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忘れられない人

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大学の頃に付き合っていた自殺した彼女との話
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記事一覧

忘れられない人⑬

警察署からアパートに帰った。部屋には奈美の痕跡が至る所にあってそれを見るだけで辛かった。…

りこぴん
4か月前
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忘れられない人⑫

最後の日について書かないといけない。 奈美はその日、弟が退院するから午前中の授業が終わっ…

りこぴん
4か月前
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忘れられない人⑪

奈美は就活に熱心に取り組んでいた。恋人だという贔屓目を除いても、あれだけ優秀ならすぐに内…

りこぴん
4か月前

忘れられない人⑩

しばらくすると、奈美の就職活動が本格化してきてOB訪問とか企業説明会が始まる頃になった。 …

りこぴん
4か月前

忘れられない人⑨

当時二人でどんな事をして過ごして、どんな話をしていたのかはほとんど忘れてしまった。たぶん…

りこぴん
4か月前
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忘れられない人⑧

初めて奈美と飲んだ日から、出勤が重なる日は必ず店が終わってから落ち合うようになった。 コ…

りこぴん
4か月前
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忘れられない人⑦

初めて飲みにいったのは二人が働いている店から少し離れた駅の中華料理屋にだった。若い中国人がやっていて小籠包と刀削麺が人気の店だった。 改めて自己紹介した。ナナが源氏名で奈美が本名だったこと初めて知った。中々、奈美と呼ぶのが難しくてナナと何度も間違って呼んでしまう。僕が照れて笑っていると、奈美も釣られて笑った。 それから、自分が興味があること二人で話した。映画や小説、音楽の話。 興味があるものが似ていた。 そして、何よりも奈美の小説に関する知識や読解力の深さに驚いた。僕

忘れられない人⑥

家についてもう3時を過ぎてたと思う。 連絡は明日にしようと思った。弁当を食べてシャワーを…

りこぴん
5か月前
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忘れられない人⑤

ここまで書いて不思議と次が書けなくなった。 ある小説に『大切な人を失った瞬間から二人の楽…

りこぴん
5か月前
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忘れられない人④

翌日17時にセクキャバの店長と面接することになった。比嘉がスーツを着てこいというので、祖…

りこぴん
5か月前
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忘れられない人③

とにかく生活費を稼がないといけない。 僕は、ほとんど学校に行く必要がなく時間は無限にあっ…

りこぴん
5か月前
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忘れられない人②

当時のことは記憶の奥の奥の方にしまい込んだ。 付き合っていた彼女が自殺したことは、つい最…

りこぴん
5か月前
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忘れられない人①

大学生の頃。 とても大好きだった彼女が自殺した。 携帯の留守電に『大好きだよ、ごめん』っ…

りこぴん
5か月前
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