが好き」と公言しておきながら、発売当時に購入してはいたものの積んでいたタイトルが2023年発売の『クライマキナ/CRYMACHINA』で、最新作『REYNATIS/レナティス』が今年7月と迫ってきたため、GWを費やして慌

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人生初のポケモン、メインストーリーが良かったの話。

人生初のポケモン、メインストーリーが良かったの話。

 遊戯王、ミニ四駆、涼宮ハルヒ……。ありとあらゆるオタク・義務教育をスルーして生きてきたことに定評のある私ですが、その最たるものがポケモンでした。

 ポケモンを、やったことがない。

 ここでいうポケモンとはいわゆる本家RPGのタイトルのことで、日本人であればポケットモンスターを知らない、なんてことはあり得ない。

 小学生の頃は友人の家で『ポケモンスタジアム』のミニゲームを死ぬ程遊んだし、『ピ

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過剰な親切はやる気を削ぐ。『超探偵事件簿 レインコード』

過剰な親切はやる気を削ぐ。『超探偵事件簿 レインコード』

 2023年のnoteでの活動記録を振り返ると、最も読まれたのは『ニューダンガンロンパV3』の感想記事であった。

 2022年に書き上げたものが、こうして長く読まれ続けているのは、『ダンガンロンパ』のネームバリューによるものが大きいと思う。一作目の配信可能箇所がエンディングまで解放されたことをきっかけに今なお新規層を開拓し、その背徳的なコンセプトが触れる者を魅了して止まないダンガンロンパ。その最

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こいつはどえらい時間泥棒『ユニコーンオーバーロード』、その理由を書き記す。

こいつはどえらい時間泥棒『ユニコーンオーバーロード』、その理由を書き記す。

 寝不足である。

 0時頃には寝よう寝ようと思いつつ、気づいたら深夜2時や3時を越してしまい、翌朝に痛い目に遭う。時折スマホで時間を確認しているのに、あと一戦、あと一クエストが止められないし、編成画面を開いてしまったがもう最後、あっという間に時間が吸い寄せられていってしまう。

 開発期間10年、ヴァニラウェア謹製の作り込まれたゲームシステムと暖かな色調のグラフィックに魅入られ、最高の軍師体験を

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ビデオゲームであることが感情をドライブさせる傑作ワイヤーアクション『SANABI』

ビデオゲームであることが感情をドライブさせる傑作ワイヤーアクション『SANABI』

 おれはアクションゲームを愛しているが、決してゲームは上手くはない。買ったはいいもののエンディングまで辿り着けなかったタイトルは両の指では足らないし、今後も増えていくだろう。

 もう一つネガティブなことを言うのなら、おれは自分が好きなゲームを発掘するアンテナがとにかく貧弱だ。タイトルやあらすじ、動画やスクリーンショットから、自分に刺さるであろうタイトルを見つけることが、どうにも苦手らしい。今回紹

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『ペルソナ5 スクランブル』救うための改心に挑む、高校最後の夏休み。

『ペルソナ5 スクランブル』救うための改心に挑む、高校最後の夏休み。

 最も愛する『3』のリメイクがリリースされたというのに、まだ『ペルソナ5』をやっている。心はまだタルタロスではなく、怪盗に囚われている。

 というわけで、あの騒がしい青春群像劇からお別れできず、『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントムストライカーズ』を購入し、先日クリアした。『5』のその後を描く続編であり、CV:三木眞一郎のイケおじが登場するという知識を得ていたので、『ザ ロイヤル』をクリアし

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『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』慌ただしく、そして名残惜しい一年を過ごす、かけがえのないゲーム体験。

『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』慌ただしく、そして名残惜しい一年を過ごす、かけがえのないゲーム体験。

 2024年にもなって「ペルソナ5は最高。全人類早く遊んだほうがいい」と声高に叫ぶのも何だか恥ずかしいし、すでに語りつくされているに違いない本作に対し何かテキストを遺す意味を考えつつ、まぁ場末のnoteくらい好きにやろうということで、こうして卒業文集を書き記していくとする。なお、筆者のペルソナ歴はPSP版のリメイクで1~2罪罰、3P、4Gときて「PS3版の5」を過去遊んだ程度であり、今回の『ロイヤ

