どんぶり一杯分の巨大ローストビーフむすび

【21】かむげん(秋葉原)ローストビーフめし
おむすびの常識を考え直す時が来たのかもしれない。かのシャーロックホームズならそう言っただろう。
ローストビーフ丼が巷で増殖している。男子でも女子でもガッツリいけるし、見た目も映える。お洒落なカフェとかでも、ランチの看板メニューになってたりする。
では、このローストビーフ丼をそのままおむすびにしたら、どうなっちゃうのだろう。

実は、これをやってのけたお店があるのだ。
しかも、どんぶりのボリュームそのままに。

そのお店は、秋葉原駅からほど近い、ガンダムカフェやAKB48カフェの近くにあった。

お店の名前は、かむげん。

ローストビーフめし、鯛と桜えびめし、海老のアヒージョめしなど、興味をそそられるおむすび達が店頭に並んでいる。

しかしながら、デカイ！
どんぶり飯一杯分と謳っているだけあって、とにかくデカイ！
カラフルな巨大おむすび達。思わず、ボーリング場でボールを選んでいるかと、錯覚してしまうほどだ。

ソフトボール大くらいの大きさはある。
大人でも1個で満腹になりそうだ。
それならば、1番人気のローストビーフめしをチョイス！

ズドン。メガトン級の破壊力。
おむすびにはお茶が合う。これが普通だ。
しかしこのキャラ立ちとド迫力に合わせるとなると少し考えてしまう。

実は、ローストビーフはイギリスが発祥。そこで、ドリンクにはイギリス人が開発した炭酸 WILKINSONを選択。
おむすび用に以前購入したペーパーナプキンと合わせてみる。
なんだか、イギリス感が増してきた🇬🇧🇬🇧🇬🇧

ラップを外すと、RPGのボスキャラのような肉玉が現れた。どこから食べたらいいのか!
突破口が見つからないので、とりあえずガブリつくことに。

何か前歯に弾力を感じる。
そう、中から、煮玉子が丸々出てきたのだ。
玉子好きにはたまらない演出！

ご飯は、生姜と黒胡椒の効いたスパイシーな味つけ。そこに薄切りのローストビーフとまんまる煮玉子。
これまでのおむすびの概念が変わっていくのを感じられる。

これは、うまい！

シャーロックホームズは、食にこだわりを持っていなかったのは有名な話だ。しかし、その彼が愛した料理はあった。
それはローストビーフ。
(シャーロックホームズの好物はローストビーフ)

このおむすびで、彼と助手のワトソン君のビックリする顔が見られそうだ。

ご馳走たまでした！

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