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授業は繰り返し、繰り返し、繰り返す

授業は繰り返しが基本です

同じ説明を繰り返します

たった一回の授業で
たった一回の演習で
たった一回の出会いで

未来永劫、みたいな記憶にはならないですよ

たぶん、世の先生のほとんどはわかってるんだと思いますが、

残念なことに一回の授業のみで
次に出た時に生徒が“???”ってなると
烈火の如く怒りだす先生いるよね

なんで?って思いますけど。

そんな素敵に完璧な人間はいないので

授業は、説明は、繰り返し、繰り返し、なのです。

1年生にも、2年生にも、3年生にも
同じことを繰り返します

勤務校はオンライン英会話も授業に取り入れているし
生徒は英検やらGTECやらTEAPの受験に取り組みますし
多くの生徒が一般受験で大学進学を考えています

その生徒が高校から次のステップへ進む正念場の時に間に合えばいいんです

1年生の9月に関係詞を教えました、
一回限りの授業ですが、完璧にやり切った授業となりました、
説明を生徒は聞いてました
だからそこから先ずーっと完璧に覚えていて
そこから先ずーっと使いこなせるんだ

そんなわけねーだろ

なので、
生徒の正念場に間に合え!って祈りを込めながら
毎回同じ説明を繰り返すのです

ひたすら関係詞whatを繰り返すんです
ひたすら接続詞asを繰り返すんです
ひたすら接続詞becauseを繰り返すんです

3年間繰り返すんです

いつの間にか生徒に染み込んで
またこの説明?となったら
また繰り返します

だって、パッと忘れますからね

繰り返す前提で説明をコンパクトにシンプルにまとめるんです

繰り返す前提だから、説明する項目は絞るんです

本当に授業は難しい

いまだにうまくいかない、ことが多い

やっと授業って…とわかり始めた気がする、くらいのレベルです

明日からも謙虚に授業に励みます。

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