おむすび権米衛の企業姿勢に共感したので

【183むすび】おむすびの権米衛(青山) 紀州南高梅

おむすび権米衛。チェーン店だからいつでも食べられると思って、これまでリポートしてこなかった。
でも、食べてみてびっくり！美味しくて大きくて、お洒落!

実は、このおむすびの特長は、企業としての姿勢がカタチとなって現れたものらしいのだ。

青山にあるおむすび権米衛。
ファーマーズキッチンという名前がついていた。
これが、何かわからなかったので、ホームページで調べてみることにした。

美味しさを提供するために、ご飯には3つの原則がある。
1.精米したて　
2.炊きたて　
3.むすびたて

これを、作り方のこだわりとしてではなく、原則として、各店舗で守っているというのが素晴らしい。

また、おむすびに使用する全ての食材に「保存料、合成着色料」を一切使用していないというのも凄い。
通常、おむすびの食材は、つくだ煮や漬け物みたいなものや瓶詰や缶詰になるようなものが多く、どうしても保存料などが使われることが多い。
でも、権米衛。では、それを一切使わないと宣言しているのだ。

むた、契約農家の方が見えて、どこの店舗でどの地域のどの農家のお米を使っているのかがわかる。
トレサビリティがしっかりしているのは、本当に安心できる。

この権米衛の凄いところは、オープン当初から、農家からの買い上げ価格を相場よりかなり高い価格で行っていることだ。米の相場に影響されることなく安心して米作りができることは、農家にとっても高いモチベーションになる。

一方、年５回、社員が契約農家のお米で塩むすびを作ってブラインドの食べ比べを行い、味、香り、甘さ、外観などをチェックして順位をつけ、年間トータル順位が3年連続で最下位だった農家は契約終了というルールもある。品質を守るためのチェック体制もしっかりしているということだ。

しかも、この青山店は、無化学、無農薬のお米を使っている3店舗の中の一つということらしい。
これは、ラッキーだ。

他にも日本の食に対しての企業姿勢は素晴らしいものがある。また、機会があれば紹介していきたいと思う。

(参加にした記事)

「おむすび権米衛」のおむすびが大きいワケ【前編】

ずらりと美味しそうなおむすびが並ぶショーケース。
紀州南高梅　150円を選択。

重心が低めのどっしり山型。
やはり大きい。コンビニのおむすびの1.5倍のごはんをふんわり結んでだら、こんなに大きくなったらしい。

この大きさも権兵衛のこだわり。日本のお米の流通量を増やしたいからとのこと。

無農薬、無化学のお米と具を使っていて、これだけ大きくて、炊きたてむすびたてで税込150円！
最近のコンビニおむすびが小さくなってきていて、価格も上がっていることを考えると、ただただ凄い。

口の中で、ふんわりほどけていく贅沢。
梅干しも酸味だけでなく、しっかりと旨味がある。
ああ、幸せ。

どうやら、おむすび権米衛のファンになったようだ。

皆さんも近くにあったら、ぜひ食べてみて欲しい。

ご馳走たまでした！

1000日間で1000のおむすびを食す男｜ハスつか｜note

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