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朝比奈ケイスケ
2020年7月12日 17:36
ジーンズの股部分が破れた。そのことに気付いたのは一昨日の会議中でその姿で仕事していたのかと思ったら溢れ出す羞恥心。(まぁ誰も見ちゃいないから、自意識過剰なのですが)このジーンズを履き始めたのは確か高校時代でざっくりと計算して15年間の付き合いになる。高価なものではない、ユニクロで買ったやつだ。過去への執着でも思い出のあるものでもなかった。だた、そこにあったから履いていたのが本音。
2020年6月8日 00:25
ドラマ「拝啓、父上様」に出てくる梅宮辰夫や奥田瑛二のような余裕のある渋い大人に憧れている。 でもそういう憧れを見直すときは大抵、情緒不安定だ。なぜなら現状ではなく、未来の姿をぼんやりと想起しているからだ。本来ならば、ゴール地点を設定したら、スモールステップを考える。それが正しい筋道だと思う。けれど、憧れの姿だけを追いかけている。これは良くないサインだ。 情緒不安定。これに関しては、今に始ま
2020年4月19日 20:44
変な方向に跳ねた寝癖と無精ひげを蓄えた風貌で、コーヒーを飲みながら、タバコを吸って、読書に勤しむ。お気に入りのバーに置いてあるような椅子に座り、HIPHOP流す休日を過ごしていると、断捨離的なことを考え始める自分に気付いてしまう。 何が必要で、何が不必要なのか。 考えなくても良いことを考えてしまう程度に、余裕ができた頭の中を俯瞰しながら、部屋に差し込む日差しを眺めている。暇。その一言で回収で
2019年12月3日 00:09
仕事帰り、ロードバイクに乗りながらぼんやりと考え事をしていた。「何故、小説を書いているのか?」誰かにこの問いをされた時にボクはまっすぐな返答ができないことに背を向けず、直視することにしてみた。「30歳までに人生の方向性を決める」竹内真氏の「風に桜の舞う道で」という名作青春小説の一節に感化されて公言していたけれども10年という時間を漠然と過ごして気付けば30歳になっていた。本
2019年2月17日 23:44
世界一美しい風景はキャッチャーマスクから見えるグランウンドであることを16歳の夏、僕は知った。あれから十数年の月日が流れてもあの時抱いた感動を覆す風景に出会っていない。おかしな話だなとは思う。感情が乏しいのか。単なる野球バカなのか。真意は僕にも分からない。でも、僕は未だに野球に魅了され自らの意志でマスクをかぶり小高い山に立つ投手が放る白球をミットを構えて待っている。
2019年1月24日 22:27
久し振りに見た写真に僕はいない。当たり前だ、シャッターを切ったのは誰でもない僕なのだから。そして、実感する。シャッターを押す瞬間僕は写真を撮るという行為と共に記憶装置としての役割として存在を保持していたということを。noteで連載していた青春小説「ハイライト」の主人公のように僕は常に誰かの姿を切り取ってきた。それは自分に自信が無くて椅子取りゲームの要領で自分の居場所みた
2019年1月19日 18:55
今年で平成が終わる。個人的には20代も終わる。社会規範で論じれば子供の頃、遠かったはずの大人として生きていることになる。実感は湧かないけれども。六連勤を終えての休日は何とも言えない夢で目覚めてひどく気分が悪いスタートだった。疲れているのか或いは無意識が何かを訴えているのかそんなことは当事者にだって分からないけれど、空は青空だった。今日はセンター試験だとか全く無縁のイベ
2019年1月14日 22:38
今日は成人の日。去年或いは今年の3月までに二十歳になる世代は地域のホールや体育館に集められ大規模な同窓会を行ない夜には飲み屋で騒ぐことが認められているような日だ。学生が多く住むアパートの一角にある僕の部屋は、いつにも増して静かだ。みな、地元にでも戻っているのだろう。静かな夜は貴重で、素晴らしい。今年も逮捕者が出たニュースもあるようで新成人のバイタリティーが少しばかり羨まし
2018年12月8日 23:58
勤労は教育と納税と並ぶ国民の三大義務だ。そんなことを知ったのは、小学校か中学の社会の授業だ。その時は別に気にも留めなかったけれども最近、なぜ働くのかを考えている。かなり身近な人間が、いわゆる社会規範から外れながらも自分のやりたことをやっているからだろうか。理由は、雨の日の山道みたいに霧がかった不透明さはあるけれども考えているという事実は確か。個人的に働くということは高校三年の夏か