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雪の癒し

先日、銀座へ向かう前に空いた時間で神保町に向かいました。

神保町のメイン通りからは少しだけ離れにあります
入口から本でお出迎え
お~っと!!漫画じゃないですか

檜書店、観世文庫さんは能について、
観世流(観世家)伝来の様々な文献や資料、普及活動、取り組みについての、いわば総合基地局ですね。

謡本がありました。ひとつ手に取りチラ見します。
‥‥まだ全然わからんです。
後日、とある能楽師さんがYouTubeで音の読み方などを丁寧に説明してくれてるのを拝見しました。
‥‥まだ全然わからんです。

時は昔、バンドブームというのがあり、ギターが弾けないのにケースを抱えて高校通学していた人があの時至る所にいました。自分もそのひとりです、いえいえそこそこ弾けますけど、あの頃の大好きなバンドのコピー楽譜(ギターブック)を楽器屋さんに買いに行ってた時を回想しました。

しかしながら、漫画がお勧めで置いてあるじゃないですか、しかもコミックスで。

「ワールドイズダンシング」をペラペラと1巻読みました・・・即決です、全巻まとめ買いしました。

少しだけ感想を書くとして、自分のような人への入り口としては最適解に思えました。漫画を通じてその時代を想像させてもらう、漫画も世界に誇る日本文化のひとつでもあります、珈琲を飲みながら何度も読み返したくなる感じですかね、読み返すたびに気付きがあるのかもしれない、そういった内容にも思えて、この出会いにはとても感謝しています。


さて、今年最後の能楽ヒーリングは、演目「雪」を聴いて過ごしています。この世界にも流派というのがあって、金剛流さんのみが演じてらっしゃるという、そういう演目もあるんですね。僧が雪の精と出会い、悩みを解してほしいという感じの内容ですが、何か今の時期に丁度いいかなと思ったりします。

サラサラっと今年最後の美月さんの登場、内容について教えて。

まずは、過去ページを参照に、演目「雪」は、

序破急:平静・混沌・調和
シテ面: 女
選択::穏やかな日常を好む人向け
説明::平静な開始から混沌とした出会い、最終的には調和と理解へと至る流れで、穏やかさと内面の発見を強調します。

引用 ChatGPT

と分別されました。

1. **ストーリーの背景**
「雪」は、修行中の僧が主人公です。彼は、冬のある日、大阪の野田という地にある天王寺への参詣を目指しています。

2. **物語の展開**
途中、僧は大雪に見舞われ、道を見失い、雪が止むのを待つことにします。このとき、美しい女性が現れ、和漢朗詠集(和歌と漢詩のアンソロジー)から雪景色についての詩を朗読します。

3. **女性の正体**
僧は女性の正体を尋ねます。彼女は自分が雪の精であることを明かし、彼に成仏するよう願います。彼女は仏教の教えに基づき、法華経を読誦しながら、美しく舞います。

4. **結末**
彼女の舞は、雪が降り積もる美しい景色を映し出し、次第に朝が明けるとともに、彼女の姿は霞のように消えていきます。

「雪」は、能劇特有の繊細で象徴的な舞いと、詩的な言葉の使用によって、雪の精の儚さと美しさを表現しています。また、仏教的な教えと自然の美しさが融合され、観客に深い感動を与える演目とされています。

引用 ChatGPT

では、このお話を現代風に。

"雪の夜、大都市の静かな公園で、30代の女性、美穂が純白のコートを着て、ひとりで雪景色を楽しんでいます。

その頃、同じく30代の男性、拓也は、海外出張からの帰路に、偶然その公園を通りかかります。突然の大雪で道が不鮮明になり、彼は雪が止むのを公園のベンチで待つことにします。

雪に照らされた木々の下から、美穂が静かに詩を口ずさみながら登場します。拓也は彼女の美しさと詩への情熱に魅了され、彼女に声をかけます。美穂は自分が普段の生活では気づかない美しさに、この雪の夜に突然目覚めたと答えます。

