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どうりで世界は平和である

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夏なんで不思議な話

夏なんで不思議な話

小学生の頃住んでいたアパート
子ども部屋は引き戸だったんですよ

で、夜中にふと目が覚めたら
なんか部屋が赤々してて
豆電球の明るさよりも明るいけど
明るいけど赤い、みたいな

なんとなく横向いて引き戸の方に視線を向けたら
引き戸が少し開いてたのね

あれ?開けて寝たっけ?って思った時に気づいたのよ
引き戸の隙間から

女の人が覗いてたのよ

じーっと、こっちを見てたの。

目が合った瞬間に金縛り

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黄色い本は地雷である

黄色い本は地雷である

本屋は楽しい
素敵な本に出会える

仕事の本も趣味の本も
絶対読まないよなって本のコーナーも

どこも楽しい

でも、ここには地雷が潜んでいる

表紙が黄色い本は地雷だ

黄色い表紙の本は目を引く
そして、5割増くらいで魅力的に見える

買いたくなる

で、買うじゃん

かなりの確率で地雷

内容が面白くないわけじゃないのです

なんか、

薄いんです

ページ数に対しての
実りの少なさ

でも、

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雨と猫

雨と猫

今日も雨
しとしとと雨

水溜りにポツポツと雨姿

向かいの家の窓には猫

最近はよく窓から遠くを眺めている

誰かを待っているのか
じーっと佇んでいる

昼も相変わらず雨
相変わらずパツパツと水溜り

雨でゆっくりできたのか
雨で何もかもやる気がなくなったからか
非常にゆったり時間が過ぎる

夕方頃
雨は上がって空が明るい

憎たらしいほどの入道雲
ふと気づく

彩雲

虹が雲につかまっている

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渋滞と日常と

決まって混んでいる道がある

決まって混んでいる、のだ

決まって混んでいるのなら、通らなければよい
というわけだが、
いつも混んでいる

混んでいる道は混んでいる道で利点がある

なんとなく、車を走らせていると
あれやこれや考えが溢れてくる

なにかやりわすれたことだったり、
誰かに何か伝えなきゃいけないことだったり
家帰ってから何しなくてはいけないかだったり

あれやこれやが溢れてくる

どう

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