つむぎ

アラサー♀︎社会人/双極性障害/AC/日々の悩みや気づきを綴ります

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記事一覧

双極性障害との戦い(4)

私は幸運な事に信頼できるドクター(おじいちゃん先生)と出会えた。 だが、私の症状に回復の兆しは全く見えなかった。 両親も疲弊していった。 ある日、ひどく奇声を出して…

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2週間前
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双極性障害との戦い(3)

6月、私は運命の人(ドクター)との出会いを果たす。 建物はお世辞にも綺麗とは言えない小さな病院。短いえんぴつで問診票を書く。診察室にはどこにでもいそうなおじさんが…

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1か月前
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双極性障害との戦い(2)

指定された診察日を迎えた。 医者より目線が下になるソファーに座らさせられた事を今でも覚えている。淡々と事情を訊かれる。頭の中は空っぽなのか飽和状態なのか分からな…

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1か月前
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双極性障害との戦い(1)

ハタチの私は新しいキャンパスに胸を踊らせていた。 元々4年制大学志望だったが学力的に叶わなかった。私立という選択肢はなかった。公立の短期大学入学後、4年制大学の…

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1か月前
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双極性障害との戦い(4)

双極性障害との戦い(4)

私は幸運な事に信頼できるドクター(おじいちゃん先生)と出会えた。

だが、私の症状に回復の兆しは全く見えなかった。
両親も疲弊していった。
ある日、ひどく奇声を出して大暴れした。鎮静剤の入った注射を無理矢理打たれた。だが効果はない。病院で3時間以上は「死にたい!生きていたくない!」と叫び、暴れ続けていたと思う。

おじいちゃん先生は一瞬悲しい顔をした。
「入院させる。お母さん、お父さんに連絡して。

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双極性障害との戦い(3)

双極性障害との戦い(3)

6月、私は運命の人(ドクター)との出会いを果たす。

建物はお世辞にも綺麗とは言えない小さな病院。短いえんぴつで問診票を書く。診察室にはどこにでもいそうなおじさんが座っていた。だが、私は一度話しただけでこの人に治してもらいたいと思ったのである。理想の父親のような安心感があったからではないだろうか。

実家から車で15分。予約不要で駆込み診察可能。待ち時間は1~2時間が当たり前。喜べないが大繁盛の精

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双極性障害との戦い(2)

双極性障害との戦い(2)

指定された診察日を迎えた。
医者より目線が下になるソファーに座らさせられた事を今でも覚えている。淡々と事情を訊かれる。頭の中は空っぽなのか飽和状態なのか分からない。だが、答えた。薬を出してくれた。ひとり暮らしできる状態ではない。とも忠告を受けた記憶がある。
薬を飲んで見ても効果はみられなかった。親に向かって電話で「死にたい、生きてたくない」と毎日泣き叫ぶ。

リュックひとつ。
誰にも何も告げず、

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双極性障害との戦い(1)

双極性障害との戦い(1)

ハタチの私は新しいキャンパスに胸を踊らせていた。

元々4年制大学志望だったが学力的に叶わなかった。私立という選択肢はなかった。公立の短期大学入学後、4年制大学の編入試験を受けた。無事、国立大学の工学部建築学科に合格。ここまでの道のりは順調すぎた。

引越しを済ませて新しい土地でのひとり暮らしがスタート。資料に目を通し準備を進めた。初めの編入学生対象のオリエンテーションで仲間の輪にも入ることもで

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