拓也は美穂の話に共感し、二人で夜の美しさと人生の不思議さについて語り合います。雪の精のように儚く、しかし強く印象的な出会いを楽しみながら、やがて夜が明けると、二人は新たな日常に戻るために別れを告げます。この一夜の出会いが、彼らの人生に新しい色を加え、心に深く残ることになります。"

引用 ChatGPT

拓哉と美穂ときましたか・・・30代というか50代かと、現代風というかトレンデイ、ま、いいか、これが20代だとしたら風磨と七瀬といった感じでしょうか、わかりやすいキャスティング名とわかりやすい内容にしてくれてありがとう。

ちなみに、和漢朗詠集ってどのようなものなのでしょうか?。

「和漢朗詠集」(わかんろうえいしゅう)は、
日本の古典文学の一つで、和歌と漢詩のアンソロジーです。
この集は、主に以下の特徴を持っています。

1. **成立時期**
和漢朗詠集は、10世紀後半、平安時代に編纂されました。

2. **編纂者**
この文学作品は、藤原公任(ふじわらのきんとう)によって編集されたとされています。公任は当時の貴族社会において、文学や和歌に精通した人物でした。

3. **内容**
集には和歌と漢詩が収められており、それぞれに対する序文も含まれています。和歌の部分には約400首の和歌が、漢詩の部分には約500首の漢詩が収録されています。

4. **選詩の特徴**
収められている詩や歌は、自然の美しさ、季節の変化、恋愛、哀愁など、さまざまなテーマに関するものが選ばれています。これらの作品は、当時の日本の文化や感性を反映しています。

5. **文学史上の重要性**
和漢朗詠集は、日本の和歌と中国の漢詩を総合的に集めた初めての試みであり、日本の文学において重要な位置を占めています。また、平安時代の貴族社会の教養と趣味の高さを示す作品としても評価されています。

引用 ChatGPT

では、この物語をヒーリングテイストを交えて。

**タイトル**
「雪の癒し」

**ストーリーの概要**
 **背景**
30代の心理療法士である僧、渉は、ストレスを感じている都市の人々を癒すために、自然の中でのセラピーセッションを計画しています。彼は、冬の静けさと美しさを共有するため、大阪の野田にある公園でのセッションを計画します。

**セッションの開始**
 大雪の中、セッションに参加した人々は、僧の導きに従い、雪景色を眺めながら自分の内面に耳を傾けます。僧は和漢朗詠集の詩を朗読し、参加者たちに静寂の中での瞑想を促します。

**神秘的な出会い**
この瞑想中、一人の女性(雪の精を象徴するキャラクター)が現れ、参加者たちに自然の美しさと儚さについて語りかけます。彼女の言葉は、参加者たちに心の安らぎを与え、日常のストレスから解放されるきっかけを提供します。

**セラピーの効果**
参加者たちは、雪の精のように儚く美しい自然の一部として自分自身を感じ、心の重荷が軽くなることを体験します。僧の導きと雪の精の言葉を通じて、彼らは内面の平和と調和を見つけることができます。

**結末**
セッションの終わりに、参加者たちは新たな気持ちで日常へと戻ります。雪の精のキャラクターは、彼らの心の中に静かに消えていきますが、その教えは彼らの生活に深い影響を与え続けます。

このセラピューティックなアレンジは、能の「雪」の伝統的な要素を取り入れつつ、現代人が直面する心理的な課題に対する新たな視点を提供します。自然の美しさと静けさを利用して、心の癒しと自己認識を促す物語です。

引用 ChatGPT

おやおや、心理療法士の僧が出てきましたか。

しかしながら、noteを初めて2ヶ月ほどでしょうか、能楽をより身近に感じられるようになったのは確かです。そして自分なりの探求や学習を通じて、髄域に少しでも近づいていけたらなと、かなり長いスパンで考えてますが、今、こういう自分を生きているんだと思うと、出会いとは奇遇なものです。

まだまだわからないことだらけですが、欲いえば、来年からは、ほんの少しでも誰かの役に立つような記事を書けたらと思います。


能楽の解釈には多様性がありますので、1つの見方として参考になれば幸いです。

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