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『ファッションドリーマー』をやっていて思う。おれがこの世で一番カワイイ、って。

『ファッションドリーマー』をやっていて思う。おれがこの世で一番カワイイ、って。

 「ガルモ」「ガルモの新作だ」とフォロワーが騒ぎ立てていた『ファッションドリーマー』というゲームを買った。

 どういうゲームかは、こちらの動画なり公式サイトを観てくれればいい。要は無数に用意されたアイテムからコーデを選び、自らを着飾ってそのセンスを全世界に届け、いいねとフォロワーをかき集めカリスマファッションドリーマーになること、ただそれだけのストイックなゲームであること。それ以上の知識はいらな

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ここは最低、救いはない。『Burnout Paradise Remastered』

ここは最低、救いはない。『Burnout Paradise Remastered』

 映画『グランツーリスモ』が思いの外よく刺さる映画だったので、何かお車のゲームでもやってみっか、という低い志とセールのタイミングがたまたま一致したのでお迎えした『Burnout Paradise Remastered』、実に豪快で雑多で無法地帯で、現代のストレス社会にとてもよくマッチするゲームだと思う。

 『グランツーリスモ』がリアルを追求したドライビングシミュレーターを自称していて、その対極に

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絶望と不自由のマリアージュ『戦場のフーガ』でおまえもその心を罪悪感で満たせ。

絶望と不自由のマリアージュ『戦場のフーガ』でおまえもその心を罪悪感で満たせ。

 2023年の上半期は、『ファイアーエムブレム』をよく遊んだと記憶している。戦争という状況に対し、若き少年少女たちが己の信ずる道や理念にその生命を捧げ、時に哀しく散っていく様はこちらの心を揺さぶり、ボタンを押すという行為が他者の生殺与奪を握っているという実感を嫌というほど味わう羽目になった。辛く険しい道のりではあったが、故に忘れがたい経験として深く胸に刻まれたのである。

 であるのなら、もっと温

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優しさと厳しさと心細さと。『NeverAwake』

優しさと厳しさと心細さと。『NeverAwake』

 ビデオゲームという大きなくくりにおいて「食わず嫌い」があるとすれば、私のそれはシューティングになると思う。

 幼少期に遊んだ『ガメラ2000』は結局ラストステージには辿り着けなかったし、大人になって触れたシューティングゲームといえば『ベヨネッタ』『ニーア・オートマタ』の途中に挟まれるシューティングパートくらいのもので、ニコニコ動画全盛期と第二次性徴期が重なりながらも『東方』を通らなかった私は、

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アクションの手触りって、大事よね。『LOST EPIC』

アクションの手触りって、大事よね。『LOST EPIC』

 アクションゲームを気に入る決め手は人の数だけ存在するとして、私にとってのそれは「手触りの良さ」である。キャラクターを動かすだけで楽しいか、操作のレスポンスにストレスがないか、こちらの攻撃や被弾に手応えを感じられるか。当たり前のように思えるかもしれないが、案外この手の感覚を蔑ろにするタイトルを見かけるし、個人の感覚ゆえに万人に共通するものではないにせよ、AAA級タイトルであろうがここを外されると個

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『ASTRAL CHAIN』とは結婚まで行けると思う。束縛がキツいけど。

『ASTRAL CHAIN』とは結婚まで行けると思う。束縛がキツいけど。

 昨年の秋、ぼくは一人の女性とお別れをした。彼女の名前は『ベヨネッタ3』という。

 別れた理由は、ぼくにある。彼女は実に貪欲で、新しいことも面白いことも全部やろう!というポジティブさを保ち続けているのに対し、ぼくは彼女のサービス精神のようなものについていけなくなっていた。いつまでも前作のままじゃいられない!と、新しいドレスを着こんで舞踏会に旅立っていく彼女に対して、「そのままでいいよ」と相手を気

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